ザ・パークハウス 所沢

ザ・パークハウス ストーリーザ・パークハウス 所沢

[ザ・パークハウス ストーリー]

「ザ・パークハウス 所沢」は、西武池袋線・西武新宿線の所沢駅から徒歩5分という立地にあります。また、周辺には2012年にオープンした商業施設「Emio所沢」をはじめ、商店街や公共施設も充実しています。
このマンションが建つ所沢駅西口の日東地区は、狭小道路に木造住宅が密集した状態が長年続いていました。
ここに様々な課題を克服し、工夫を凝らした集合住宅を建てることで、街は活気を取り戻しつつあります。地域を活性化することに貢献した、「ザ・パークハウス 所沢」をご紹介します。

何度も頓挫した再開発計画に挑む

何度も頓挫した再開発計画に挑む

日東地区は狭小道路が多く、木造住宅が密集するエリアでした。防災面でも問題を抱えていたため、昭和40年代から何度も再開発の計画が浮上しましたが、テナント候補の撤退などによって計画は頓挫していました。

しかし、この地域にお住まいの方も行政も、この地区をいまの時代に合った街にしたいという思いを持ち続けていたのです。
そこで三菱地所レジデンスは、近隣の商店街との共存共栄を図り、地域に開かれたコミュニティを作るような集合住宅というコンセプトを提案し再開発がスタート。

これまでスムーズに進まなかった再開発が再始動できた背景には、さまざまな創意工夫がありました。

複雑な敷地形状を逆手にとるアイデア

複雑な敷地形状を逆手にとるアイデア

まず問題となったのが、土地の分割によって敷地が非常に複雑な形状になっていたことです。しかし敷地の一部が商店街に面していることに着目。この特徴を生かしてマンションを計画しました。

そこで生まれたのが、ファルマン通りという商店街に面した出入口から建物のエントランスを離し、このふたつを約30mという長くて緑豊かなアプローチでつなぐアイデアです。このアイデアにより、少し離れた場所にある商店街がマンションの一部に感じられるようになりました。また、マンションにお住まいの方はこのグランドアプローチを通りエントランスへ向かうことで、賑やかな街から静かな住まいへと戻る、ホッとした感覚を味わうことができます。

周辺住民の方から見ると計画開始当初は、商店街の通りの途中にマンションが建つことで、商店街が寸断されるのではないかと懸念されました。そこで商店街と接する入り口周辺のスペースには、マンション建築以前からあった敷石を残し、新たに緑を植えました。
そうすることで敷地は閉鎖的でなくオープンなイメージを与え、周辺住民の方にとっても憩いの空間になりました。

複雑な敷地形状を逆手にとるアイデア

街に溶け込む共同住宅

街に溶け込む共同住宅

街に溶け込む共同住宅

もう一つ課題となったのは、建物をこの地域に溶け込ませることです。「ザ・パークハウス 所沢」は、板状の建物の2棟構成となっています。一般に、タワー状より板状のマンションの方が威圧感があるとされ、しかも2棟構成ということで街の景観になじむかが懸念されました。

そこで、建物の色は武蔵野の大地をイメージしたアースカラーとすることで周囲との調和を図り、落ち着いた雰囲気を表現しました。
また、複雑な敷地形状を逆手にとった長いアプローチは、高層の居住棟を敷地の奥に引き込むことで、通りから見た時の圧迫感を軽減。マンションへの出入りが安全かつスムーズになるように配慮して、自動車や自転車の導線を歩行者と分けた設計としました。

こうした取り組みにより、周辺の住民の方には親近感を抱いていただき、お住まいの方に満足していただける集合住宅が生まれました。

周囲の環境に配慮した新しい工法

周囲の環境に配慮した新しい工法

「ザ・パークハウス 所沢」の開発にあたっては、周辺の環境に配慮することを第一に考えました。そのために、新しい工法や施工法を採用しています。
例えば、作業を効率化し工期の短縮を図るため、工場でタイルや外装材まで施したパネル(ALC板)を採用。
また、足場を組まずに施工する無足場施工も採り入れました。足場に覆われた工事現場は暗くなりがちですが、この施工法なら工事現場は明るくすることができます。商店街の雰囲気を壊さないことを考えた取り組みですが、暗くなるのを防ぐことで、結果的に防犯にも貢献することができました。

このような工夫を凝らした「ザ・パークハウス 所沢」がきっかけとなり、この地域の再開発の機運が高まりました。住まいをつくることはもちろん、街づくりにも貢献することができたのです。

その他の写真

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企画担当からのメッセージ


「ザ・パークハウス 所沢」は、なかなか再開発が進まなかった地域に建てられた、所沢地区としては初めての「ザ・パークハウス」です。
再開発の計画は滞っていましたが、多くの方がこの地域が活性化することを望んでいらっしゃいました。そこでただマンションを建てるだけではなく、敷地の一部が商店街に面していることをうまく活かした設計とすることで、商店街に活気が出るように努めました。
複雑な敷地形状で整った形の建物が建てられなかったことも、「ザ・パークハウス 所沢」の開発のポイントでした。この問題は、出入口と居住棟とを離し、緑豊かなアプローチでつなぐことで、このマンションの個性としました。
デザインでは、周辺の環境と調和するような設計や武蔵野の風土に合わせたアースカラーのカラーリングなど、所沢の街並みに溶け込むマンションづくりを心がけました。
所沢初の「ザ・パークハウス」ということで、より多くの方に「ザ・パークハウス」の上質さを体験していただくために、新しい建築手法などにもチャレンジしました。
「ザ・パークハウス 所沢」は、再開発とエリア初のザ・パークハウスという、二つのチャレンジに成功した思い出深いプロジェクトでした。

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