ポップカラーで彩るドイツの子ども部屋。

Wonderful Lifeポップカラーで彩る
ドイツの子ども部屋。

[暮らしのアイデア]

素敵な住まいをご紹介する『Wonderful Life』。毎回、インテリアはもちろん、オーナーのライフスタイルから、美しい暮らしのヒントをお届けします。

カトリン・ハルマットさん

カトリン・ハルマットさん

ドイツ・ハンブルクで暮らす
カトリンさんが
ひとり息子・フレディくんのために
つくったのは、
色とりどりの子ども部屋です。

ドイツのハンブルクに家族3人で暮らすカトリン・ハルマットさん。カトリンさんはインテリア雑誌の編集者をしていることもあり、住まいを素敵にコーディネートしています。なかでも印象的なのが、12歳の息子フレディくんの子ども部屋。壁の色はフレディくんがいちばん好きな色だというブルーをセレクト。そこにデスクやベッド、ラグでたくさんの色を取り入れた楽しげな空間となっています。

「子ども部屋は遊んだり、勉強したり、子どもが自分の時間を育むのに大切な場所」と語るカトリンさんが、フレディくんの部屋で一番こだわったのが、壁の色。塗装業をしている友人に頼み、数種類のブルーを用意してもらったそう。「何パターンか試し塗りをして選びました」(カトリンさん)。そんな壁の色にあわせてコーディネートしたのは、フランスのメーカーVerbaudet(ヴェルボデ)のデスク。大好きな色に囲まれて勉強ができる、フレディくんの特等席です。

壁やデスクはブルー、ベッドはグリーンでコーディネートした空間にアクセントを添えているのが、床に敷いたラグ。赤やピンクなどポップカラーのドットが散りばめられたラグが、楽しげな雰囲気を演出しています。本棚の前にはひとり掛けのソファも用意。読書をするときはここに座ることが多いというフレディくん。好きな本を手に取り、窓の外の景色を眺めながら、“ひとりの時間”を楽しめる場所になっています。

「心地よい空間であるためには、ある程度キレイに、きちんと整頓されていることも大切です」とカトリンさん。デスク横の壁にある本棚には、学校で使う教科書やシリーズものの本が順番通りきちんと整頓されています。棚の横に飾られているのは、6〜7歳の頃に描いたというフレディくんの自画像。黄色の背景もまた、空間に彩りを添えるのに一役買っているようです。

ダイニングにも色を上手に取り入れているカトリンさん。グレーの壁で落ち着いた空間に、緑や赤、白のダイニングチェアが彩りを添えています。そんなダイニングで在宅勤務に切り替えたカトリンさんが仕事をしていると、ときどき隣で読書をしているフレディくんの姿が。自分の部屋ではひとりの時間を楽しみ、ときには家族と同じ空間で過ごす。新しい日常を迎えた今だからこそ、子どもも自由に居場所を決められる、そんな住まいづくりが大切になりそうです。

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