YUNさんに聞く。成長を助ける、やさしさにあふれた子ども部屋

YUNさんに聞く。成長を助ける、やさしさにあふれた子ども部屋

[暮らしのアイデア]

2019年01月29日

白を基調とした北欧風の自宅の写真で人気を集めるブロガー・インスタグラマーのYUNさん。6歳と4歳の二人の女の子を育てるママであり、2017年2月に4LDKの二階建て一戸建てを購入しました。子育てをするなかで変わっていくライフスタイルに合わせて、家族が心地よい住まいを模索し続けています。

今回は、YUNさんに、子ども部屋への思いをうかがいました。

 

「片づけが苦手?」子どもを見守り、行動から考える

10代の頃からインテリアに興味があったというYUNさん。当時ハンドメイドで、紙や空き箱を利用して部屋に置く棚や台などを作っていたこともあったそう。当然マイホームの夢は膨らみ、将来住む家についてのイメージも色々あったそうです。

「もともと母がインテリア好きで、幼いころは一緒に壁をペンキで白く塗ったり、DIYをしたりしていました。母が作っていく空間が心地よくて、その影響もあって私も母と同じくモノトーンのインテリアが好きになったのでしょうね。また、あるとき海外帰りの友人宅を訪問した際、築年数が古い昭和の家に、北欧風の家具や雑貨を取り入れて、古さを感じさせない和モダンな空間にしているのにインパクトを受けました。以来、北欧のインテリアに惹かれ、住まいを白基調の北欧風にしつらえていくようになりました。ですから、自分の子どももそういう雰囲気の中で育てたいと思い、子ども部屋についても色々イメージしたり、リサーチしたりしていました」

白を基調に北欧風にしつらえたリビング。

マイホームに引っ越してしばらくしてから、子どもたちのおもちゃが増えてきたので、子ども部屋を作ることに。新居は北欧風のインテリアで統一しようと考えていたそうですが、子ども部屋には新しいアイデアを取り入れることにしたんだそう。

「いずれは自分たちで部屋の整理整頓ができるようになってほしいと思っていました。ところが子どもたちを見ていると、片付けを促してもなかなか進まず、片づけにくそうにしていると感じました。どうしてだろうと観察するうちに子どもと大人では目線の高さや手が届く場所などが異なるからだと気づきました。それならば、年齢に応じた家具の配置や収納方法を考え、子どもたちが暮らしやすい部屋を作ろうと意識が変わっていったのです。」

 

子どもが自分で片づけしやすく、安全で楽しく過ごせる部屋づくりを

「まず一番に安全性を考えました。家具は倒れてしまう危険を考慮して、背の高いものは置かず、タンスもクローゼットの中に入れました。さらに、ガラスなどでできた壊れやすいアイテムを避けるなど、子どもたちが安全で楽しく過ごせるように部屋を整えていきました」

次に収納は、子どもがわかりやすい収納方法にしました。以前は室内がすっきりするように「隠す収納」にしていましたが、お子さんたちがおもちゃを戻す場所がわからなくなっていたことを踏まえて、自分で片づけられることにこだわった配置に。

クローゼットを白く塗り、モールディング風の飾りもDIYで取り付け。クローゼットを開け放すと「見える収納」で、おもちゃを取り出しやすく、しまいやすく。

「子どもが自分から片づけをしない理由は、どこにおもちゃを片づければいいかわからないからだと考えたんです。子どもにとっては見た目すっきりの「隠す収納」ではなく、片づけやすさ重視の収納がよいと気がつき、クローゼットを開け放しにした「見える収納」にしました。片づけ先をわかりやすくするために、区切りのある収納棚を選び、おもちゃの種類別に分けて収納できるようにしました。さらに、しまいやすくするために棚や引き出しに入れるもの名前を書いて“おもちゃの住所”がわかるようにしたんです」

