ザ・パークハウス ストーリー ~込められた想いと物語~ザ・パークハウス 広尾羽澤
2015年02月18日
広尾の丘に広がる、豊かな緑に包まれた静寂な一画。
ここに誕生した「ザ・パークハウス 広尾羽澤」は、古くからこの場所にあった樹木や石畳などを受け継いだ癒しと安らぎにあふれる邸宅です。
都心にいながら、自然を間近に感じる毎日を過ごしてほしい。
そんな想いを込めた「ザ・パークハウス 広尾羽澤」をご紹介します。
樹齢を重ねた既存樹に新植を加えて生まれた豊かな植栽
美しい庭園で知られた約8,000平米の敷地に誕生した、「ザ・パークハウス 広尾羽澤」。三菱地所レジデンスでは、赤松、椎、木斛(モッコク)などの既存樹を大切に保存しつつ、銀杏、紅葉、山桜などを新たに植樹。豊かな緑樹で建物を包んでいます。
敷地内にあった樹木や灯籠を配したプラベートガーデン
「ザ・パークハウス 広尾羽澤」には、住む人だけが眺められる中庭があります。このプライベートガーデンには、時を刻んできた樹木を移植したほか、料亭時代からの灯籠なども配しており、心癒す緑景を四季折々に楽しめます。
雁行型バルコニーによるリズミカルなフォルム
「ザ・パークハウス 広尾羽澤」では、バルコニーを雁行型に設計することで、各戸の独立感を高めるとともに、洗練されたフォルムの外観に仕上げました。
また、リビングには天井近くまで窓高のあるハイサッシュを採用し、バルコニーにはエアコン室外機を置かず、すっきりとした空間に。すぐそばにある木々の緑を、気持ちよく堪能できます。
5基のエレベーターや内廊下でプライバシー性を向上
プライバシー性を重視した「ザ・パークハウス 広尾羽澤」では、全住戸に5つのエリアを設定し、それぞれにエレベーターを設置しました。内廊下設計とあいまって、落ち着いた雰囲気の漂う上質な空間になりました。
ストーリーと変化に満ちた、各住戸へのアプローチ
各住戸へたどりつくまでの“道のり”へのこだわりも、「ザ・パークハウス 広尾羽澤」の特長です。敷地内でかつて使われていた石畳や景石をあしらったエントランスアプローチを通り抜けると、重厚な木の素材感を楽しめるグランコリドーが現れ、その奥に招き入れられるように進むと、広々としたエントランスホールの中央にラウンジスペースに迎えられます。
ラウンジスペースの壁はベージュ系の大理石が上品に彩り、料亭時代から受け継がれた暖炉が趣を添えています。大きな窓の向こうの明るい「光庭」を目にした後は、光をやや抑えた落ち着き感の漂う内廊下が続きます。このように、わが家への道のりの中で、さまざまに切り替わる雰囲気を味わうことができます。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
かつては渋谷区羽澤町という住所で親しまれていた渋谷区広尾3丁目。その街に見事な庭園を擁する邸宅が建てられたのは、大正期のことです。数々のエピソードが紡がれた邸宅は、やがて料亭・レストランへと使途を変えながらも、人々に愛されてきました。その跡地に生まれたのが、「ザ・パークハウス 広尾羽澤」です。
この庭園の豊かな緑を次の世代に継承することが私たち三菱地所レジデンスの大命題だと考えていたところ、「自然を残してほしい」というご要望を街の方からもいただき、その思いを強くしました。同時に、樹木だけでなく、灯籠や石畳、床の間なども可能な限り保存するよう努めました。竣工後、古くからこの地を知る方から喜びのお声をいただいた際には、深い感慨を覚えました。
マンションが完成するまでには、企画・開発、設計、建設、広告などさまざまな分野における専門家が関わっています。一つのコンセプトのもとに関係者全員で力を合わせてよい物件をつくりあげたときの喜びは何ものにも代えがたく、大きなやりがいを感じます。これからも、街の個性や住む方それぞれのニーズに寄り添いながら、より心地よく快適な住まいを提供できるよう努めていきたいと思います。
竣工年月:2014年5月