「都市の風致」とは、都市において水や緑などの自然的な要素に富んだ土地における良好な自然的景観のことを言います。そして風致地区は、良好な自然的景観を形成している区域のうち、土地利用計画上、都市環境の保全を図るためや土石の採取、水面の埋め立てなどの場合に風致の維持が必要な区域について「都市計画法第8条第1項第7号」に規定されています。
風致地区は、10ha以上は都道府県・政令市が、10ha未満は市町村が指定し、風致地区内における建築等の規制に係る条例の制定に関する基準を定める風致政令で定める基準に従い、地方公共団体が風致条例を制定しています。
※10haはヤフオクドーム約2個分の広さです。
平成27年度国勢調査において人口が神戸市を抜き、政令都市第5位となるなど、日々めまぐるしく発展していく福岡市。そんな福岡市では2016年4月現在で12の地区が風致地区に指定されており、すべての地区が「第三種風致地区」に該当します。「第三種風致地区」には厳格な基準が定められているほか、建築にあたり許可が必要なことも細かく決められており、一度建った建物の移転や増築などにも厳しい審査があるため、周辺の環境が短期間で大きく変わる可能性は低いと言えます。また、福岡市中央区内において風致地区が占める割合はおよそ16%(*1)で、都心部にありながら緑あふれる住環境を維持していく風致地区は恵まれていると言えます。
建物部分ではなく、南側の森林庭園と提供公園部分などの一帯が風致地区に該当します。風致地区内では一般的な都市部の住宅地のように建物が密集しにくい住環境です。そのため眺望もよく、遮るものが少ない良好な住環境を手に入れることができます。
都市景観の中でも自然との関係性でたびたび目にする「風致地区」。
そもそも「風致地区」ってどのようなものなのでしょうか?
「都市の風致」とは、都市において水や緑などの自然的な要素に富んだ土地における良好な自然的景観のことを言います。そして風致地区は、良好な自然的景観を形成している区域のうち、土地利用計画上、都市環境の保全を図るためや土石の採取、水面の埋め立てなどの場合に風致の維持が必要な区域について「都市計画法第8条第1項第7号」に規定されています。
風致地区は、10ha以上は都道府県・政令市が、10ha未満は市町村が指定し、風致地区内における建築等の規制に係る条例の制定に関する基準を定める風致政令で定める基準に従い、地方公共団体が風致条例を制定しています。
※10haはヤフオクドーム約2個分の広さです。
平成27年度国勢調査において人口が神戸市を抜き、政令都市第5位となるなど、日々めまぐるしく発展していく福岡市。そんな福岡市では2016年4月現在で12の地区が風致地区に指定されており、すべての地区が「第三種風致地区」に該当します。「第三種風致地区」には厳格な基準が定められているほか、建築にあたり許可が必要なことも細かく決められており、一度建った建物の移転や増築などにも厳しい審査があるため、周辺の環境が短期間で大きく変わる可能性は低いと言えます。また、福岡市中央区内において風致地区が占める割合はおよそ16%(*1)で、都心部にありながら緑あふれる住環境を維持していく風致地区は恵まれていると言えます。
建物部分ではなく、南側の森林庭園と提供公園部分などの一帯が風致地区に該当します。風致地区内では一般的な都市部の住宅地のように建物が密集しにくい住環境です。そのため眺望もよく、遮るものが少ない良好な住環境を手に入れることができます。