2026.02.10
#椿の寺#京の冬花#春待ち
青竹に生けられた「霊鑑寺」の椿。色や形が異なる多彩な椿が楽しめる
冬から春への彩り
椿と梅を訪ねて
寒さの中で凛と咲く椿、そして春の訪れを静かに告げる梅。京都には、そっと季節の移ろいを伝えてくれる花の名所が点在しています。苔の上に落ちた色鮮やかな椿や、ほのかに香る梅の花に目を向けると、古都の時間がゆ
っくりと流れ出すよう。今回は、冬から春へと移り変わる京都で、冬の花を楽しめるスポットをご紹介します。
苔庭を彩る色鮮やかな椿が印象的な「霊鑑寺」
まずご紹介するのは椿の寺として知られる「霊鑑寺」。皇女ゆかりの尼門跡寺院で、境内には後水尾天皇が愛でたといわれている日光椿をはじめ、多彩な椿が植えられ、白や紅、絞り模様など、それぞれ異なる表情を見せてくれます。苔の緑に映える薄紅色の椿が、この季節ならではの情景をつくり出します。
一方、哲学の道近くに佇む「法然院」は、茅葺きの山門と自然豊かな境内が印象的。椿を湛えた手水鉢が、訪れる人の目をやさしく引きつけます。境内を進むと中庭には三銘椿と呼ばれる3種の希少な椿が佇み、静かな存在感で、訪れる人の心をそっと整えてくれます。
椿が浮かぶ花手水「法然院」
※手水鉢と三銘椿は4月1日~7日の「春季伽藍内特別公開」期間中のみ公開
※手水鉢と三銘椿は4月1日~7日の「春季伽藍内特別公開」期間中のみ公開
椿と梅の両方を楽しみたいなら「城南宮」へ。神苑「楽水苑」では、冬の終わりに椿が彩りを添え、やがて枝垂れ梅が咲き誇ります。見頃を迎える頃には、境内に甘い香りが広がり、春の気配を存分に感じられるのも魅力。ひとつの庭園で冬から春へ、季節のバトンが渡される瞬間を味わえる、贅沢な花の名所です。京都ならではの花景色を、ゆっくりと巡ってみてはいかがでしょうか。
椿と梅、苔のコントラストが見事な「城南宮」の神苑
霊鑑寺
- 所在地
- / 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
- 交通
- / 市バス「上宮ノ前町」より徒歩約4分
法然院
- 所在地
- / 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
- 交通
- / 市バス「南田町」より徒歩約5分
城南宮
- 所在地
- / 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
- 交通
- / 地下鉄・近鉄「竹田」駅より徒歩約15分
※各所の椿の見ごろや特別公開等は各施設HP等でご確認ください。
※掲載の内容は取材当時(2026年2月)のものです。
※掲載の内容は取材当時(2026年2月)のものです。














