ザ・パークハウス
グラン ヒストリー[前編]
竣工時写真(「ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵」建物外観)
ザ・パークハウス グラン
10年間の軌跡とその価値
三菱地所レジデンスが贈るザ・パークハウスのフラッグシップシリーズ
『ザ・パークハウス グラン』が誕生し、2024年7月で10年を迎えました。
今回のコラムでは「ザ・パークハウス グラン ヒストリー」と称して、
前編では『ザ・パークハウス グラン』が目指すもの、当社の思想をご紹介するとともに、
この10年の間に誕生した8物件のコンセプトや特長などを紹介してまいります。
当社の妥協なき<モノづくりのこだわり>を知っていただければ幸いです。
※各物件名をクリックいただくと該当記事に移動します。
『ザ・パークハウス グラン』とは
当社は、経営ビジョンとして「暮らしに、いつも新しいよろこびを。」をお客様にお約束し、
1970年竣工の「赤坂パークハウス」以来、高品質・高付加価値な住まいを供給してまいりました。
『ザ・パークハウス グラン』は、その歴史と志を受け継ぎ、
“最高水準の住まい” を目指すフラッグシップシリーズです。
歴史や格式を重んじ、厳選した立地に、そこに住む人々へ、
「安心・安全」「機能性」「快適性」「メンテナンス性」という
住宅の基本性能について、できる限り高みを追求し、提供しております。
外装、共用部、専有部においては、細部にまで素材のもつ重厚感と洗練されたデザインにこだわり、
プライバシーと利便性を両立しつつ、居住者のライフスタイルに合わせたゾーニング設計を実現。
さらに、最新の設備と高品質な素材の採用により、時を経ても変わらぬ「一生もの」の価値を追求し、
単なる住宅ではなく、各物件毎に最適な住環境として深い安心と豊かな暮らしを目指し続けております。
10年間に誕生した8棟の
『ザ・パークハウス グラン』
「ザ・パークハウス グラン 三番町」
竣工時写真(建物外観)
物件DATA

建物外観
約70mのワイドフロンテージに並ぶ木々が四季を呼び込む

エントランスホール
緊張感と開放感がひとつになった左官壁アートが人々を出迎える

ラウンジ
豊かな緑と水景を設えた中庭を望む癒しの空間。
10年以上経過した現在も美しい状態が保たれている
「ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」
竣工時写真(バルコニーから望む千鳥ヶ淵)
物件DATA
◆担当者コメント
敷地入口の門扉・ゲートからラウンジに至る一つ一つの空間を分節化し、装飾・調度品・アートのある高級ホテルを思わせる気品ある空間としています。また、住戸からは皇居の杜、その先の大丸有エリアを見渡す眺望を第一に考えた商品づくりで、外観デザインのみならず、共用部、共用サービス、専有部に至るまでこだわりつくし、当社のフラッグシップ物件です。

建物外観
千鳥ヶ淵のほとりに位置し、自然豊かな風景と調和

ラウンジ
滝のある庭園との一体感を愉しみ、和洋を超えた空間演出

レセプション
千鳥ヶ淵の桜をモチーフとしたオブジェを配置
「ザ・パークハウス グラン 南青山」
建物外観
物件DATA
◆担当者コメント
共用部の天然石を選ぶために中国の厦門に3回出張し、1階エントランス部の床・壁の全数を敷き並べて検査を行いました。1枚1枚模様の入り方が違う天然石を、どの場所にどう貼れば美しく見えるかということを関係者が確認する作業を繰り返し、納得いくまで検査を行いました。

建物外観
ランダムなマリオンの陰影と植栽が成熟した街並との調和を図る

エントランスホール
壁面にライムストーン、床に天然石を使った天井高5m超のゆとりある空間

ラウンジ
樹々の緑と水盤のある前庭を借景とし青山に息づく美意識や誇りを空間美として表現
「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」
竣工時写真(建物外観)
物件DATA
◆担当者コメント
立地の持つ魅力を考慮し、「所有権、邸宅、規模感」を有し、ヴィンテージマンションへと成熟していくポテンシャルを秘めた物件になりうると考えました。プライバシーを確保した邸宅感のある物件で規模感を兼ね備えた本物件は、現在でも希少性の高いものとなっていると思います。

