2010年度グッドデザイン賞受賞ミッドオアシスタワーズ
2010年11月09日
「ミッドオアシスタワーズ」は、神奈川県相模原市にある橋本駅南口再開発による、「人と寄り添い、暮らし成長していく街こそ美しい街」を指針に、快適で安らぎある生活を実現した705戸の集合住宅です。
32階建タワー棟と23階建レジデンス棟の2棟が足下空地に緑を湛え、工業専用地域であったエリアに商住一体の新しい街のランドマークを形成しました。
約1.4万m2の敷地には、相模原の原風景を用いた公開地・緑地をプランニングし、星座モチーフのアートや、四季ごとに潤う植栽、憩いのベンチなどを設置し、自然と親しむ場を創造しました。
また、居住者の新たなコミュニティ形成のサポートサービスも実現し、多彩な共用施設は子育て層等の居住者間ふれ合いの場として評価・期待されています。免震構造や24時間有人管理なども導入し、安全で安心、永住できる都市居住空間を追求しました。
さらに、通常のマンション単体開発では成し得ない環境創造型の街づくりで、地域に大きく貢献することに注力しました。
公園・道路の整備される敷地計画には積極的に緑を取り込み、地域に開かれた空地も実現し、商住一体の利便性を備えながら、地域の緑溢れる原風景再現や、コミュニティの組成まで取り組み、地域に根ざした住まい創造に力点を置きました。人・都市・自然が豊かに調和する計画を目指しました。
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タワーならではのビューラウンジ。パーティーも楽しめる
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四季の移ろいを楽しめる『木漏れ日の小径』
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木もれ日にそよぐ風を感じられる、タワー棟とレジデンス棟をつなぐ回廊
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夜には、ライトアップで浮かび上がる星座を楽しめる『憩いのオアシス』
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『オアシスガレリア』夜景。美しいガラスBOXが住まう人の帰宅を優しく迎える
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緑溢れる中央広場『憩いのオアシス』
レジデンス棟 2010年7月竣工済み
タワー棟 2010年8月竣工済み
※ 社名・所属部署・肩書・名称などは受賞当時(掲載年月)のものです