ザ・パークハウスストーリー

ザ・パークハウス誕生までの物語をご紹介。テーマは、「一生ものに、住む。」そこに込めた住まいづくりの想いをお届けします。

「ザ・パークハウス 荻窪大田黒公園」武蔵野の自然と街の歴史を受け継ぐ端正な“邸苑住宅”

ザ・パークハウス ストーリーザ・パークハウス 荻窪大田黒公園
武蔵野の自然と街の歴史を受け継ぐ端正な“邸苑住宅”

街の雰囲気を創り出す水と緑に恵まれた大田黒公園。周辺には堂々とした門構えの邸宅や建築家による意匠を凝らした家が建ち、閑静な住宅街が形成されています。
アプローチのモミジが大きく枝を広げ、涼しげな影を落とす先に、静かに佇むマンションがあります。武蔵野の自然を愛した知識人たちの精神を継承した“邸苑住宅”。「ザ・パークハウス 荻窪大田黒公園」をご紹介します。

荻窪の邸宅環境を守り受け継ぐ、ゆとりを創出

荻窪の邸宅環境を守り受け継ぐ、ゆとりを創出

東京や新宿からJR中央線直通、武蔵野の面影残る荻窪は、沿線でも良好な住宅街が形成されている街として知られています。駅から徒歩7分の現地は、駅前の賑やかさから一線を画した閑静な住宅街にあります。この辺りは、環境や景観の保全を目的とする「大田黒公園周辺地区 地区計画」および「第一種低層住居専用地域」に指定された端正な街並みが広がるエリア。この街に新しい集合住宅の開発が決まったとき、担当者は何度も現地に足を運び、歴史について調べ、この街に調和するマンションとは、どのような集合住宅なのかを考えました。その中から見えてきたものは、街の景観や環境は住人達に愛され守り継がれているものの、徐々に邸宅環境が失われつつある、ということ。この課題に取り組むべく考え出されたのが、「景観の奥行き」や「庭園のような植栽計画」を盛り込んだ、地域も住人もゆとりが感じられるような住まいでした。

武蔵野の自然を“導く”ランドスケープ

武蔵野の自然を“導く”ランドスケープ

敷地は約1832m2の南北に延びた長方形。周りは庭木が美しい閑静な住宅が取り囲む第一種低層住居専用地域にあります。ここで「景観の奥行き」を創出するために、通常考えられる効率的な配棟をやめて、雁行スタイルにしました。こうすることで、接地道路からエントランスまでのアプローチに余裕を持たせ奥行きを演出しています。
大田黒公園の緑を継承するモミジや豊かな植栽、天然石の石積みが風情溢れる風景を創り出し、木立を抜けるようにエントランスへと導きます。また、石畳や湧水石を置き、近くを流れる善福寺川のイメージも取り込みました。木々や石を照らすライトアップが設置され、夕方になると前庭が印象的に浮かび上がるように演出。奥に控える建物へ続くアプローチはまるで散策路のようです。

武蔵野の自然を“導く”ランドスケープ

動線をクランクさせることにより、前庭からエレベーターホール、各住戸までの動線上は、ラウンジ・中庭・木製ルーバーの仕切り・枯山水を思わせる坪庭と、次々とシーンが変わり、楽しみながら進むことができます。さらに、3・4階はエレベーターを降りると中庭の緑が見えるようエレベーターの向きを工夫するなど、連続して自然に触れ合えるようにしました。
公園や街並みの美しさをそのまま踏襲し、マンションの共用部から専有部へ“導く”ことで、「景観の奥行き」を創っています。

武蔵野の自然を“導く”ランドスケープ

堂々としながらも街や自然に溶け込む“構え”

堂々としながらも街や自然に溶け込む“構え”

建物は公園の緑に溶け込む、木立をイメージした縦の線と、石を積み上げたような積層感を表す横の線を意識したデザイン。街並みと緑を共有し、重層的に奥行きを感じる“構え”となっています。乱貼りにされた石畳から建ち上がるように、テラコッタ素材のルーバーと二丁掛タイルの縦貼り壁面が、端正なファサードを創り出します。建物を引き締めるダークカラーの庇などには、結晶のような模様がでる加工を施し、光が当たるときらめくように演出しました。テラコッタルーバーは、室外機置場を隠す機能的な役割もしています。

随所に盛り込んだ、私邸としての“くつろぎ”

随所に盛り込んだ、私邸としての“くつろぎ”

間接照明が柔らかな光を放つエントランスホールから、一段下がったところに設けられたラウンジ。木立に見立てた木製ルーバーが空間を囲み、風情ある雰囲気を醸し出し、天然石を用いたオブジェに腰掛けながら美しい中庭を見渡すことができます。
敷地内に4ヶ所ある坪庭は、禅寺の庭を思わせる平石置きのシンプルでモダンなデザインに。上部を吹抜けとすることで風と光を取り込み、各住戸に独立性と開放感を与えています。

随所に盛り込んだ、私邸としての“くつろぎ”

専有部に目を向けると、1階の8邸は樹木に囲まれている奥庭のような専用テラス付き住戸。奥行きは約5.7m〜約6m、広さも約20畳〜約24畳あり、もう一つのリビングといった様相を呈しています。さらに、大田黒公園側に向かって緩やかな南傾斜となっているため陽当たりも良いうえに、公道に接していないプライベート性の高さも魅力です。また上階には、大田黒公園や近隣の緑を借景としたバルコニー付き住戸を用意しました。
いずれの空間も、私邸に必要な“くつろぎ”の時を育んでくれます。

「導く」「構え」「くつろぎ」をキーワードに考えられたデザインは、課題であった大田黒公園に代表される邸宅感を復活させ、外に開かれた新しい景観のもと、居住者と地域がともに「空間的な豊かさ」を享受できる集合住宅となりました。

その他の写真

  • エントランスアプローチ(夜景)エントランスアプローチ(夜景)
  • ラウンジラウンジ
  • 2階共用廊下2階共用廊下
  • 館銘板館銘板
  • 外観(北西面)外観(北西面)
  • 外観(北西面)外観(北西面)
  • 外観(北西面:夜景)外観(北西面:夜景)
  • エントランスアプローチ(夕景)エントランスアプローチ(夕景)
  • 外観(北東面)外観(北東面)
  • 風除室風除室
  • エントランスホールエントランスホール
  • メールコーナーメールコーナー
  • 1階共用廊下1階共用廊下
  • 2階共用廊下2階共用廊下
  • エントランス前外構エントランス前外構

  • エントランスアプローチ(夜景)
  • ラウンジ
  • 2階共用廊下
  • 館銘板
  • 外観(北西面)
  • 外観(北西面)
  • 外観(北西面:夜景)
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  • 外観(北東面)
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  • エントランスホール
  • メールコーナー
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  • 2階共用廊下
  • エントランス前外構

企画担当からのメッセージ


この物件で一番苦労したところは、ランドスケープの立案です。荻窪という街のゆとりを表現するため、一般的に考えられる効率の良い配棟をやめて、ファサードの奥行きを重視した配棟にしました。大田黒公園に近接した住宅街という恵まれた土地だからこそ、それを活かした住まいづくりが求められます。
大田黒公園の近接邸宅エリア内に位置する閑静な立地で、公園の凛とした空気感を表現した植栽計画と、整形の建物とが組合わさった意匠。特にモミジを配したエントランスゲートは、公園内のモミジを連想させるとして、ご購入者様から好評でした。また、視線を遮りつつ、通気の取れる共用廊下や、間接照明で演出した共用施設など、細部にわたるこだわりも評価を頂き、皆様の期待に応えられた一邸を創ることができたと実感しております。

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