地域と共に
※2020年3月現在の所属です

地域と共に

環境や社会と共生し、「長く住まう」を実現するマンション。
どうして地域コミュニティづくりまでサポート?

建物そのものだけでなく、
取り巻く環境や社会も含めて
「住まい」と考えるザ・パークハウスの取り組みについて、
開発、コミュニティづくりの目線からご紹介します。

今ある環境を持続させながら
未来を見据えた「住まい」にしていく

秋本
「ザ・パークハウス」は、住居を取り巻く環境、社会との共生を意識した住まいづくりをしているとお聞きしました。
藤井
昨今「SDGs」という言葉に代表されるように、今ある環境や社会を未来にどう維持し継承していくか、という考え方が大事になってきています。その考え方は、われわれとしてもずっと大事にしてきたことです。
秋本
具体的に教えてください。
藤井
マンション再生プロジェクトの「ザ・パークハウス百道」を例に挙げてご説明します。約50年の歴史のあった団地「藤崎住宅」を、丸ごと建替えする計画です。成熟した団地の環境、コミュニティを全てゼロにして新しくするのではなく、それらを持続させながら、さらに未来を見据えた「住まい」にしていくことを第一に考えました。
秋本
「建替え後もこの場所に住み続けられる方」と「新しくお住まいになる方」の両方に満足いただける形を模索されたのですね。
約50年の歴史のあった団地「藤崎住宅」
約50年の歴史のあった団地「藤崎住宅」
ザ・パークハウス百道の完成模型
ザ・パークハウス百道の完成模型
ザ・パークハウス百道のプライベートガーデン(中庭)完成予想CG
ザ・パークハウス百道のプライベートガーデン(中庭)完成予想CG
藤井
はい。まずはこの地で50年も育まれてきた居住者の方々のコミュニティを継続する空間が必要だと考えました。そこで藤崎住宅にあった棟間のオープンスペースを踏襲し、より広く、緑豊かなプライベートガーデンを設けることとしました。四季を感じる樹々を植え、さらにベンチや散策路を配置することで、日常的に利用できることを目指しました。バルコニーや廊下からプライベートガーデンが見える、居住者の方同士が声を掛けられる、そんな交流を生み出す空間です。
秋本
お住まいの方があいさつを交わし、声を掛け合う、そんな暮らしが目に浮かびます。
藤井
もともとあった集会室も「コミュニティルーム」としてリニューアルし、居住者の方同士のイベントやパーティーに利用いただけるようにしています。また藤崎住宅にはたくさんの桜が植えられ、春には多くの方に楽しまれていました。その桜の木の枝を保存し、「接ぎ木」という手法での再生も試みています。
秋本
今ある環境やコミュニティを持続させながら、新しい住まいを作っていくとはそういうことなのですね。花が咲くのが楽しみです。
「桜の枝を接ぎ木してよみがえらせる試みにチャレンジしています」と藤井さん
「桜の枝を接ぎ木してよみがえらせる試みにチャレンジしています」と藤井さん

