家族の暮らしを豊かにするアイデア満載のドイツの家。

Wonderful Life家族の暮らしを豊かにする
アイデア満載のドイツの家。

[暮らしのアイデア]

素敵な住まいをご紹介する『Wonderful Life』。毎回、インテリアはもちろん、オーナーのライフスタイルから、美しい暮らしのヒントをお届けします。

小島沢人さん・アンネさん

小島沢人さん・アンネさん

リビングの大きな窓から
光や自然の景色を取り込む心地よい空間。
そんな小島さん夫妻の住まいは、
家族の暮らしをより豊かにする
アイデアにあふれています。

デンマークの国境にも近いドイツ北部のキールに2年前から暮らすプログラマーの小島沢人さんとグラフィックデザイナーのアンネさん夫妻。6歳のカヤちゃんと2歳のアスカくんとともに、家族4人が暮らす住まいは、1980年代にアンネさんの祖母が建てた大きな窓(ブルーメン・フェンスター:花の窓)のある家。子育て真っ只中の小島さんファミリーが快適に過ごせるよう、入居前には、アンネさんの父親が改装を施してくれました。そんな住まいは、娘夫妻と孫たちが楽しく暮らせるアイデアにあふれています。

ダイニングに面したオープンキッチンは、アンネさんのお父さんが手がけた改装により、ダイニング側に面していた仕切り壁を取り払い、オープンスタイルに。またキッチンの壁には、小島さん家族の暮らしをより便利に、と黒板壁を設置してくれました。子どもたちの予定や互いの仕事の予定などは、いつもここに書き込んで共有するのが日課だそう。インテリアのアクセントとなっているだけでなく、子育て家族にとっては、実用的なメッセージボードなのです。

こちらは子ども部屋。長女カヤちゃんはお絵かきが大好き。壁にはカヤちゃんが描いた絵がたくさん飾られています。子ども部屋にある2段ベッドも、キッチンの改装を手がけたアンネさんのお父さんによる手づくり。ロープを使って登れたり、上段のベッドには、覗き窓のあるピンクのカーテンが取り付けられていたり…。子どもたちが日々楽しく過ごせる工夫にあふれた“おじいちゃん”お手製のベッドは、カヤちゃんのお気に入りの場所です。

子どもでも扱いやすいものや見せる収納を生かして、すっきりとした印象のインテリアも参考にしたいポイント。リビングにある、一枚ガラスの大きな窓“ブルーメン・フェンスター(花の窓)”の前には、子ども目線の小さな収納棚を置き、おもちゃやお絵かき道具を収納しています。扉もないため、2歳のアスカくんも、自分で出し入れが可能。床一面におもちゃを広げて遊んでも、お片づけしやすいのがポイントです。

リビングにあるソファまわりは、壁の飾り棚や出窓を使って本や写真をディスプレイ。本の表紙や絵柄は、シンプルなインテリアのアクセントにもなっています。ソファの色と右の窓に取り付けているカーテンの色をネイビーでそろえることで、さりげなくカラーコーディネートしているのも素敵です。子どもたちが楽しく過ごせる工夫がいっぱいの住まいは、小島さん夫妻のセンスのいいインテリアにより、心安らぐ空間となっているのです。

関連するキーワード

シェア

シェア

ポスト

ポスト

送る

送る

メールで共有

メールで共有

新着記事

次のグリーンは香りで選ぶ〜ワンランク上の植物の楽しみ方

次のグリーンは香りで選ぶ〜ワンランク上の植物の楽しみ方

目覚めの良い部屋〜最高な目覚めを創り出す寝室の整え方

目覚めの良い部屋〜最高な目覚めを創り出す寝室の整え方

今どきのリノベーション 〜住まい選びの新しい選択肢〜

今どきのリノベーション 〜住まい選びの新しい選択肢〜

プロのアドバイスで理想の部屋に近づける― コーディネートのコツ、取り入れたい工夫

プロのアドバイスで理想の部屋に近づける― コーディネートのコツ、取り入れたい工夫

高級家具やおしゃれ家電、今や”サブスク”が常識になる?!

高級家具やおしゃれ家電、今や”サブスク”が常識になる?!

メルボルンの職住一体の住まいは 和のエッセンスを北欧スタイルにプラス!

メルボルンの職住一体の住まいは 和のエッセンスを北欧スタイルにプラス!