vol.7 暮らしに満足できる街 街並みをデザインするということ|特集コンテンツ|三菱地所レジデンスの一戸建て

The Parkhouse STAGE ザ・パークハウス ステージ

特集コンテンツ

Contents vol.7 暮らしに満足できる街 街並みをデザインするということ

※ザ・パークハウス ステージ奥沢東玉川(分譲済)で撮影

生活を送るうえで大切なのは、家そのものだけではありません。人生の多くの時間を過ごす場所だからこそ、周囲の街並みの空気感や雰囲気は重要な要素のひとつです。三菱地所レジデンスの新築一戸建て「ザ・パークハウス ステージ」は、邸宅のみならず、邸宅を取り囲む街区のデザインにこだわることで、お客様の暮らしをより豊かにする家を提供しています。そこに、一体どのような思いやこだわりがあるのか、実際に「ザ・パークハウス ステージ」の街区デザインを手がける原琢磨さんにお話を伺いました。

三菱地所レジデンス株式会社
戸建事業部 開発グループ
 主任
原 琢磨さん

街並みをデザインするうえで、原さんが一番大切にしていることはなんですか?

原:土地のなかに馴染むことです。昔から親しまれているランドマークやその土地の歴史を継承することに重きを置き、土地特性を活かしながら、別世界をつくることを意識し、デザインしています。そのうえで、三菱地所レジデンスならではの、デザイン性、品質の高さや安心感を感じていただけるようなこだわりを随所に散りばめているんです。

その土地を活かし、
お客様が満足できる街を作る

その土地の雰囲気に溶け込み、品質の高さや安心感を感じる街並みデザインにするために意識していることを教えてください。

原:まず、その土地の歴史や特性、建ち並ぶ建物がもつ雰囲気を踏襲しながら、街区全体のコンセプトを決めていくんです。そして、よりお客様の満足感を高めるために、素材の質感や色には徹底的にこだわっています。自然石やタイル、レンガといった高級感のある素材や白や黒、グレーなどモダンな色合いをふんだんに用いることで、街区に足を踏み入れた瞬間の特別感にこだわっています。土地に応じて、さまざまなデザイン手法を用いますが、具体的には以下のような例が挙げられます。

土地に馴染む街はこうして作られる

土地の歴史をひもとく

※ザ・パークハウス ステージ武蔵小金井(分譲済)で撮影

ザ・パークハウス ステージ 武蔵小金井の場合、その土地のランドマークに着目しました。小金井のランドマークのひとつに数えられる、由緒あるゴルフクラブです。そのクラブハウスのデザインを踏襲して、三角形の屋根や白い外壁、外構デザインを取り入れています。また、同物件では広大な敷地のなかにたくさんの木々や草花を植栽することで、小金井の緑あふれる土地柄に馴染む街区を演出しています。

土地の特性を活かす

※ザ・パークハウス ステージ戸塚(分譲済)で撮影

街区がどのような土地にあるか、という点もポイントとなります。ザ・パークハウス ステージ 戸塚の例では、同物件が位置するのは心地よい小高い丘です。このような立地を活用し、イタリアの山岳地帯トスカーナの街並みをイメージしてデザインしました。随所に石積みを配し、暖かみのある外壁の色合いから、まるでヨーロッパの丘陵地帯のような雰囲気を漂わせています。土地の特性を活かし、それを街区の演出にも用いているのです。

土地の特性を活かす街づくりにこだわる理由はどこにあるのでしょうか?

原:お客様の生活は、決して家や街区のなかだけで送られるものではありませんよね。外出する際、日々周囲の街並みと触れ合う機会があります。だからこそ、その土地との調和と、街区に足を踏み入れた瞬間の満足感のどちらも両立させることが大切だと思っています。

街づくりコラム(1)
区割りから始まる街並み作り

※図面はザ・パークハウス ステージ吉祥寺(分譲済)のものです

三菱地所レジデンスの街づくりは、街区の区割りから始まります。はじめに決められた区割りから、街区全体のコンセプトやどんな家を建てるのかを、その土地の特性を深堀りしながら想像していくんです。街づくりには、土地を整える造成工事、住居以外の街区を作る外構工事、お客様が住む住居の建築をという大きく3つの段階がありますが、すべての大元となるのがこの区割りなんです。

街のコンセプトを
形にする

区割りが決まったあと、街区全体のコンセプトをもとに、どのような建物を作っていくのでしょうか?

