アイズプラス2015年 「みんなで考えた洗面室のモンダイ」 公開
[アイズプラス]
2015年04月06日
洗面室には洗面、脱衣、洗濯、それらにともなう収納といった、いくつもの機能が収められています。
それぞれが関係し合っているため、開発にあたっては洗面室全体を試作しながら検討してきました。特に洗濯に関しては、人それぞれに洗濯の方法や干し方、頻度などの違いがあり、自分で選べる、または可変できる仕組みが必要なようです。
また収納については、他の場所の収納とも関係が深く、何をどこまで洗面室におくかは一概に決められないため、ここでも可変性を考慮する必要があります。このようなことを踏まえ、試作やインタビュー、アンケートをとおして、「洗面化粧台」「リネン庫」「バスルームの扉」について改善しました。ここで、今回行った改善の流れについて説明していきます。
開発後記
今回の開発を通してたくさんのことをチームで話し合いました。今回はまだ解決できなかったこともたくさんありますが、一番の発見は「洗濯のしかたが人それぞれで大きく違う」ということでした。
たとえばみなさんは、洗濯物をどのように干しているでしょうか。またどんなタイミングで洗濯をするでしょうか。毎日でしょうか。一日数回洗濯機を回すでしょうか。それとも休日にまとめて洗濯するでしょうか。
今回のグループインタビューでは、家族のかたちや、それぞれの洗濯の方法がずいぶんと違うことがわかりました。特にバスタオルは、その日に洗濯する場合でも、次の日に洗濯する場合でも、「洗濯前に1度乾かしてから洗濯する」という方がほとんどでした。洗濯前にバスタオルを乾かす場所については、家族の多い方はバスルームでは干せないので、「それぞれダイニングのイスの上にかけておく」という人もいました。フックなどにかけて複数枚を効率よく乾かす方法もあると思いますが、多くの方は「広げて」乾かしたいようです。
洗濯で欠かせない道具の一つが「洗濯カゴ」です。みなさんはこの洗濯カゴをどこに置きますか。洗濯カゴを置くスペースを確保するのが一番よいのですが、洗濯カゴの使い方にもみなさんそれぞれ違いがありました。汚れた衣類を入れている人や、洗濯後、干す場所に運ぶ際に使う人などさまざまです。
これらを踏まえると、洗濯カゴ置き場をはっきりと決めるのではなく、洗面台の下や、洗濯機の上などをオープンスペースにすることで、使う人が自由にカスタマイズできる方法もあるのではないかと考えています。
オープンスペースにすることで、そのままその場所に洗濯カゴを置いたり、棚などで自由にカスタマイズしたりできるでしょう。また、入居時にオプションを取り付けることも可能です。さらに、入居後のライフスタイルの変化に合わせた使い方にも対応できます。
いかがでしょうか。
今回の提案を踏まえ、今後もさらにさまざまな問題を解決していきたいと思います
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