「りかちゃんふく」「おさら」など、しまいやすくするために棚や引き出しに中身を書いて“おもちゃの住所”がわかるように。

これが功を奏し、子どもたちは、YUNさんが言わなくとも自分たちだけでおもちゃを片づけるようになったんだとか。

そして、子どもたちは、YUNさんと一緒に作った部屋ができあがったとき、「かわいい」と喜んで、子ども部屋は大のお気に入りに。お友だちが遊びに来ると、率先して子ども部屋を案内することもあるのだそうです。

「今でもおもちゃを適当に片づけているときや、部屋がぐちゃぐちゃになるときもあるんですが、そういうときは私が手助けをして、戻す場所を教えています。そうすることで、子どもたちが場所を覚えなおして、遊んだらここに戻す……というのができるようになっていますね」

シャーベットブルーの壁に合わせて、オーナメントの色もDIY。

お子さんたちが自分で片づけられるようになったおかげで、YUNさんは時間的にも気持ちにも余裕を持てるようになっていきました。「子どもたちにとって暮らしやすい部屋に」と、こだわりを持って子ども部屋を作ったことが、YUNさん自身にもよい影響をもたらしているようです。

元々は和室だったところ。明るくなるようにとホワイトを基調に。

YUNさんの家では当初は二階の一室だけを子ども部屋にしていました。しかし、お子さんを育てるうえで、子ども部屋はリビングやダイニングに近いところが便利で安心だと思い、一階にもお子さんたちのための部屋を作りました。

「子ども部屋で遊んでいるときに、親の目が行き届かなくなってしまうときがあったんです。それで、小さいうちは目の届くところで過ごせるようにと、リビング隣の和室も子どもたちのための部屋にしました」

そして、成長した二人のお子さんたちは、いつの間にかふたつの部屋をどのように使うかを自分たちで決めていて、時と場合に応じて部屋を行き来しながら、時には冒険するように楽しんでいるのだとか。

YUNさんの家の子ども部屋は、お子さんたちの部屋に対する愛着や自主性をはぐくむ空間にもなっているようです。

 

子ども部屋の空間作りは、子どもの希望や思いを尊重する

ご自身も幼いころ母親がDIY好きで自宅の壁を白に塗り替えていくのを見ていくなかで、いつしか自分も白基調のインテリアが好きになっていったというYUNさん。現在、自分が親になって、自身の見立てで仕上げた子ども部屋をお子さんたちが気に入ってくれていることをうれしく思いながらも、今後お子さんたちが成長していくなかで部屋に対する希望が生まれたら、その思いを尊重してあげたいといいます。

「私が母の影響を受けたように、子どもたちが私の好きなものを好きになってくれて、親子でインテリアの話をできたらいいなという願望はありますが、私自身、親から『こういう部屋にしなさい』みたいに指図されたことはなく、いつも自分の好きなように空間作りをしていました。なので、子どもたちも同じように大きくなるにつれて自分の好きなように作ってくれたらいいなと思っています」

子ども部屋にはキャノピーを設置し、お子さんたちのお気に入りスペースに。

小学校入学に向けて、数年後には勉強机など子ども部屋に置く家具も変えていくとこになるでしょうが、「それも私の好きなものにこだわらず、子どもが叶えたい部屋になることを優先して決めていくつもり」だというYUNさん。

「暮らしていくなかで、家族の希望や私の好みは徐々に変わっていくと思うんです。子どもが生まれてから、子ども部屋の配置や片づけの問題など考えないといけない課題が増えて、今も長女が部屋に二段ベッドを置きたいと希望しているので、どう配置したらいいのかなと悩んでいるところ。でも、子ども部屋は子どもにとって楽しくくつろげる場所であってほしいので、基本的にはその時々で変化する自分や家族の好み、ライフスタイルに寄り添った形で住まいを進化させていこうと思います。自分で家の中を整えていけるのはワクワクすることでもあるので、少しずつプランを考えながら、目で見て楽しく、家族が気持ちよく暮らせる空間にしていきたいです」

<プロフィール>
YUNさん
建売住宅を購入後、趣味のDIYをいかして日々、理想の住宅へと進化させている。

サイト
YUNのお家づくり〜建売住宅をDIYで理想の家へ〜
Instagram

(テキスト)田下愛
(写真)YUNさん提供

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