素材やトレンドにも注目! 部屋の印象をグレードアップしてくれるテキスタイル

素材やトレンドにも注目! 部屋の印象をグレードアップしてくれるテキスタイル

[暮らしのアイデア]

2019年11月15日

カーテン、ソファ、ラグ、クッションといった布製品は、お部屋づくりに欠かせないインテリアアイテムです。これらは「テキスタイル」と呼ばれ、選び方ひとつで空間の印象を大きく変えられます。


今回は、テキスタイルのなかでも寒くなってきたときに、足元を暖めてくれるラグに注目。「ラグは比較的簡単に部屋の模様替えができるアイテム。是非取り入れていただきたいです」と語るのは、リグナ株式会社商品部マネージャーの與世田兼二(よせだけんじ)さん。ラグの魅力や冬の部屋づくりにおすすめのテキスタイルついて教えていただきました。

 

ラグの魅力は、装飾性と快適性

床の上に敷くものとして、カーペット、ラグ、マットなどがあります。與世田さんによると、呼び方に決まりはないですが、敷物の面積が部屋全体を覆うくらい大きければカーペット、キッチンや玄関に敷くような面積が小さい物はマット、その中間をラグと呼んでいるそうです。

ラグを敷く目的を與世田さんに聞いたところ「一番の魅力は装飾性」という答え。

「床と家具が茶色で壁が白だと、シンプルと言えばシンプルですが色味がなく、住んでいる人の個性がでにくいということがあります。ラグは部屋に占める面積が大きいので、自分らしさや自分が求めている理想のスタイルを手軽に表現できるアイテムということを知っていただきたいです」。

柄や素材感で空間にアクセントをもたらすことができるのもラグの魅力。

そんなインテリアアイテムとしての役割に加え、スリッパを履かないで靴下や裸足で歩く時の足ざわりの心地よさや、ラグを敷くことで音が響くのを少なくし、椅子や机を動かすときに床に傷をつけてしまうことを防ぐという効果もあります。

最近は、キリムやギャッペのようなアーティスティックな敷物を絵のかわりに壁に飾るのも人気です。

画像はキリム。キリムは伝統的な綴れ織りで製造されている絨毯で、装飾のほか、ムスリムの人々による祈りのための敷物としても使用されている。またギャッベとは、ペルシャ語で目が粗くて毛足が長い絨毯のこと。
(イメージ写真)Getty Images

効果や機能だけでなく、部屋の雰囲気を変えてくれるラグ。素材や柄など、種類が豊富ですが、ラグ選びのコツはどのようなところにあるのでしょうか。

「ご自身がどういう部屋にしたいかによって、色を決めていただくのが良いです。落ち着いた部屋にしたいのであればラグもアースカラーやモノトーンになります。とくにいろいろな糸を織り交ぜているラグは、表情が豊かでおしゃれだと思います。毛足が長いシャギーラグは、ゴージャス感や高級感があり、クッション性も高いですね」。

床や家具の色が濃い部屋に、光のあたり方や見る角度によって色の濃淡が変わるラグを敷くと部屋全体が明るい印象にアップする。

海外で流行の色鮮やかなソファには、はっきりしたストライプ柄などを合わせるのもおすすめ。柄物は難しいという印象がありますが、うまくコーディネートできるとおしゃれ度が高まります。

黄色のソファにストライプのラグを合わせるとインパクトもあり、シャープな雰囲気に。

ラグ選びで失敗しないためには、家具や部屋の雰囲気、色などテイストの相性のほか、サイズも注意したいところです。サイズが合っていないとバランスが悪い印象になってしまいます。ソファと合わせる場合、ラグのサイズは、ソファよりやや大きいサイズにするとバランスが良いそうです。しかし、大きすぎるとドアの開閉の邪魔になることも。購入する際はサイズを慎重に考えたいです。

 

暮らしに新しいシーンを
作ってくれる新素材のラグ

今回、與世田さんが紹介してくれたのは、今までにない素材を使用したラグです。「チルウィッチ(Chilewich)」というニューヨークの雑貨ブランドの商品。もともとビニールの糸を織り込んだランチョンマットやコースターが人気ですが、同じ素材でラグを製作しています。

チルウィッチのラグはランチョンマットと同じビニール素材なのでダイニングに敷くのがおすすめ。

「ビニールなので飲み物がこぼれても拭き取れますし、椅子がひっかからず摩耗に強いです。今まではダイニングにラグを敷くのを控えていた方に好評いただいています」。

いくらデザインが優れていても、汚れないよう神経質になったり使いにくく生活に支障をきたすのは本末転倒。デザイン性も機能性も兼ね備えた新しい素材のラグは、使用するシーンが広がりそうです。

 

トレンドはラグの2枚敷き

奥のダイニング部分に敷かれているのがチルウィッチのラグ。続きのリビング部分に別のラグを敷けば同じ空間をエリアによって区分けできる。

ラグは1枚で敷くのが当たり前と思っていましたが、最近増えてきているのが小ぶりなラグを2〜3枚並べて敷くスタイル。

「大きいラグの場合、3m×4mのものだとロールの状態で納品され、マンションによってはエレベーターに入らないことがあります。2m×1.4mのラグ2枚なら大きさもカバーでき、かつ組み合わせ次第で表情のバリエーションを楽しめるのでおすすめしています。お客様もそういう考え方がないので、最初は驚かれますね」。

1枚は毛足が短い平坦なラグを敷き、その上に厚めのラグやシャギーを敷くと重ねても厚みが気になりません。リビング・ダイニングで、くつろぎ空間、食事空間などラグによってエリアを区分けできる「ゾーニング」もできます。

複数のラグを敷く場合、丸と四角を合わせたり、素材が異なるものを組み合わせたり、あえて1枚を柄物にしてみると個性的な空間を演出できる。少し小さめのラグを選ぶと手軽に部屋の模様替えを楽しめる。

 

ほっこり暖かさを感じる部屋づくりにおすすめのテキスタイルは?

ラグと合わせて、ブランケットやクッションなどで、暖かさを演出することもできます。ブランケットはファッションアイテムにもなりますが、インテリアとして椅子にかけたり、折りたたんでシートクッションにも活用できます。自分の定位置に暖かさを感じるものがあるだけで、気持ちが安らぎますね。

ベーシックな色や素材のソファでも、クッションやブランケットを置くことで、印象が変わる。チェック柄は秋冬のイメージにぴったり。

部屋の印象をグレードアップさせるインテリアアイテムですが、防音や保温性など、思っている以上にラグが暮らしにもたしてくれる役割はあります。なによりお気に入りのラグやクッションが部屋にあるだけで、ゆったりした気分になり日々の生活が彩られそうですね。

取材協力:リグナテラス東京
3フロア、約1,000㎡の広さに700点以上のアイテムを常時取り揃える、東京23区では最大級の家具ショールーム。グリーンショップやカフェも併設されている。

住所:東京都中央区新川1丁目9−3
電話番号:03-6222-0760
営業時間:11:00~19:00

(テキスト)小林純子
(写真)斎藤泉

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