建物外観
ベージュ系のタイル貼りを基調にし、
ブラックのストライプをあしらった伸びやかな表情の壁面

カスケードラウンジ
水景や情感豊かなシダレモミジなど、
癒しの風景とともに寛ぎの時を過ごせるカスケードラウンジ

季節の移ろいを眺めながら歩くことができるコリドー
「ザ・パークハウス グラン 麻布仙台坂」
竣工時写真(建物外観)
物件DATA
◆担当者コメント
個々の暮らしに併せた計画(個別設計変更対応実施)とし、将来の住まい方の変化への柔軟性(水回り設備の移動範囲を大きく可能なようにダウンスラブ範囲を広く確保)をもたせ、ライフスタイルの移り変わりに応えられるものにしました。お客様のご要望に応じて柔軟に設計変更をしたことで、ご入居者様にもご満足いただいています。全11戸の小規模ながらも細部までこだわりぬいた『ザ・パークハウス グラン』です。

建物外観
歳月を経て成長した樹木と街並みに調和するベゼルホワイトの外壁

ラウンジ
上質な時を育む空間には心地よく寛いでいただくために暖炉を設置

パティオ
天然石が刻む陰影と差し込む木漏れ日が空間に立体感を創出
「ザ・パークハウス グラン 南青山四丁目」(非分譲物件)
建物外観
物件DATA
◆担当者コメント
共用部の部材は職人の加工を施すものも多く、何度も協議を重ねながら進めました。また、アート的な要素も取り入れ、青山の雰囲気を纏う、落ち着いた邸宅感を演出しました。竣工後に希少性が高まり、『ザ・パークハウス グラン』ファンからの注目を浴びている物件のひとつです。

現地周辺の街並み
現地周辺の青山橋より青山霊園の緑越しに六本木方面が見渡せる

竣工時写真(エントランス)
奥行きがあり、割肌の天然石を巡らせた重厚感のあるアプローチ

ガラスが見せる落ち着いた煌めきと仄明かりに浮かぶ陰影に包まれた寛ぎの空間
「ザ・パークハウス グラン 神山町」
竣工時写真(建物外観)
物件DATA
◆担当者コメント
グエナエル・ニコラ氏が「必要だからデザインするのではなく、街の中でどのような存在感であるべきか。この場所だから生まれるプロセスがある、だからこそ他の場所では生まれない“ただ一つ”のデザインになる」と語られたのが印象的。一切妥協をしないその姿勢に恥じない物件をつくることができました。ご入居者様からも「センスが良く、木の質感にリラックスする」「共用部の雰囲気がよく、居心地がよい」などご満足いただくお声をいただいています。

竣工時写真(エントランスアプローチ)
「都心の中の別荘」をコンセプトに別荘のような私邸をデザイン。
サプライズな演出を施したエントランスアプローチ

エントランスホール
エントランスホールの奥にある中庭には
草木に見立てた緑色の石と鉄のオブジェを配置

共用廊下
光と木質が創り上げるコントラストに包まれた、プライベートへ誘う空間
「ザ・パークハウス グラン 三番町26」
ガーデンラウンジ
物件DATA
◆担当者コメント
コンセプトワード「雅やかさ・静けさ=雅静」がまさにマッチする物件です。竣工してまだ数ヶ月でありながら、外観・共用部が高く評価されており、他社の担当者様にも完成度の高さに一目を置いていただける物件です。

建物外観
16本の列柱からなる多角形の建物デザインが印象的

コンシェルジュ
左右のゲートウォールが深奥に待つ特別な私領域への境界を描く空間

枝垂桜を中心に四季の変化に富んだ落葉樹をふんだんに配した北側の庭園。
近づけば静謐を際立たせる心地よい水音が響きます
今回は『ザ・パークハウス グラン』の10年に亘る挑戦と進化、
そして各物件が放つ独自の魅力をご紹介いたしました。
当社の妥協なきモノづくりへの情熱が詰まったこの歴史は、未来への希望と革新へとつながる礎です。
後編ではプロジェクトに関わった開発担当者が語る『ザ・パークハウス グラン』への想いや細部へのこだわり、
『ザ・パークハウス グラン』の進むべき未来についてお届けする予定です。どうぞご期待ください。
その名に恥じない。その志に恥じない。
立地を選び抜き、技術と美意識を求め抜き、もてなしを磨き抜く。
妥協を捨て、近道など探さず、
時も手間も惜しまず、情熱も残さず注ぎ尽くして。
「The Parkhouse」が抱く理想を目指し、「The Parkhouse」が掲げる哲学を究めるために。
その想いから生まれた
「The Parkhouse GRAN」。
――「グランの礎」(抜粋)
後編記事はこちら
◆担当者コメント
お客様の期待を裏切らぬよう、あらゆる面でこだわりを貫き、街並み形成にも貢献する「番町の華」を目指しました。お引渡しした後も、ご入居者様から満足のお声をいただいています。