グランデスク コラム Vol.20

ザ・パークハウス
グラン ヒストリー[前編]

2025.5.30 FRI
(仮称)京都市左京区聖護院円頓美町計画

竣工時写真(「ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵」建物外観)

ザ・パークハウス グラン
10年間の軌跡とその価値

 三菱地所レジデンスが贈るザ・パークハウスのフラッグシップシリーズ
『ザ・パークハウス グラン』が誕生し、2024年7月で10年を迎えました。
 今回のコラムでは「ザ・パークハウス グラン ヒストリー」と称して、
前編では『ザ・パークハウス グラン』が目指すもの、当社の思想をご紹介するとともに、
この10年の間に誕生した8物件のコンセプトや特長などを紹介してまいります。
 当社の妥協なき<モノづくりのこだわり>を知っていただければ幸いです。

ザ・パークハウス グラン 三番町 ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵 ザ・パークハウス グラン 南青山 ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町 ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂 ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目 ザ・パークハウス グラン 神山町 ザ・パークハウス グラン 三番町26
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※各物件名をクリックいただくと該当記事に移動します。

『ザ・パークハウス グラン』とは

 当社は、経営ビジョンとして「暮らしに、いつも新しいよろこびを。」をお客様にお約束し、
1970年竣工の「赤坂パークハウス」以来、高品質・高付加価値な住まいを供給してまいりました。
 『ザ・パークハウス グラン』は、その歴史と志を受け継ぎ、
“最高水準の住まい” を目指すフラッグシップシリーズです。
 歴史や格式を重んじ、厳選した立地に、そこに住む人々へ、
「安心・安全」「機能性」「快適性」「メンテナンス性」という
住宅の基本性能について、できる限り高みを追求し、提供しております。
 外装、共用部、専有部においては、細部にまで素材のもつ重厚感と洗練されたデザインにこだわり、
プライバシーと利便性を両立しつつ、居住者のライフスタイルに合わせたゾーニング設計を実現。
 さらに、最新の設備と高品質な素材の採用により、時を経ても変わらぬ「一生もの」の価値を追求し、
単なる住宅ではなく、各物件毎に最適な住環境として深い安心と豊かな暮らしを目指し続けております。

10年間に誕生した8棟の
『ザ・パークハウス グラン』

「ザ・パークハウス グラン 三番町」

ザ・パークハウス グラン 三番町

竣工時写真(建物外観)

物件DATA

[住所]千代田区三番町 [竣工]2014年7月 [規模] 地上15階・地下1階 [総戸数]148戸 [設計]三菱地所設計・大林組 [施工]大林組

街並みに彩りを添える「番町の華」。

 かつての屋敷町・千代田区三番町。2014年、都心でありながら閑静な邸宅地の南傾斜地に、敷地面積3,400㎡超を有したモダンな佇まいの本物件が誕生しました。
 コンセプトは「番町の華」。通りに対して約70mのワイドフロンテージを活かして彩りのある植栽を施し、街と自然、そして建物が一体となり、安らぎを感じさせる景観をなしています。
 モダンな雰囲気のエントランスホールには、石工、左官職人、漆士など、現代の匠とも言える職人が技を尽くした左官壁のアートが配置され、凜とした静謐な空間が広がります。さらにその奥には自然が感じられる中庭と一体になったラウンジが設えられています。
 専有部においては「機能美」が重視され、デザイン性と実用性を兼ね備えた高級感のある収納を装備。さらに2,600mm以上の折上天井を確保しました。
 竣工から10年以上経過した現在においても、高いデザイン性を備えた有数の物件として高く評価されています 。

◆担当者コメント
お客様の期待を裏切らぬよう、あらゆる面でこだわりを貫き、街並み形成にも貢献する「番町の華」を目指しました。お引渡しした後も、ご入居者様から満足のお声をいただいています。

ザ・パークハウス グラン 三番町 建物外観

建物外観

約70mのワイドフロンテージに並ぶ木々が四季を呼び込む

ザ・パークハウス グラン 三番町 エントランスホール

エントランスホール

緊張感と開放感がひとつになった左官壁アートが人々を出迎える

ザ・パークハウス グラン 三番町 ラウンジ

ラウンジ

豊かな緑と水景を設えた中庭を望む癒しの空間。
10年以上経過した現在も美しい状態が保たれている

「ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」

ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵

竣工時写真(バルコニーから望む千鳥ヶ淵)

