パリジェンヌのアートセンスが光る、独創的なインテリア装飾。

Wonderful Lifeパリジェンヌのアートセンスが光る、独創的なインテリア装飾。

[暮らしのアイデア]

2019年01月23日

素敵な住まいをご紹介する『Wonderful Life』。毎回、インテリアはもちろん、オーナーのライフスタイルから、美しい暮らしのヒントをお届けします。

クリスティーヌ・ラキャリエールさん
パリ在住

パリ9区のアパルトマンで、
3匹の愛猫と暮らすクリスティーヌ・ラキャリエールさん。
アートや骨董品などに囲まれた
素敵な住まいをつくりあげています。

クリスティーヌさんが住まいを購入したのは1974年、彼女が20代のとき。それから15年後に今の間取りに大改装を施しました。そんな住まいを彩るのが、30年以上毎年足を運んでいるというパリ郊外、シャトゥーで年2回開かれる骨董市で見つけたオブジェやインテリア家具たち。センスに富んだインテリア装飾は、コーディネートのお手本にしたいアイデアにあふれています。

ダイニングルーム側の壁には、たくさんのアートが飾られているのがとても印象的。ただ並べるのではなく、大小、形違いなどのアートを組み合わせ、メリハリをつけているところは、お手本にしたいポイントです。左側の壁は、愛猫がくつろいだり、来客時にゲストに提供したりする小部屋の壁。その壁の前にちょこんと置かれている骨董の椅子も、小部屋同様愛猫のお気に入りの場所。そして手前に見えているブルーの丸椅子も骨董市で購入した椅子。こうした風合いのある骨董家具が洗練された空間を演出しています。

リビングルームの壁に飾られているのは、美しい絵柄が印象的なマンスリープレート。月替わりで1枚ずつではなく、12ヶ月分まとめて飾ることで、空間のなかでもひときわ目をひく存在となっています。その壁の前に置かれたオレンジのソファはフランスのコンテンポラリー家具ブランド「リーン・ロゼ」のもの。白を基調とした空間に、あえてオレンジやブルーの椅子を配し、色を添えているセンスもさすがです。

住まいの改装時には、建築家などには頼らず、自分で間取りや空間のディテールを考えたというクリスティーヌさん。なかでもこだわったのが、リビングやダイニングの壁の飾り棚。壁をくり抜き、書籍などのほか、たくさんの骨董品やオブジェを飾れるようデザインしました。こちらは小部屋の壁。骨董のアイロンやコーヒーミルが飾られています。いわゆるアートピースだけではなく、こうした骨董品をさりげなく装飾に取り入れているところからも、クリスティーヌさんの独創的なセンスが伺えます。

赤いドアが印象的な玄関の廊下には、大小様々な観葉植物が飾られています。手前の大きな植物の鉢カバーは、やはり骨董市で購入したもの。かつて農家で搾乳時のミルク入れとして使用されていたものだそうで、そこに美しい絵が描かれており、クリスティーヌさんも一目惚れ。天窓から差し込む陽の光をたっぷりと浴び、生き生きとしたグリーンと、美しい佇まいの骨董品が見事に調和した玄関は、クリスティーヌさんや訪れる人をいつも明るく出迎えてくれるのです。

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