マンションの管理状況は、物件広告などで表立って紹介されているわけではありません。広告では、間取りや設備、立地といった条件がメインで紹介されていますが、管理面はクローズアップされないことがほとんど。ところが、管理がずさんだと、共用のゴミ置場が汚れたままになっていたり、必要な設備点検や保守が行われなかったりして、いざ住み始めてから「マンション選びに失敗した！」と後悔する人も少なくありません。安全で快適に暮らしていくためにも、マンション選びの際には、マンションの管理体制をチェックする必要があります。

では、三菱地所コミュニティの管理員が高い評価を受けているのはなぜでしょうか？
その理由のひとつに、同社がマンション管理のプロフェッショナルを育成するための実習施設「三菱地所コミュニティ・ラボ」を開設していることがあげられます。施設内には、各種建材・部位に最適なプロの掃除を学べる「清掃ゾーン」、給水ポンプや消防設備などを再現した「設備ゾーン」、マンションの構造や修繕の仕組みなどを学べる「建物ゾーン」といった実際のマンションの様子を再現。視覚・聴覚・触覚による体験や、効率的な実習、非常の際のトレーニングなどを通して、管理員が必要とする専門的な知識と技術を身に付けられるのが特徴です。この研修施設は、大阪と東京にあり、いずれも国が定める認定職業訓練の登録を受けて運営されているので、確かな知識や技術をしっかりと身に付けることができます。

さらに三菱地所コミュニティでは、管理員未経験でも専門の知識・技術に加えて、居住者への接し方やマナーといった接遇面などを習得できる研修制度を充実させていることも、大きな強みです。管理員入社時には、「ウェルカム研修」で、座学や清掃・設備実技研修、ロールプレイングなどさまざまな研修を通して、実際の業務に向けた準備を行います。
研修に参加した管理員からは、「研修を通して、管理員としての業務内容が多岐に渡る事が分かった。居住者への接し方、清掃のやり方、受付、点検業務等、未経験の事が多いが、今後業務を通して、また、社内外の関係者の指示・サポートを受けながら学習していきたい」「ロールプレイング研修はとても勉強になった。実際の現場でのやり取りを目の当たりに出来て、どのような資料にも勝る経験だった」などの声が多数集まり、今後の業務に活かす気づきにつながっているようです。最近では超高齢化社会に対応すべく管理員全員に認知症サポーター研修を実施しているのも特徴。管理員として業務をスタートしてからも、「フォローアップ研修」や「連絡会」といった研修で、継続的な知識や技術向上が図られています。