物件DATA

[住所]千代田区三番町 [竣工]2015年3月 [規模] 地上14階・地下2階 [総戸数]69戸 [設計]三菱地所設計(構造)竹中工務店 [施工]竹中工務店

千鳥ヶ淵沿いに建ち、
全邸が皇居を望む都心邸宅。

 眼下には皇居の杜、彼方に丸の内・大手町の摩天楼、そして春には桜が咲き誇る千鳥ヶ淵縁道沿いという希少な立地に建つ本物件は、このエリアにおけるシンボル的な物件です。
 本物件のコンセプトは「この国に住む」。千鳥ヶ淵の桜を眺望におさめる物件は他にもありますが、皇居に正対する配棟計画にこだわり、全戸南東向き・皇居ビューを実現。
 物件の顔となるアプローチ空間において、周辺との間に格式をもたせつつ、景観との調和も図る演出を施すことは、『ザ・パークハウス グラン』が定めるガイドラインのひとつです。
 外壁・柱には天然石を用い、日本古来の「軒」「庇」を取り込んだ重厚かつ伝統的なデザインを用いることで、格式ある景観と調和しています。斜面を活かした滝のあるロビーの水景、心地よいライティングは来訪者に特別な印象を与えます。
 専有部は、皇居の眺めを享受できるよう、サッシ高を約2,400mmの広い開口部とし、奥行2,000mmのバルコニーを採用しました。

◆担当者コメント
敷地入口の門扉・ゲートからラウンジに至る一つ一つの空間を分節化し、装飾・調度品・アートのある高級ホテルを思わせる気品ある空間としています。また、住戸からは皇居の杜、その先の大丸有エリアを見渡す眺望を第一に考えた商品づくりで、外観デザインのみならず、共用部、共用サービス、専有部に至るまでこだわりつくし、当社のフラッグシップ物件です。

ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵 建物外観

建物外観

千鳥ヶ淵のほとりに位置し、自然豊かな風景と調和

ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵 ラウンジ

ラウンジ

滝のある庭園との一体感を愉しみ、和洋を超えた空間演出

ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵 レセプション

レセプション

千鳥ヶ淵の桜をモチーフとしたオブジェを配置

「ザ・パークハウス グラン 南青山」

ザ・パークハウス グラン 南青山

建物外観

物件DATA

[住所]港区南青山五丁目 [竣工]2016年8月 [規模] 地上7階・地下1階 [総戸数]101戸 [デザイン監修]アーキサイトメビウス [設計]東急建設一級建築士事務所 [施工]東急建設

南青山五丁目、
青山に愛される邸宅。

 表参道の交差点から徒歩4分、財務省宿舎跡という希少な場所に、都心の最高峰物件のひとつとして開発されました。世界のラグジュアリーブランドが集結する南青山五丁目に生まれた、敷地面積4,800㎡超、総戸数101戸の大型物件です。
 外観は奥行きや陰影を活かした彫りの深い、落ち着きのあるデザイン。多彩なピッチで配置した縦のラインが特徴的なファサードが、上質なモダンアーキテクチャーを象徴しています。マリオンをランダムに配すなど、住宅エリアと商業エリアの二面性を併せ持つこの地ならではの新しい邸宅の形を目指しました。
 緑地帯によってみゆき通りの緑景を延長し、水盤の揺らぎをキャノピーに反射させて道路面に落とす先進的なライティングによって、エントランス周辺の調和をはかっています。エントランスホールに足を踏み入れれば、壁面にライムストーン、床に天然石を使った天井高5m超の空間が来訪者を出迎えます。さらにアルミパネルやアートガラスを配することで、「南青山」という先進的かつ洗練された街と調和しています。

◆担当者コメント
共用部の天然石を選ぶために中国の厦門に3回出張し、1階エントランス部の床・壁の全数を敷き並べて検査を行いました。1枚1枚模様の入り方が違う天然石を、どの場所にどう貼れば美しく見えるかということを関係者が確認する作業を繰り返し、納得いくまで検査を行いました。

ザ・パークハウス グラン 南青山 建物外観

建物外観

ランダムなマリオンの陰影と植栽が成熟した街並との調和を図る

ザ・パークハウス グラン 南青山 エントランスホール

エントランスホール

壁面にライムストーン、床に天然石を使った天井高5m超のゆとりある空間

ザ・パークハウス グラン 南青山 ラウンジ

ラウンジ

樹々の緑と水盤のある前庭を借景とし青山に息づく美意識や誇りを空間美として表現

「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」

ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町

竣工時写真(建物外観)

