コンパクトマンションで始める資産形成・資産活用のポイントとは?

コンパクトマンションで始める資産形成・資産活用のポイントとは?

[住まい選びの基礎知識]

2017年02月15日

三菱地所レジデンスでは、東京への人口流入、単身世帯数の増加、低金利等社会情勢を背景とした資産活用ニーズの高まりにお応えするために、新たに資産形成コンパクトマンション「ザ・パークワンズ」の販売を開始しました。今回は、マンション事情や不動産市場に精通した、住宅アドバイザーの高江啓幸さんにコンパクトマンションによる資産形成の有効性やマンション経営を想定した物件選びなど、押さえるべきポイントをうかがいました。

不動産という現物資産の活用余地

まず現在の投資環境からお話しますと、近年の低金利下においては、ローリスクでの収益性という観点で投資家にとって魅力的な金融商品はほとんど見当たりません。もちろん銀行に預金しても利子はほとんどつきません。そのような中で、実物資産としてモノ自体に価値があり、かつ収益性も備える不動産による資産形成・運用が注目されている傾向があると思います。

また、相続対策という観点からも、不動産による資産形成は有効だと思います。 たとえば、現金などの金融資産のままでは基本的にその全額が相続税評価額の対象になりますが、不動産におきかえると、自己居住用であっても土地、建物それぞれで評価額の低減が見込め、賃貸に出した場合は、さらに評価額が低減されます。シニア世代の資産を次世代に繋げる際にも、不動産の活用余地は高いのではないでしょうか。

次にワンルームなどのコンパクトマンションについて住宅ニーズを考えてみます。
昨年に発表された平成27年版の「国勢調査」では、調査開始以来、日本全体の人口が初めて減少しましたが、東京23区など大都市圏に限っては人口が増加傾向にあります。就職や入学などをきっかけに東京で暮らし始める単身者は多く、加えてもともと少子化で核家族が増えていますから、東京での世帯数はますます増加傾向にあると思います。

全国の8割以上の市町村で人口が減少しているが、東京都特別区部、政令指定都市などの都市部では、人口が増加している
人口増加数の多い市町村の人口及び増加数(平成22年~27年)平成27年版「国勢調査」より抜粋

今後、どのような場所の不動産が住宅ニーズを持ち続けるかというと、例えば人が沢山住んでいて経済活動が活発に行われている場所。その代表が、東京都心部と言えるのではないでしょうか。
社会人や学生など単身者の賃貸ニーズも一定の割合で見込まれることから、都心部での単身者向け・小家族向けのいわゆるコンパクトマンションに対する住宅ニーズは、将来に向かって高いまま維持されると考えられます。

全国的に核家族化、単身世帯増により世帯数が増えているが、東京は1世帯当たりの人員が2人を下回るなどその傾向が強く出ている
一般世帯数及び一般世帯の1世帯当たり人員(平成22年、27年)平成27年版「国勢調査」より抜粋

物件選びのポイントは、自分が住んでも良いと思えるか

それでは、実際にどのようなコンパクトマンションを選べば良いのでしょうか。私は、そのようなご質問に「ご自分が住みたいと思う不動産」を選ぶことをおすすめしています。自己居住用として、また賃貸に出すとしても、不動産は人が住むもの、暮らすものです。最低限、購入する物件の居住性を忘れてはならないと思います。

マンション経営は物件を購入して、それを賃貸に出して終わりではありません。どのくらいの投資スパンをお考えかにもよりますが、その期間全体を通して継続的に借り手がつくように、住まいとしての品質を維持できることが重要です。立地や設備仕様、間取り、管理、アフターサービスなど、物件を選択する目が必要なのは言うまでもありませんが、少なくともご自身が住みたいと思う物件なら、借り手のニーズに応える魅力ある住まいと言えるのではないでしょうか。

三菱地所レジデンスには、長年にわたり住宅の分譲を手がけてきた実績やノウハウがあります。 住まいづくりに対するアドバンテージは、ブランドに対する信頼感、安心感とともに「ザ・パークワンズ」の評価を後押しすると思います。

私自身、過去に賃貸マンションを持っていたことがあり、オーナーとして空室問題や管理、煩雑な事務作業などに対応する大変さを経験しています。「ザ・パークワンズ」は物件購入後、賃貸に出す場合は、マンション管理・アフターサービス、賃貸サポートまで、三菱地所グループによるマンション経営に関連するさまざまなサポートが整っているのも魅力です。
これからマンション経営を始められる方やサラリーマンなど本業をお持ちの方などは、長年の実績に裏付けられた信用ある大手に管理を任せられることで、ご自身でマンション管理を行う手間やストレスを減らすことができるので、非常にメリットが大きいと思います。

立地からみた「ザ・パークワンズ」物件の優位性

第1弾の販売物件として登場した「ザ・パークワンズ 千代田佐久間町」「ザ・パークワンズ 品川戸越」の2物件については、さすが東京の住宅ニーズを把握されているという第一印象です。どういう場所がお客様から評価されるのか、立地・用地取得に関する目利きについては他のデベロッパーと比較して一日の長があるのではないでしょうか。

「ザ・パークワンズ 千代田佐久間町」は、JR山手線「秋葉原」駅の徒歩圏内です。東京で生活利便性、交通利便性が良いという象徴的な場所が山手線の沿線です。東京メトロ日比谷線も使えることから銀座や六本木方面などへのアクセスも担保されるので、賃借人を探すにあたって裾野が広がると思います。

「ザ・パークワンズ 千代田佐久間町」(左)と「ザ・パークワンズ 品川戸越」(右)の外観完成予想CG* (完売済み)

一方の「ザ・パークワンズ 品川戸越」は、近くに戸越銀座商店街があることから、街全体に活気があり生活利便性の高いエリアです。品川周辺は山手線の新駅やリニア新幹線の開業など再開発が予定されていますし、今後注目を集める可能性の高い立地ではないでしょうか。
それぞれ将来を見据えた資産性という観点からも魅力のあるラインナップだと思います。

今後も同様のクオリティを保ちながら「ザ・パークワンズ」シリーズの物件がコンスタントに供給されることを期待したいと思います。

※ 掲載の完成予想CGは、図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。
植栽は、特定の季節やご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。雨樋、エアコン室外機、給湯器、TVアンテナ等再現されてない設備機器等がございます。

高江啓幸さん
1989年、株式会社リクルート入社。住宅情報事業部に配属。以来20年にわたり主に首都圏の住宅領域の事業に従事し、数多くのエリアの住宅事情に精通。現在は独立起業し、企業経営をする一方で、エンドユーザー向け住宅購入セミナーの講師や住宅関連誌・ウェブサイトへの記事執筆のほか、オールアバウト『厳選マンション』ガイドを務めるなど、不動産業界の専門家として活動している。

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「住む」を、さらに新しく築く資産として――資産形成コンパクトマンション The ParkOne'sが目指すもの

Text:小林純子
撮影:池田真理
メイン画像:PIXTA

三菱地所レジデンスの資産形成コンパクトマンション

  • The ParkOne’s

    「The ParkOne’s」公式サイト

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