チェックアイズブックを見てみよう
ご商談後にお渡しするチェックアイズブックの本編には、
設計段階の基本性能やものづくりのこだわりについて掲載されています。
一部内容をPickupしてご紹介します。
基礎の構造方法
基礎方式:杭基礎
支持層までの深さ:約49.1m※
※標準貫入試験で調査した地盤(支持層)の地盤面からの深さを表します。
□杭基礎
地中深くに支持層がある場合に、強固な杭を構築して建物を支える工法。現場でコンクリートを流し込んで杭を造成する場所打ちコンクリート杭を採用しています。
杭長:約41.5m~48.2m
杭総本数:17本
床・壁・窓について(専有部内の居室)
※1:乾式二重床は、若干の沈み込みや、重量のある家具等を設置したときに、床が少し沈むことがありますが、構造上の問題はありません。
※2:乾式二重床の軽量床衝撃音低減性能(△LL(Ⅱ)-3)は、公的試験機関においてJISの定める方法に従って実施した実験データに基づき、メーカー が表示した軽量床衝撃音レベル低減量を示したもので、竣工時の実際の住戸内での遮音性能を保証するものではありません。
※3:窓の遮音等級は、内装材等のメーカー表示の性能を示しており、竣工時の実際の住戸内での遮音性能を保証するものではありません。
サッシの遮音等級
サッシの遮音性能基準は、日本産業規格JIS A4706により規格化しており、その等級値はT-4~1等級で表示します。数値が高い方が遮音性能に優れています。図は、周波数ごとの音の低減量(音響透過損失)を示しています。たとえばT-1等級のサッシであれば500Hzの音は25dB程度、125Hzの音は10dB程度低減する性能を持っていることになります。
サッシ等級
遮音性能の高いサッシを採用すると室内が過度に静かになることで、配管を流れる水等のわずかな音も聞こえてきます。一方で遮音性能が低いサッシでは、道路交通音などの外部環境音が聞こえてきます。これらを踏まえサッシ等級を選定しています。
専有部内の居室の床構造
(床暖房部分)
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重床構造を採用しています。二重床に補強材(ガラス繊維入り石こうボード)を標準設置しており、これにより遮音性の向上とともに、長い年月使い続けても高い床剛性が保たれます。専有部内の居室の床構造(床暖房部分)床暖房用温水マット(LDのみ)基盤材高さ調整材(LDのみ)補強材防振ゴム付防振脚支持脚床スラブ厚180㎜以上約130㎜〈概念図〉シート貼り木質材
※二重床システムについては、メーカー各社により、部材の材質・位置・形状・厚さ等が異なりますので予めご了承ください。また、床暖房が未設定の場合は高さ調整材及び床暖房用温水マットはありません。
二重床構造の遮音性能
床に物を落とした時の軽量床衝撃音は、床の仕上げ材を通じてコンクリートの床スラブに伝わり、下階に響く性質があります。二重床構造では軽量床衝撃音を低減する工夫のひとつとして、床の仕上げ材とコンクリートの床の間に空間を設け、防振ゴムのついた支持脚で床全体を支える構造にしています。二重床の振動を防振ゴムで吸収し、軽量床衝撃音を低減することができます。防振ゴムの性質上、重い家具等を置くと床が少し沈むことがありますが、このゴムの適度な柔らかさこそが、床衝撃音遮断性能を確保するために重要なポイントといえます。
全ての窓にLow-E複層ガラスを採用
住戸の窓には、特殊金属膜をコーティングした低放射ガラスと板ガラスの間に乾燥した空気等の層を設けたLow-E複層ガラスを採用しています。全ての窓にLow-E複層ガラスを採用Low-Eとは、低放射(Low-Emissivity)のことで、この膜により冬は室内の暖かい空気を室外に逃がしにくくし、夏は日射熱を遮断し冷暖房効率が良くなります。
※夏場の日射を低減する目的から全ての窓に採用されています。
〈概念図〉
保温浴槽
浴槽を断熱性の高い素材で覆うことで、保温性を高めた浴槽です。入浴時間が異なるご家族でも、時間を気にすることなく入浴ができます。また、光熱費の削減効果も期待できます。
〈概念図〉
潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」
従来の給湯器では約83%が限界だった給湯熱効率を、排気熱・潜熱回収システムにより約95%にまで向上しました。CO2排出量が約14%削減し、地球温暖化防止にも貢献しています。 また、95%の給湯効率を実現(従来品では約83%)しているので、環境への貢献とガス料金の低減に貢献しています。