三菱地所レジデンス

京の一生もん×ザ・パークハウス

        
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2025.07.16
#風鈴まつり#夏のお出かけ
#京都の夏を探しに
鮮やかな風鈴が空を彩る「正寿院」。別名「風鈴寺」とも呼ばれている
鮮やかな風鈴が空を彩る「正寿院」。別名「風鈴寺」とも呼ばれている

涼を運ぶ社寺の風鈴

力強い緑と晴れ渡る青空が気持ちいい夏。この時期、京都の神社仏閣に登場し、人々に涼を感じさせてくれるのが風鈴です。もともと風鈴には厄除け・魔除けの意味合いがあり、風鈴の音が聞こえる範囲は災いが起こらないと考えられ、社寺の境内に飾られるようになったとか。チリンと鳴るきれいな音色や、透明感のある見た目も涼し気な夏の風情を感じに、風鈴飾りで有名な京都の名所を訪れました。

「正寿院」の参道から本堂へと続く花風鈴小径
「正寿院」の参道から本堂へと続く花風鈴小径

まずは京都市内から少し足を延ばして宇治市の「正寿院」へ。宇治田原町は京都市内より約5度気温が低く、夏のお出かけにもぴったりです。毎年初夏から秋にかけて開催される「夏の風鈴まつり」では、約2000個の風鈴が境内を飾ります。茶畑と山と空を背景に、鮮やかな風鈴が揺れる様子はまさに絶景です。また、「正寿院」で見逃せないのが珍しいハート型に似た猪目窓。猪目は災いを避け福を招く伝統的な装飾。わたしも祈りを込めながら窓の向こうの新緑を見つめました。

「正寿院」の猪目窓。石燈籠と京の四季を静謐な空間で堪能できる
「正寿院」の猪目窓。石燈籠と京の四季を静謐な空間で堪能できる

次に足を運んだのは嵐山の「松尾大社」。毎年初夏から9月第1日曜に行われる八朔祭まで行われる「風鈴祈願」では、神様を慰め、訪れる人々の罪穢れを払うために境内を約800個の風鈴が彩ります。風鈴の短冊には願い事を書くことができ、わたしも日々のささやかな願いを短冊にこめました。風鈴の音色と共に、松尾山の風が祈りを神様に届けてくれるような清らかな気分にさせてくれます。小さな風鈴から涼を感じる風情こそ、京都らしい夏の楽しみ方だと一層実感しました。

「松尾大社」の手水舎の屋根。色とりどりの風鈴が出迎えてくれる
「松尾大社」の手水舎の屋根。色とりどりの風鈴が出迎えてくれる
正寿院
所在地
/ 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
交通
/ JR・京阪宇治線「宇治」駅から
京都京阪バス「奥山田正寿院口」下車
徒歩13分(土曜・休日ダイヤのみ)

松尾大社
所在地
/ 京都市西京区嵐山宮町3
交通
/ 阪急嵐山線「松尾大社」駅より徒歩3分

※掲載の内容は取材当時(2025年7月)のものです。
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