物件DATA

[住所]港区南青山七丁目 [竣工]2017年8月 [規模] 地上7階・地下1階 [総戸数]86戸 [設計]三菱地所設計 [施工]鹿島建設

すべては、プライベートのために。
私邸を究める南青山。

 南青山アドレスにありながら静寂で希少な東南角地の高台に建つ、南面道路に沿って東西約94mに広がる敷地面積4,000㎡以上の希少立地。ヴィンテージマンションが周辺に多数存在する、邸宅を造るにふさわしいエリアです。
 南側のグランドコートと北側のデザインコートの2棟で構成され、邸宅感漂うエリアにおいてヴィンテージマンションへと成熟していくことを意識し、「プライベートレジデンス」というコンセプトを掲げました。
 エントランスの車寄せでは、シンメトリーな三つの庇による建築美が来訪者を迎えます。
 エントランスホールは、床を濃淡織り交ぜた天然石、壁を特殊左官仕上げで設え、和テイストの空間としました。その奥に階段状の自然石と小滝の小景のあるカスケードラウンジを設けました。エレベーターコアにつながるコリドーには庭の緑を沿わせ、季節の移ろいを感じさせます。
 総戸数86戸に対してエレベーターを8基設けて動線を分散。南棟ではエレベーターを1フロアに1戸または2戸(一部3戸)のみの専用感覚で使える両面開口とし、各住戸の玄関前にプライベートホールを設えました。階数ボタンを住戸番号表示として「私邸」感を演出しています。北棟では建物を雁行配置として多面採光を実現。住戸内に柱、梁を出さないスマートなプランを提供しています。南棟、北棟いずれも邸宅にふさわしい平均100㎡超の間取りです。

◆担当者コメント
立地の持つ魅力を考慮し、「所有権、邸宅、規模感」を有し、ヴィンテージマンションへと成熟していくポテンシャルを秘めた物件になりうると考えました。プライバシーを確保した邸宅感のある物件で規模感を兼ね備えた本物件は、現在でも希少性の高いものとなっていると思います。

ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町 建物外観

建物外観

ベージュ系のタイル貼りを基調にし、
ブラックのストライプをあしらった伸びやかな表情の壁面

ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町 カスケードラウンジ

カスケードラウンジ

水景や情感豊かなシダレモミジなど、
癒しの風景とともに寛ぎの時を過ごせるカスケードラウンジ

ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町 コリドーコリドー

季節の移ろいを眺めながら歩くことができるコリドー

「ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂」

ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂

竣工時写真(建物外観)

物件DATA

[住所]港区南麻布一丁目 [竣工]2017年11月 [規模] 地上5階・地下2階 [総戸数]11戸 [デザイン監修]SKM設計計画事務所 [設計]戸田建設一級建築士事務所 [施工]戸田建設

公邸のごとく、私邸。
全120㎡超の邸宅の集合体。

 麻布エリア初の『ザ・パークハウス グラン』で、麻布通りと繋がる仙台坂から一歩奥まった閑静な高台に、一棟の邸宅を思わせる佇まいを有します。
 沿道ファサードであるベゼルホワイトの石貼の外観は、黒金物の造作により立体的で繊細な表情をまとい、エントランスアプローチと車寄せなど、大使館や大使公邸、邸宅の居並ぶ風格ある街に溶け込んでいます。
 また、沿道側にバルコニーを設けないことで私邸を思わせる外観とし、街並みとの調和を図りました。
 エントランスラウンジにはくつろげる暖炉を設置。天然石が陰影を刻むパティオから木漏れ日が差し込み、私邸としての迎賓空間が広がります。サインやライティング、壁面などにも細部までこだわり、建物全体のグレード感を演出しました。
 多様な住まいを実現するために専有部は全て120㎡超の角住戸とし、その半数以上が専用庭やルーフテラスといった広がりある外部空間を備え、戸建てを思わせる解放感を実現しています。私邸にふさわしいゆとりある空間と基本性能にあわせ、住まい方の変化への柔軟性を実現し、高い評価を受け、永く住み継がれている住宅です。

◆担当者コメント
個々の暮らしに併せた計画(個別設計変更対応実施)とし、将来の住まい方の変化への柔軟性(水回り設備の移動範囲を大きく可能なようにダウンスラブ範囲を広く確保)をもたせ、ライフスタイルの移り変わりに応えられるものにしました。お客様のご要望に応じて柔軟に設計変更をしたことで、ご入居者様にもご満足いただいています。全11戸の小規模ながらも細部までこだわりぬいた『ザ・パークハウス グラン』です。

ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂 建物外観

建物外観

歳月を経て成長した樹木と街並みに調和するベゼルホワイトの外壁

ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂 ラウンジ

ラウンジ

上質な時を育む空間には心地よく寛いでいただくために暖炉を設置

ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂 パティオ

パティオ

天然石が刻む陰影と差し込む木漏れ日が空間に立体感を創出

「ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目」(非分譲物件)

ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目

建物外観

物件DATA

[住所]港区南青山四丁目 [竣工]2018年12月 [規模] 地上7階・地下2階 [総戸数]36戸 [デザイン監修]三菱地所設計 [設計]銭高組一級建築士事務所 [施工]錢高組東京支社

六本木を眼下に収める、
南青山住宅

 みゆき通りから乃木坂トンネルに向かう通りに面し、青山霊園の緑越しに六本木方面を見渡せるエリアに建つ、都心の風格と最新技術が融合した物件です。
 東側の開口部には天然恵那石・割肌天然石を使用し、重厚感・高級感を創出。車寄せは1Fと地下駐車場の2カ所に配置し利便性を高めました。こだわり抜いた天然石英石やガラスアートで質感を施し、邸宅を感じさせる落ち着いた雰囲気を演出しています。
 根津美術館のある青山美術館通りに面することから、共用内廊下には一定間隔でアートを設置。洗練されたライティングと厳選された素材が心地よい動線と開放感を生み出します。
 専有部では、パブリックゾーンとプライベートゾーンを明確に分離し、快適性と高い機能性を追求しました。大型住戸にはエアロテックを標準とし、東側にはルーフバルコニーだけでなく自動散水を施した植栽を配置しました。最上階にある約200㎡のメゾネットは、都心の眺望を楽しめるリビング・ダイニングとメインベッドルームをプランニングし、専用エレベーターおよび室内エレベーターを設置しています。

◆担当者コメント
共用部の部材は職人の加工を施すものも多く、何度も協議を重ねながら進めました。また、アート的な要素も取り入れ、青山の雰囲気を纏う、落ち着いた邸宅感を演出しました。竣工後に希少性が高まり、『ザ・パークハウス グラン』ファンからの注目を浴びている物件のひとつです。

ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目 現地周辺の街並み

現地周辺の街並み

現地周辺の青山橋より青山霊園の緑越しに六本木方面が見渡せる

ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目 竣工時写真(エントランス)

竣工時写真(エントランス)

奥行きがあり、割肌の天然石を巡らせた重厚感のあるアプローチ

ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目 竣工時写真(ラウンジ)竣工時写真(ラウンジ)

ガラスが見せる落ち着いた煌めきと仄明かりに浮かぶ陰影に包まれた寛ぎの空間

「ザ・パークハウス グラン 神山町」

ザ・パークハウス グラン 神山町

竣工時写真(建物外観)

物件DATA

[住所]渋谷区神山町 [竣工]2023年11月 [規模] 地上3階・地下2階 [総戸数]55戸 [デザイン監修]キュリオシティ [設計]東亜建設工業一級建築士事務所 [施工]東亜建設工業

住まう人の感情に寄り添う、
都心の中の別荘。

 渋谷区・第一種低層住宅専用地域初の『ザ・パークハウス グラン』の地として選ばれたのは、大使館・政治家宅の多い松濤・神山町エリア。100年に一度と言われる再開発が進む渋谷駅周辺が徒歩圏内で、緑豊かな代々木公園も近い奥渋谷は、紀州徳川家の広大な別邸跡地から生まれた歴史ある邸宅街。そこに「都心の中の別荘」というコンセプトに基づき、4,000㎡超の広大な敷地を誇る物件が誕生しました。
 外装デザインは、ブティックやホテルといった商業空間デザインなどを手がける「キュリオシティ」のグエナエル・ニコラ氏が監修。明るい木目の縦格子ルーバーを採用して軽さと優しさを演出しながら、あえて建物を小さく見せる工夫を施し、夜はほのかなライトアップによって“帰りたくなる場所”を表現しました。奥に向かってゆるやかにカーブを描くエントランスアプローチや、影までが美しい縦ルーバー、行灯を思わせるライティングなどによって“おもてなし”を表現し、中庭には、ソファからゆったりと眺められる、草木に見立てた緑色の石と鉄のオブジェも配置しています。
 専有部のうち3戸をルーフテラス付き住戸とし、解放感のある眺望を確保しました。
 伝統的な重厚感と現代的なデザインを融合させ、快適性と耐久性に優れた住環境は、『ザ・パークハウス グラン』ブランドの誇りを体現しています。

◆担当者コメント
グエナエル・ニコラ氏が「必要だからデザインするのではなく、街の中でどのような存在感であるべきか。この場所だから生まれるプロセスがある、だからこそ他の場所では生まれない“ただ一つ”のデザインになる」と語られたのが印象的。一切妥協をしないその姿勢に恥じない物件をつくることができました。ご入居者様からも「センスが良く、木の質感にリラックスする」「共用部の雰囲気がよく、居心地がよい」などご満足いただくお声をいただいています。