都心で森と共生するライフスタイルを実現
自然を身近に感じ、交流のきっかけとなるイベントも

秋本
他にも地域共生を意識した開発がありますか。
藤井
はい。「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」では、計画地内の森林の保全、周辺の生態系の保全を意識した開発を行いました。
秋本
福岡市中央区に森林…?
藤井
「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」には、福岡市中心部では他にないような規模の森林を擁する南公園が隣接しているのです。その生態系についてまず調査をし、なるべく自然を壊さないのはもちろん、自然とつながり、共生していくことを大きなテーマと考えました。
秋本
森とつながる住まい、ですね。
ザ・パークハウス 桜坂サンリヤンで2019年に実施した自然観察会
ザ・パークハウス 桜坂サンリヤンで2019年に実施した自然観察会
マンション内に設けられたバーベキューコーナー。緑の中で気軽にアウトドア体験ができる
マンション内に設けられたバーベキューコーナー。緑の中で気軽にアウトドア体験ができる
藤井
はい。都心にいながら森と暮らし共生するライフスタイルを最初にイメージしました。本物の自然を身近に感じることができるよう、住棟構成や共用空間を計画しました。
秋本
敷地内には、緑に囲まれたバーベキューコーナーやウッドデッキテラスがあるそうですね。
藤井
ほかには日本庭園もあり、森林浴できる散策ルートも設けました。樹齢100年を超えるといわれるクスノキも残しました。調査によると、周辺に野鳥は14種類も生息しているそうです。
秋本
まさに豊かな自然を感じられる暮らしですね。そのような開発姿勢が評価され、「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」は2019年にグッドデザイン賞を受けられたとか。
藤井
はい。先ほど申し上げた「身近に自然を享受しやすく回遊性を高めた共用空間」に加え、「自然への意識を醸成するコミュニティ活動」などの点を評価いただき、受賞することができました(https://www.mecsumai.com/quality/design/056/)。
秋本
「自然への意識を醸成するコミュニティ活動」とは?
藤井
マンションは完成して終わりではありません。今後何十年にもわたって豊かな環境が保たれていくには、居住者の方々に身近にある自然に目を向けていただき、関心を持っていただくことが欠かせないと考えました。自然に親しむきっかけになればと、専門家を招いた自然観察会や、アウトドアの楽しさを体験するクッキングイベントなどを実施しています。
秋本
敷地内で自然観察会なんてすてき! 長くそこに住まうわけですから、居住者の方々同士の交流も大切ですものね。
藤井
その通りです。「ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン」では、自然観察会などの他にも、管理会社である「三菱地所コミュニティ」とともにさまざまな交流の催しを開催しています。入居直後の「ウエルカムパーティー」に始まり、「ミニコンサート」「子育て交流会」など、幅広い年齢の方、多様な趣味趣向をお持ちの方に気軽に参加いただけるようなイベントなど。安心してお住まいいただくための手助けになればと考えています。
秋本
最近はご近所の方と交流することも少ないですから、助かる取り組みです。
藤井
併せて整備した公園は、地域の方にもご利用いただいています。
秋本
地域の方にとってもうれしいことですね。
緑に囲まれた公園は地域に開放されている
緑に囲まれた公園は地域に開放されている

生物多様性の保全に配慮した街づくり
子どもの生きる力を育むプロジェクトも計画

上野
「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」にもオリジナルの取り組みがあるのですよ。
秋本
「MARK IS 福岡ももち」に隣接したマンションですね。
上野
はい。ここは生物多様性の保全に配慮した街づくりを目指していて、植栽には東区志賀島に生育する樹種をはじめ、潮風に強い地域の在来種などを採用しています。商業施設と連続した並木道が特徴の一つなのですよ。
秋本
敷地全体が緑で包み込まれているのですね。
「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」の模型で説明する上野さん
「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」の模型で説明する上野さん
上野
環境づくりだけではなく、住人の方々のコミュニティづくりをサポートする企画も計画しています。例えば子ども教室を展開している「きらめきスタジオ」さんとタイアップした「ゆめスタ★サークル」。子どもたちの豊かな心、生きる力を育むプロジェクトで、表現力、身体力、アート、音楽、文学などさまざまな分野の講座を予定しています。子どもにどんな習い事をさせようか迷っていらっしゃる保護者の助けになるとうれしいですね。
秋本
私も子どもを育てていますから、そういったプロジェクトはすごく共感が持てます。
上野
「ゆめスタ★サークル」では、収納術やおもてなしなどをテーマにした、大人向けのプログラムも準備しています。また「MARK IS 福岡ももち」のテナントと連携した体験イベントなども検討しています。
秋本
面白そう! 住人同士、仲良くなれそうですね。最近は自然災害も多いですから、顔見知りになっておくと、いざというときに声を掛けやすいです。
藤井
東日本大震災以降、災害時にマンション内で助け合う「共助」への意識が高まってきていますよね。そういった観点からも、コミュニティの形成をお手伝いしているのです。マンション管理組合で行う防災訓練の提案もしています。
マンション管理組合に提案し、防災訓練を実施
マンション管理組合に提案し、防災訓練を実施
上野
ご入居後の安心を支えたいという思いがありますからね。われわれの役割は、マンションを建てるだけではありません。環境やコミュニティなどを含めて、周りとの共生や未来を見据えた住まいづくりをこれからも進めてまいります。
社会と住まいの共生、未来に向けた住まいづくりについて話が弾んだ
社会と住まいの共生、未来に向けた住まいづくりについて話が弾んだ
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