三菱地所グループが扱っているマンションにお住いの方が売却を検討する際、「誰に、どこに、声をかけたらいいのかが分からない」「信頼できる人に長く暮らしたマンション売買を任せたい」「三菱地所に仲介を依頼するメリットが分からない」という声が上がっていたことが課題としてありました。そこで、2022年にスタートさせたのが「ザ・パークハウス マイスター」制度です。
「マイスター」とは、巨匠や大家という意味です。ドイツでは職人などの専門的な技術や知識を持っている人に対して用いられています。その言葉が意味する通り、「ザ・パークハウス マイスター」とは、三菱地所グループが販売する「ザ・パークハウス」をはじめ、三菱地所グループが分譲・管理するマンションに対する豊富な知識と経験を持った営業スタッフだけに与えられる称号です。

「ザ・パークハウス マイスター」に認定されるには3つの要件を満たしていることが必要です。1つめは仲介業務経験。2つめは三菱地所グループの分譲・管理物件の仲介取扱件数。この2つを満たす営業スタッフを対象に試験を行い、合格した人だけがザ・パークハウス マイスターを名乗ることができます。試験内容は、三菱地所グループの物件に関する知識に加え、ブランドやアフターサービス、マンションの設計基準など多岐にわたります。また一度ザ・パークハウス マイスターに認定されても、毎年行われる試験にクリアしないと称号が剥奪されるため、常に新しい知識をインプットしてブラッシュアップしていくことも求められます。

ザ・パークハウス マイスターの強みは、十分な業務経験や三菱グループの物件に対する幅広い知識を持っていること。実はこの幅広い知識の中には、物件の構造や設備はもちろんですが、開発秘話といった分譲当時のストーリー、過去の取引実績や相場の推移といった、チラシやパンフレットには記載していないような一歩踏み込んだ情報も含まれています。
例えば、売主様と密なコミュニケーションをはかり、売主様の購入当時からのストーリーや愛着ある住まいへの想い、周辺地域の学区情報や近隣の小中学校の雰囲気、スーパーマーケットや飲食店の情報など、実際住んでみないと得られないリアルな情報を売主様からヒアリング。チラシやパンフレットに記載されていない情報や思いを、買主様に伝えるのもザ・パークハウス マイスターの大事な役目です。
また、現在管理組合でどのような話し合いがされているのかなど売主様が気づきにくい情報をヒアリングして、買主様に伝えることができます。
物件の全てを知っているからこそ、売主様には知見を活かした売却提案を行うことができ、買主様へは売主様に変わって物件の魅力を余すことなく伝えることができるのです。