ザ・パークハウス グラン 神山町 竣工時写真(エントランスアプローチ)

竣工時写真(エントランスアプローチ)

「都心の中の別荘」をコンセプトに別荘のような私邸をデザイン。
サプライズな演出を施したエントランスアプローチ

ザ・パークハウス グラン 神山町 エントランスホール

エントランスホール

エントランスホールの奥にある中庭には
草木に見立てた緑色の石と鉄のオブジェを配置

ザ・パークハウス グラン 神山町 共用廊下

共用廊下

光と木質が創り上げるコントラストに包まれた、プライベートへ誘う空間

「ザ・パークハウス グラン 三番町26」

ザ・パークハウス グラン 三番町26

ガーデンラウンジ

物件DATA

[住所]千代田区三番町 [竣工]2024年9月 [規模] 地上17階・地下2階 [総戸数]102戸 [デザイン監修]三菱地所設計 [設計]東急建設一級建築士事務所 [施工]東急建設

大妻通りのヒルトップに溶け込む、
雅やかと静けさの調和。

 大妻通りに面する高台に位置し、皇居周辺の豊かな自然も身近に感じることのできる100戸超の大型物件です。
 四方が道路に接することで敷地の独立性が際立ち、三番町における新たな象徴となる住まいを実現しています。
 “土地の歴史性を紐解き、未来へ手渡ししていく”という『ザ・パークハウス グラン』ならではの街づくりにより、番町エリアの骨格をなす美しい「通り」を、より潤いのある景観に変えました。
 目を引く外装デザインの特徴は、いにしえのエンタシスの流麗なフォルムを描き、力強く立ち上がる16本の重厚感ある列柱。敷地北側には皇居をオマージュした水と桜をつなぐカスケードガーデンを設置。千鳥ヶ淵のソメイヨシノより早く咲く桜の品種を採用することにより、春の訪れをいち早く知らせる「桜の起点」を演出、穏やかな水盤ともに街の風景を演出します。
 日本三大桜とも言われる福島の“三春滝桜”から着想を得たアート作品を設置した共用部は、番町にふさわしい「格(かまえ)」と「悠(ゆとり)」、そしてエレガントな「華やぎ」がインテリアテーマ。時間帯ごとの調光・調色制御システムが上質な佇まいを演出します。
 専有部では、パブリックゾーンとプライベートゾーンの調和が図られ、最新設備と内装ディテールにもこだわっています。清掃員がごみを回収してくれる便利なガーベッジスペースやトランクルームなど、各仕様には“長く愛される住まい”という『ザ・パークハウス グラン』の理念が結実しています。

◆担当者コメント
コンセプトワード「雅やかさ・静けさ=雅静」がまさにマッチする物件です。竣工してまだ数ヶ月でありながら、外観・共用部が高く評価されており、他社の担当者様にも完成度の高さに一目を置いていただける物件です。

ザ・パークハウス グラン 三番町26 建物外観

建物外観

16本の列柱からなる多角形の建物デザインが印象的

ザ・パークハウス グラン コンシェルジュ

コンシェルジュ

左右のゲートウォールが深奥に待つ特別な私領域への境界を描く空間

ザ・パークハウス グラン カスケードガーデンカスケードガーデン

枝垂桜を中心に四季の変化に富んだ落葉樹をふんだんに配した北側の庭園。
近づけば静謐を際立たせる心地よい水音が響きます

 今回は『ザ・パークハウス グラン』の10年に亘る挑戦と進化、
そして各物件が放つ独自の魅力をご紹介いたしました。
 当社の妥協なきモノづくりへの情熱が詰まったこの歴史は、未来への希望と革新へとつながる礎です。
後編ではプロジェクトに関わった開発担当者が語る『ザ・パークハウス グラン』への想いや細部へのこだわり、
『ザ・パークハウス グラン』の進むべき未来についてお届けする予定です。どうぞご期待ください。

その名に恥じない。その志に恥じない。
立地を選び抜き、技術と美意識を求め抜き、もてなしを磨き抜く。
妥協を捨て、近道など探さず、
時も手間も惜しまず、情熱も残さず注ぎ尽くして。
「The Parkhouse」が抱く理想を目指し、「The Parkhouse」が掲げる哲学を究めるために。
その想いから生まれた
「The Parkhouse GRAN」。
――「グランの礎」(抜粋)

「ザ・パークハウス グラン ヒストリー」
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