原:コンセプトをもとに、建物の外観、外構のデザイン、そして色や素材を決めていきます。周囲と調和しながらも、別世界の街並みを作り上げていくことを心がけています。

コンセプトを
実現する意匠

周囲との調和を重んじつつ、別世界の街並み

※ザ・パークハウス ステージ成城(分譲済)で撮影

色で街区の個性を作り出した好例は、ザ・パークハウス ステージ 成城です。 白亜の邸宅が並ぶ街並みで、成城という街に調和しつつも、新しい街のイメージを作り出しました。成城の物件は、その土地柄を考慮して、街区全体を白を基調としたデザインにしました。足もとには、鮮やかな色合いの花々を植栽することで、白亜の色との美しいコントラストにこだわっています。

素材で生み出す街並みの統一感

※ザ・パークハウス ステージ奥沢東玉川(分譲済)で撮影

世田谷らしい上質で洗練された空気感を実現するために、レンガやタイルといった高級感のある素材をふんだんに使用しました。各邸ごとの個性を出すため、それぞれ異なる素材を用いているものの、質感や色合いを合わせることで街区全体の統一感も両立しています。

実際の街区のデザインに、コンセプトはどのように反映されているんでしょう?

原:住居のデザインや色合いはもちろん、街区内の道路、細部に施された装飾や植栽にいたるまで、すべてがその土地にちなんだコンセプトによって作られています。統一感のある街並みを実現することで、三菱地所レジデンスならではの上質感を演出することができるんです。

街づくりコラム(2)
土地特性から生まれるコンセプト

※ザ・パークハウス ステージ横浜三ツ沢公園(分譲済)で撮影

ザ・パークハウス ステージ 横浜三ツ沢公園は、見晴らしのいい丘の上にあります。街区の周辺三方を公道に囲まれていて、各邸に明るい陽光が差し込みやすいという特徴がありました。その土地の特性を活かして、眺望の美しさと開放感を街区のデザインコンセプトに設定。景色が見えるよう、バルコニーの位置を工夫したり、街区の随所に日だまりを設けるなど、コンセプトへのこだわりを随所で発揮しています。

満足できる街を生み出す、
細部へのこだわり

ほかに、街づくりのうえで三菱地所レジデンスがこだわっていることはありますか?

原:お客様の満足感を高めるため、街区全体の空気感や雰囲気だけでなく、ふとした瞬間に目に入る、細部の意匠にまでこだわって作っています。目に入った際にお客様が感じる満足感から、「住んでいてよかった」という喜びを感じることもありますから。

満足感を高めるこだわり

街区内の道路のこだわり

※ザ・パークハウス ステージ杉並上井草(分譲済)で撮影

街区内の道路はできる限りインターロッキングなどで装飾し、電柱は街区になじむ色を追求します。可能であれば電線を地中に通すようにしたり、仔細な部分にまでこだわりを発揮し、街区を演出します。

家々の窓、屋根が織りなす美しいライン

※ザ・パークハウス ステージ上用賀(分譲済)で撮影

街区の統一感がある雰囲気をより高めるため、場合により各邸の窓や屋根の高さを一直線に揃えるようにしています。注視しなければ気づけないようなさりげない工夫ですが、街区全体を見渡したときの洗練された印象を作る重要な要素のひとつです。

通りから見える家々を美しく磨く

※ザ・パークハウス ステージ武蔵小金井(分譲済)で撮影

仕事や買い物から帰宅したとき、自分の住む街区がどのように見えるかは、そこに暮らすお客様にとって、とても大切なことです。周囲の通りから見たときの外観まで美しく上質であるよう、さまざまな角度から検証して室外機や雨どいの位置にまでこだわっているのです。

かなり細かい部分までこだわっていますが、そこにはどんな想いがあるんですか?

原:家の購入はお客様の人生のなかでとても大きな決断のひとつです。だからこそ、はじめて街区に足を踏み入れたときの印象も、そこに住んでしばらく経ってから感じる想いも、ずっと満足できるものであってほしいと思っています。そのためには、はじめにどこまで上質なものを作れるかがとても大切なんです。

街づくりコラム(3)
リビングから見える街並みも美しく

※ザ・パークハウス ステージ武蔵小金井39号棟(分譲済)で撮影

三菱地所レジデンスの一戸建てに住まうお客様が、自宅のリビングから外を見たとき街区の街並みが目に入ります。この家を選んでよかったと実感していただけるよう、リビングからのぞく庭先や街並みを含む風景が美しいものであるよう意識しています。そのために植栽をする位置や陽光のふりそそぎ方など、多くの要素を検討しこだわり抜いたデザインを徹底しているんです。

原さんが思う、三菱地所レジデンスならではの街づくりとはどんなものでしょうか?

原:私たちデザイン担当だけでなく、設計担当、商品企画担当など一丸となって、お客様が「三菱地所レジデンス」というブランドに抱いてくださっているイメージを常に越えるべく、最高のものを作っていきたいと考えています。お客様の生活をより豊かなものにするため、立地やコンセプト、細部のデザインにいたるまで、徹底的にこだわった街づくりを行っていきたいのです。

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