グランデスク コラム Vol.15

【完成物件のご紹介】
ザ・パークハウス グラン 神山町

2024.02.02 FRI
※左:ザ・パークワンズ 芝公園[2018年4月竣工(分譲済)] 右上:ザ・パークワンズ 目黒不動前[2019年12月竣工(分譲済)] 右下:ザ・パークワンズ 目黒不動前[2019年12月竣工(分譲済)]
1階・2階平面イメージイラスト

1階・2階平面イメージイラスト

2014年の「ザ・パークハウス グラン」シリーズ誕生から、10年の歳月を経て、2024年2月2日、7棟目のグランシリーズ「ザ・パークハウス グラン 神山町」がお引渡を迎えました。今回のグランデスク コラムは、 “渋谷区・第一種低層住居専用地域初のグランシリーズ”「ザ・パークハウス グラン 神山町」に、三菱地所レジデンス久留島由起子とデザイン監修グエナエル・ニコラ氏を訪ね、激変する東京の象徴・渋谷を背景に、「都心の中の別荘」というコンセプトのもと描かれた低層住宅について伺いました。

グエナエル・ニコラ氏と久留島由起子氏

デザイン監修

グエナエル・ニコラ氏

株式会社 キュリオシティ

  • 1966 フランス生まれ
  • 1988 E.S.A.G (パリ)インテリアデザイン学士号
  • 1991 RCA (ロンドン)インダストリアルデザイン修士号 来日後、フリーランス活動
  • 1998 キュリオシティ設立
  • 2004 E.S.A.G (パリ)名誉修士号取得
グエナエル・ニコラ氏

キュリオシティのすべての主要プロジェクトにおけるリードデザイナー。
2015年Vanity Fair誌で世界で最も影響力のある50人のフランス人に選ばれ、2014年よりBOF(ビジネス・オブ・ファッション)500に選出されている。

GINZA SIX
GINZA SIX
DOLCE & GABBANA MILAN
DOLCE & GABBANA MILAN

プロジェクト開発

久留島 由起子

三菱地所レジデンス株式会社 開発一部
兼務プロジェクト開発部 兼務プロジェクト推進部

三菱地所株式会社入社後、第一住宅事業部、プロジェクト事業部、賃貸住宅事業部など住宅を中心に幅広い部署での業務を歴任。2015年三菱地所レジデンス株式会社出向。2023年4月より現職。「ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂」をはじめとする都心エリアでの分譲マンション事業計画や用地取得等に携わる。「ザ・パークハウス グラン 神山町」は計画準備段階から担当。

久留島 由起子

ファーストインプレッションは
「庭の中に家がある」

再開発による変貌のダイナミズムの渦中にある渋谷にあって、深い緑と静謐をたたえ、低層住宅が連なる神山町。辿り着いたのは、ナチュラルなルーバーで設えたデザインによるゲートが浮かび上がる「ザ・パークハウス グラン 神山町」。

<二コラ氏>
「都心の中の別荘」がコンセプトです。帰宅する度に、心地よさや喜びを感じられる、そんなエモーションを引出すエントランス及びそこからのアプローチをデザインしました。外観について考えたのは、なにより街の中で優しくあること、美しくあること。周辺建物の石貼りやタイル、コンクリートに対してどのように優しく、柔らかく在るか、その印象が夜間はライトアップによりいっそう際立つ、美しくエモーショナルな存在でありたいと考えました。

コンセプトイメージスケッチ

コンセプトイメージスケッチ

<久留島>
渋谷区の第一種低層住居専用地域という建築制限の厳しいエリアに、唯一無二の建物を建てたい。その想いから、現在渋谷を拠点に活動され、事務所・ご自宅ともに近くに所在し、この場所を熟知した二コラ氏にデザインを依頼しました。
デザイン・設計の上で、この土地を、街並みを、そして実際の空気観をご存知であったことは大きな強みだと思っています。内覧会後のお客様からも「以前から建っていたかのように思えるほど街並みに馴染んでいた事に感動した。」というご感想をいただきました。まさにニコラ氏が引出したかったエモーションではないかと思います。こうして建物が完成して「繊細で美しい」「シンプルで優しい」というニコラ氏のデザインコンセプトの意図が伝わってくることに感動しています。

植栽と協奏するマテリアルの数々。中庭の石と枝を模したアートをはじめとするマテリアルや共用空間を構成する家具。それぞれが「自然」を表現する存在として息づいていました。

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街並みの中でゲートと植栽だけが浮き上がるさまは、まさしく美しい街並みの中の1シーン。あたたかさ、優しさが感じられる景観でした。

<二コラ氏>
ナチュラルさを出すため、マテリアルのすべてにこだわりがあります。ルーバーだけではなく、ボーダータイルも縦貼りに。人は街を眺める時、写真を撮るわけではなく歩んでいます。その動きの中で与えるインプレッションこそが外観デザインにおいては重要なのです。こうして実際に見ても、木のルーバーによって建物全体が軽やかで温もりのある印象になっていますね。さらに木々が育った時、このナチュラルな空気感はさらに深まっていくでしょう。

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<久留島>
二コラ氏のデザインを具現化するにあたっても、「ルーバーと光の演出」はとくにこだわった部分です。バルコニーのルーバーは試作品(モックアップ)を作製し、ルーバーの大きさや間隔、光の当たり方等については何度も検証しました。出来上がって見てみると、夕刻からライトアップされた建物はとてもきれいです。車寄せ入口は、天井・壁をルーバーで構成し、行灯をイメージした光壁と相まって上質感が際立っているように感じます。

