2011年度グッドデザイン賞受賞パークハウス吉祥寺OIKOS
2011年10月07日
- 国土交通省の「住宅・建築物CO2推進モデル事業」に認定
- 新建築(2011/01/01)掲載
- 週刊住宅新聞社2010年度「優秀マンション表彰」、郊外小規模部門優秀賞
- 週刊ダイヤモンド(2011/2/26)
首都圏新築マンション80物件ランキング東京市部3位 - 不動産学会平成23年度(第18回)業績賞受賞(2011/10/12)
「パークハウス吉祥寺OIKOS」は三菱地所レジデンス株式会社とマンションにおける環境・デザインに関する研究を進める株式会社メックecoライフの共同企画によって生まれた「環境配慮型(エコ)マンション」であり、国土交通省の「住宅・建築物CO2推進モデル事業」にも認定されました。
外断熱工法や太陽熱利用給湯システムなどの省CO2技術を満載し、従来機器との比較ではマンション全体で年間13.3tのCO2削減を見込む他、各住戸の消費エネルギー量を大幅に削減することが可能となっています。
また環境配慮の面だけではなく、既存マンションのライフスタイルをも見直し、新たなライフスタイル提案をデザイン・機能面に盛り込んだ意欲的なマンションであり、当社分譲住宅事業の新たな展開を模索するためのプロトタイプ(先行指標)となるプロジェクトです。
今後は居住者の協力のもと、2年間に渡りエネルギー使用のモニタリングデータを蓄積し、性能を検証していく他、居住空間としての意見・感想を収集し、今後の住宅分譲事業に活用していきます。
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地域と調和する規模の計画とデザイン。本物件は切妻風傾斜屋根で開口部をポツ窓とし、一見すると一軒の大きな屋敷風の特徴的な外観。
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小規模物件ならではの限られたスペースを有効活用すべく、共用部はコミュニケーションを促す場として設計。
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専有部は多様なライフスタイルを包含出来るプラン。生活者が仕上げを決める余白がある。打ち放し仕上げ特有のセパ穴も、フック等の工夫が手軽にできる。
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通常のマンションではバルコニーをリビング前に設置することが多いが本物件では水回り設備近くに設置し、ニーズが高い”室内干し”スペースも確保した。
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駐車場は設置せず、1住戸あたり2台の駐車スペースを設置。地域のコミュニティバス、レンタカー利用を想定し、自家用車に頼らない環境を提案。
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「実物」が見られる強みを活かした「完成売り」を行い、棟外モデルルームや一般的なパンフレットを製作せず産業廃棄物を削減した。
2010年10月竣工済み
※ 社名・所属部署・肩書・名称などは受賞当時(掲載年月)のものです