ザ・パークハウス ストーリー ~込められた想いと物語~ザ・パークハウス 石神井町6丁目
2014年11月12日
薄桃色の桜、爽やかな新緑、深まる紅葉、芽吹きを待つ枝・・・。
石神井池の水面には、美しい四季の移ろいが映し出されます。
「ザ・パークハウス 石神井町6丁目」が佇むのは、石神井池を望むなだらかな傾斜地の最前列。
この豊かな景観にふさわしい住まいであってほしい。
そんな想いを込めた「ザ・パークハウス 石神井町6丁目」をご紹介します。
自然素材を使った、街に溶け込む外観
周囲の自然にしっくり調和するよう、街に圧迫感を与えるような過度な装飾を避け、自然素材をできるかぎり使用。また、梁型のないすっきりした外観に仕上げました。両妻側の壁はコンクリート造ではなくコーナーサッシュを用いたことで、建物の存在感をやわらげ、街に一層溶け込む佇まいとなりました。
植栽は花ではなく樹木が中心。石神井池の周りの柳や桜などとの一体感を重視し、武蔵野の雑木林のイメージで植栽計画を立てました。
夜にはやさしい温もりと適度な明るさでライトアップ。建物を美しく際立たせながら、周囲の防犯性も高めています。
自然がモチーフのアートを配したエントランスホール
エントランスホールの壁には天然石を使用。紅葉を描いたアートや、石神井池の水の流れを表現した大きな景石を配し、まるで美術館のようなゆったりした時間が流れる空間をつくりました。
石材には“目地”があり、削る方向によって意匠が大きく異なります。そのため、加工工場で立ち会い、削り方や形状の細部までこだわりました。この景石はガラスを隔てたアウタースペースにて皆さまをお迎えしています。開口サイズと外壁の高さは、プライバシー性を保ちながらも外からの光をたっぷりと取り込めるよう、何度も調整を重ねました。
アプローチ空間には、錆石を壁に、アルゼンチン斑石を床に敷き詰め、池沿いの石畳の道との調和も心がけました。
石神井公園の自然の中にいるような気分になるリビングルーム
全住戸から石神井池が望めるという価値ある立地を最大限に生かすために、梁を出さず、床から天井までの高さのガラス窓をリビングに設置。室内にいながら、石神井公園の豊かな自然の中にいるかのような気分を味わうことができます。
また、このせっかくの景観をぜひキッチンからも眺めていただきたいと考え、開口部を設けたキッチンやカウンターキッチンを備えた間取りを充実させました。調理や家事をしながらでも、石神井池の四季折々の景色を楽しめます。
バルコニーの手摺に用いたレンガ素材の有孔ブロック
開放感とプライバシー性の両立にこだわった結果、バルコニーの手摺に採用したのが、有孔ブロックです。孔のあるブロックを用いることで、室内に適度な開放感と明るさをもたらすと共に、プライバシー性にも配慮しました。
また、足元のブロックは孔を室内側からふさぐことで、安全性と強度を高め、外から見た際のデザインも損なわない工夫を凝らしました。街の自然になじむレンガ素材が、上品な外観に趣を添えています。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
「ザ・パークハウス 石神井町6丁目」は、石神井風致地区内にありながら、最寄り駅から徒歩6分という、希少な条件を備えていました。加えて、石神井池の北側に広がるなだらかな傾斜地の最前列のため、全住戸から石神井池を望めます。「こんなロケーションには二度と巡り合えない」という想いを胸に、商品企画を進めました。
特にこだわったのは、街の自然と調和した住まいにすること。それが、歴史あるこの街を守ることにもつながると考えました。そのため、外観デザインはもちろんのこと、植栽にも気を配りました。また、目の前に広がる石神井池を全住戸のリビングから存分に楽しんでいただけるよう、梁を出さない設計とし、床から天井までのガラス窓を設置しました。
部屋に灯る明かりの数だけ幸せがあり、その幸せを紡ぐ場所を生み出すのが私たちの仕事です。これからも末永く「ザ・パークハウス石神井町6丁目」でお過ごしいただければと願っています。
竣工年月:2012年1月