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内覧会にてご見学されたご契約者様の声

建物外観や共用部の実物をご覧になった上で、
ご満足いただけた点を挙げていただきました。

1位コンセプト(別荘のような安らぎを感じられる場所)
2位グエナエル・ニコラ氏による外観デザイン
2位ルーバー、光柱の灯が導く曲線のエントランスアプローチ
3位外観の木調のルーバー等も用いた設え

日々にエモーションを、ゲストにサプライズを

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<二コラ氏>
エモーションを大切にした設計は内部空間においても貫かれています。ラウンジの家具にも、ナチュラルな質感はもちろん、ソファは世代を超えて寛いでいただける高さ・硬さにこだわりました。中庭のオブジェは石を用いるだけではなくその色調を緑色とすることで「自然」を演出しています。中庭を望む窓の高さも、ソファに座った時の高さから導かれています。つまり、“次のシーン”への期待感や感動を喚起するためのデザインとしています。奥深さを確保し、カーブを描いたアプローチも、住まう方にもサプライズを喚起するもの。すべて人の動きから導かれたシークエンスとしてデザインしています。

ニコラ氏が語る通り、アプローチは贅沢なまでに奥深い。柔らかなカーブを描き優しいマテリアルで彩られたデザインと相まって、生まれるのは贅沢なプライバシー性。そこには、渋谷とは思えない落ち着きと、日々にエモーションとサプライズがある、まさしく“唯一無二”の存在感と世界観でした。

コンセプトイメージスケッチ

コンセプトイメージスケッチ

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内覧会にてご見学されたご契約者様の声

本物件のコンセプトは「都心の中の別荘」。
ご見学された皆様の多くに、そのコンセプトを
感じていただけました。

非常に強く感じた37.5% 強く感じた37.5% 感じることはできた20.0% あまり感じなかった0.5%
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住空間に込めたディテールへのこだわり

<二コラ氏>
エントランスだけではなく、コリドーたる内廊下もプライバシー性ある領域としてデザインしています。気持ちのよい広がり、ウッディな壁や土のぬくもりを感じさせる床。そこに光による演出を行うことで、明るい玄関前と少しトーンを落としたコリドーというコントラストがもたらされます。

<久留島>
カーペットの貼り分けや間接照明の演出によって、廊下の長さや住戸の区切りを感じさせない工夫がされています。照明は朝昼・夜・深夜の3パターンで調光し、お住まいになる方が外出時や帰宅時に時を感じられるような演出もしています。

ルーバーによるゲートから、住まう方を喧騒からプライベートへと誘うように続くアプローチ。ご帰宅された方をお迎えするコンシェルジュカウンター。アートを設えたラウンジ・エレベーターホールから各邸までつづく内廊下。その随所に“グラン”シリーズに相応しい品質感が溢れています。
まさに“別荘”のような趣、私邸たるべき本質がここにありました。

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内覧会にてご見学されたご契約者様の声

ご見学された皆様からは
様々なコメントも頂戴しました。

全体的に思った通り綺麗に出来ている。
今は綺麗だが、この状態を維持してもらいたい。

以前から建っていたかのように思えるほど
佇まいが街並みに馴染んでいた事に感動した。

最後の販売住戸だったので、
部屋が狭いのが残念。
もう一部屋欲しかった。
外観、共用部は素晴らしい。

専有部はタイルなどのマテリアルの
質感が非常に良かった。

「ザ・パークハウス グラン」としての矜持

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<二コラ氏>
必要だからデザインするのではなく、街の中でどのような存在感であるべきか。この場所だから生まれるプロセスがある、だからこそ他の場所では生まれない“ただ1つ”のデザインになるのです。

ニコラ氏がそう語る「ザ・パークハウス グラン 神山町」は、渋谷区の第一種低層住居専用地域では初となるグランシリーズ。
そのブランドの矜持と、本レジデンスについて久留島氏はこう語る。

二コラ氏

<久留島>
マテリアルも含めて“一切の妥協を排した設計思想が息づいている”レジデンスこそが『ザ・パークハウス グラン』です。同時に、“誰もが求め焦がれる地”“誰もが得難い邸宅の地”でなければ冠することができません。「都心の中の別荘」をコンセプトとした本立地は、渋谷の進化と共に代々木公園の緑を望める地でもあります。今後変貌を続けていく渋谷を常に感じながら別荘のような領域の中に暮らす。この領域にふさわしいホスピタリティが感じられるレジデンスが実現したと考えています。今後も、無駄を恐れず、妥協に走らず、常にひとつ上、ひとつ先を望み続けるグランシリーズの思想に向けて、挑戦していきたいと思っています。

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“フラッグシップ”たる
立地・品質を常に感じながら、自分らしく暮らす”。
今後の「ザ・パークハウス グラン」シリーズに
ご期待ください。

「ザ・パークハウス グラン」シリーズの
ご紹介はこちらから
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※掲載の写真は2024年1月に撮影したものです。(提供写真除く)
※掲載の1階・2階平面図イメージイラストは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、実際とは異なります。なお、1階の共用施設(ラウンジ、コンセルジュカウンター、トランクルーム、自転車置場等)、2箇所のエントランス位置、住戸配置等を分かり易くするために、1階部分の平面図に2階部分を重ねて表現しております。予めご了承ください。
※アンケート結果:2023年12月契約者アンケートを集計