時と人が交差する麹町で、伸びやかな開放感を愉しむ複合型マンション【ザ・パークハウス 千代田麴町】

ザ・パークハウス ストーリー時と人が交差する麹町で、伸びやかな開放感を愉しむ複合型マンション

[ザ・パークハウス ストーリー]

徳川家康の江戸城入場後、城から西へ延びる甲州街道に町が形成されるようになりました。江戸時代、城の玄関口として栄えた麹町は、武家地と町人の暮らす町とが隣り合う江戸の中枢でした。近代に入ってからも官庁、裁判所、大使館に囲まれ、商業地としての賑やかさを保ちながら、品格のある街並みが一帯に築かれています。まさに麹町は、東京という都心のエッセンスが詰まった街と言えるでしょう。そんな麹町アドレスで、JR四ツ谷駅より徒歩2分。上智大学の目の前、麴町大通り沿いに建つ、店鋪とオフィス、住戸フロアが一体となった複合型マンション、「ザ・パークハウス 千代田麴町」をご紹介します。

様々な要素を取り込んだ四ツ谷・麹町に溶け込む造り

様々な要素を取り込んだ四ツ谷・麹町に溶け込む造り

学生やビジネスマン、政府関係者など、多くの人で行き交う四ツ谷・麹町エリア。都心でありがなら、四ツ谷駅前に立つとその開放感に驚かされます。南側に迎賓館、その隣には上智大学四谷キャンパスが広がり、地区計画による高さ制限があるためか、商業地にありがちな高層ビルが周辺にありません。また文教地区でもあるこのエリアは、穏やかな雰囲気がながれ、時折聞こえてくる聖イグナチオ教会の鐘の音が、どこにもない、ここだけの風景を創り上げているかようです。

様々な要素を取り込んだ四ツ谷・麹町に溶け込む造り

「ザ・パークハウス 千代田麹町」は、オフィスビルが連なる麴町大通りと、与謝野晶子や島崎藤村などの文人達が居を構えたことから名付けられた番町文人通りの角に建設された高さ約60m・地上17階の高層マンションです。ちょうど、建設地より東側が地区計画により高さ制限が緩和されるため、四ツ谷駅方向から見るとランドマーク的な役割も担っているように思えます。一見するとオフィスビルのような構えになっているこのマンションは、建物南側から住宅用の出入口、店鋪、オフィスエントランスが並んでいます。真ん中に店舗を置くことで、住宅とオフィス部分とに程よい距離を確保。また住戸用の出入口をわざと小さくすることで、番町文人通りにひっそりと佇むような印象に仕上げています。それはまるで、外界の喧騒を避けるかように私邸へと導いてくれるかのようです。

街の華やかさを纏いつつ、上質な私邸空間へ誘うエントランス

街の華やかさを纏いつつ、上質な私邸空間へ誘うエントランス

左)エントランス夕景 右)エントランスアプローチ

マンションのエントランスは、大通りから番町文人通り沿いに小路のように延びたアプローチの先にあります。敷地西側の接道部分を半分以上使って、贅沢な長さを出したアプローチ。外装で使用している磁器質タイルや大理石、錆石の舗装をそのままにあしらい、屋外と緩やかにつながりながらも、その奥行きが外界の気配を遠ざけています。建物に寄り添う植栽と縦格子から洩れる陽の光、それに呼応するように配されたダウンライトがタイルや石の素材感を引き立たせ、上質な空気を纏った空間になっています。
突き当たり正面には、格子の透かし壁を設置。クランクした入口から中に入ると、天然石材に彩られたエントランスホールが広がります。左手に内庭とガラスのアートオブジェ、右手に和紙柄をモダンに配した光壁を置き、温もりがありながらも凛とした佇まいをみせ、歴史ある街に建つマンションの上質感を演出しています。

街の華やかさを纏いつつ、上質な私邸空間へ誘うエントランス
街の華やかさを纏いつつ、上質な私邸空間へ誘うエントランス

フルバルコニーに込められた、居住性とデザインの融合

フルバルコニーに込められた、居住性とデザインの融合

建物外観は、シンプルですっきりとした江戸の人々にも好まれ粋を感じさせる縞格子をモチーフにしたデザインが特長。2階から5階までのオフィスフロアは縦格子を使用し、6階以上の住戸フロアはグリッド格子のユニットでファサードが構成されています。
建物南側が道路に面し、その先が上智大学四谷キャンパスといった開放的な立地のため、都心ではなかなかない抜け感とその先に見える富士山の眺望が楽しめます(※階数および天候などの条件があります)。そのため南側に面した住戸は、商業地域としては数少ないフルバルコニーを採用しました。

フルバルコニーに込められた、居住性とデザインの融合

バルコニー幅は部屋の間口に合わせた広さのため、上下階で部屋の広さが違うと外観デザインに統一性を持たせることは難しくなります。「ザ・パークハウス 千代田麹町」の場合、利便性の高い立地を重視するDINKS対応の2LDK、教育環境を重視するファミリー層向けの3LDK、上層階には100m2以上ある3・4LDKというように、13タイプものプランを用意したため、建物開口部を含む外観形状に影響が出る可能性がありました。そこでバルコニー幅と住戸間仕切りを合わせずに、うまく分離させるという手法を取り入れることで課題を解決し、住戸規模の違いを感じさせない、シンメトリーかつシンプルな外観デザインが出来上がりました。

住戸内はいずれも上質な設備仕様を採用しているほか、廊下部分を減らし居室有効率を高めるなどの工夫をこらし、都心立地でありながら住空間のゆとりを持たせた居住性の高い建物となりました。

その他の写真

  • 外観南面外観南面
  • 外観南面低層部外観南面低層部
  • 外観南西面外観南西面
  • 外観南面低層部外観南面低層部
  • 外観南東面外観南東面
  • 住宅棟エントランス夕景住宅棟エントランス夕景
  • エントランスアプローチエントランスアプローチ
  • 風除室風除室
  • エントランスホールエントランスホール
  • エントランスホールエントランスホール
  • エントランスホールエントランスホール
  • 内庭よりエントランスホール内庭よりエントランスホール
  • 住宅用館銘版住宅用館銘版

  • 外観南面
  • 外観南面低層部
  • 外観南西面
  • 外観南面低層部
  • 外観南東面
  • 住宅棟エントランス夕景
  • エントランスアプローチ
  • 風除室
  • エントランスホール
  • エントランスホール
  • エントランスホール
  • 内庭よりエントランスホール
  • 住宅用館銘版

企画担当からのメッセージ

もともとこの場所には弁護士事務所などを併設した賃貸マンションが建っていました。駅近のうえに開放感もあるという、土地が持つポテンシャルを最大限に生かし、また地権者様のご意向を反映させた形で、オフィスを備えた複合型マンションになりました。事務所や賃貸居住者の移転のあと、実際の工事を進めていく過程でどのようにすれば都心でありながら居住性の高いマンションを創造できるかを、じっくり検討し、形にしたことで、居住者や地権者様にご満足頂ける一邸となりました。

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