ザ・パークハウス ストーリーザ・パークハウス グラン 三番町
2016年10月26日
三番町は、千代田区の中でも高台に位置する住宅地。皇居を臨み、千鳥ヶ淵や北の丸公園など、憩いのスポットにも恵まれています。
国立近代美術館や国立劇場、その他にも多彩なジャンルのレストランが徒歩圏内にあり、文化や食も満喫できるエリアです。
三菱地所レジデンスはそんな番町エリアで多くの物件を手がけてまいりました。
その豊富な経験を活かして開発した、「ザ・パークハウス グラン 三番町」をご紹介します。
番町エリアで10の物件を開発した経験値
都心の高台に位置する千代田区西部のなかでも、皇居にほど近い番町エリアは、静かで緑が豊かなエリアです。かつては、落ち着いた雰囲気を好んだ多くの文人墨客が居住したことでも知られています。
番町エリアには一番町から六番町までの町名がありますが、三菱地所レジデンスはこの番町エリアで10物件のマンションを開発した経験があります。この経験は、11件目となる「ザ・パークハウス グラン 三番町」にも惜しみなく発揮されました。
多くの物件を開発したことで、番町エリアにお住まいになる方の生活スタイルや望まれるサービスを把握していることも、三菱地所レジデンスの財産です。
もう一つ、 経験が活かされたことがあります。これまで地域と調和する物件を継続して開発してきた実績が認められ、このエリアの用地情報が三菱地所レジデンスに集まりやすくなっていました。
今回は、静かな街並みのなかに、約70mという間口を持つ広大な整形地を取得することができました。これだけの間口を持つ物件は、弊社が手がけた番町エリアの物件でもなかなかありません。
街に溶け込みながら、上質な美しさをプラス
開発にあたっては、「番町の華」というコンセプトを掲げました。このコンセプトを具現するにあたっては、居住される方を大切に考えるのはもちろん、周辺にお住まいの方やお勤めの方にも配慮。番町にふさわしい佇まいであると同時に、周囲の方にこのマンションができてよかったと思っていただけるような、新しい街並みをつくることに取り組みました。
最初に考えたのは、マンションに緑豊かな植栽を設けることでした。この物件の周囲はオフィスビルが多く、どちらかといえば通りに緑が少ないエリア。そこで、この物件の植栽によって緑豊かな街並みに変えようと考えたのです。
「ザ・パークハウス グラン 三番町」が、この街の顔になるのと同時に、緑を感じさせる場となるように、何度も計画を練り直しました。結果として、華やかな美しさを感じさせながらも華美にならないという、バランスのよい植栽が目を楽しませてくれることになりました。
植栽だけでなく、建物そのものも周囲と調和するように工夫しました。番町のマンションというと、これまでは重厚な雰囲気のものが主流でした。
一方、規模の大きな「ザ・パークハウス グラン 三番町」がその手法を採ると、威圧感が大きく、抑揚のない外観になることが懸念されます。
そこで、飾り柱や大小の間口をリズミカルに並べることでアクセントをつけ、あえて軽やかさを演出。アースカラーの天然素材を用いたことも、番町という街にふさわしいマンションにする工夫です。
こうして、街に溶けこみながら、さらに上質で華やかな美しさを街にプラスすることに努めました。
これまでの開発経験から生まれたサービス
「ザ・パークハウス グラン 三番町」の開発にあたっては、この地にお住まいになる方が何をマンションに求めるかを知っていたことが、大きな力となりました。たとえば駐輪場はどのくらい必要なのかといったところから、セキュリティの重要性に至るまで、三菱地所レジデンスにはノウハウの蓄積がありました。
さらに、番町エリアの弊社物件にお住まいの方にアンケートやディスカッションをお願いすることで、間取り、共用施設、設備について細かくリサーチを行いました。
リサーチの結果、豊富な間取りのバリエーションや地震発生時に家具転倒等のリスクを軽減する免震構造、 5次セキュリティ、各階に24時間ゴミ出し可能なダストボックスの設置などハード面はもちろんのこと、管理コンシェルジュのスキルを持つ管理スタッフの配置などソフト面も充実し、お客様にご満足いただける商品をご用意することができました。
「ザ・パークハウス グラン」シリーズとは
「ザ・パークハウス」は、高いクオリティを追求し一生お付き合いいただけるマンションをコンセプトに、その土地にあった商品を用意しております。その中で特に厳しい選定基準を満たした物件を「グラン」シリーズとしています。
「ザ・パークハウス グラン」は、景観、静粛性、敷地形状等を総合的に判断して、都心のフラッグシップに相応しいと認められる立地であること、ザ・パークハウス最高水準の仕様・設備、ゆとりある広さであること、ザ・パークハウス最高水準の暮らしのサポートが求められます。
「ザ・パークハウス グラン 三番町」は、皇居を臨み千鳥ヶ淵や北の丸公園にもほど近い千代田区三番町に位置し、キッチンや洗面の天板には自然石の美しさと機能性を兼備するシーザーストーンを採用するなど、充実の設備や仕様を誇っています。また、24時間365日有人管理を採用し、最高水準の暮らしのサポートを追求している「グラン」シリーズにふさわしいマンションとして誕生しました。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
「ザ・パークハウス グラン 三番町」は、東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅から徒歩5分、皇居にも至近という非常に恵まれた立地に計画されました。間口の広い整った形状の敷地でもあり、なかなか巡り会うことのできない計画地です。
この物件を担当させていただくにあたり役立ったのは、番町エリアで多くの物件を手がけてきた経験です。三菱地所レジデンスでは番町エリアに10箇所の物件を開発し、この物件が11箇所目でした。私は弊社が番町エリアの開発を始めた当初からこの地区を担当させていただいたので、ここにお住まいの方がどのような生活を望まれているかの理解に努めてまいりました。また、番町エリアにお住まいの方からお話をうかがうことで、そうした理解を深めてきました。
厳重なセキュリティが必要であること、豊富な間取りのバリエーションが望まれていること、有人の管理スタッフの目が行き届いている必要があることなど、私が得たノウハウをこのマンションに注ぎ込みました。
実際に「ザ・パークハウス グラン 三番町」に人がお住まいになるようになって、この物件が「グラン」の名に恥じない、最高の住まいになったと確信しました。私の番町エリアでの集大成でもあります。