INSPIRATION FROM NATURE
英国「Studio PDP」設計デザイン。
周辺に息づく日本の自然美を、
まだ誰も見たことのない、
グローバルな造形美に宿して。
自然の流れを宿す建築
外観完成予想CG※1
CONCEPT
INSPIRATION FROM NATURE
日本の自然美 × 世界の造形美
外観完成予想CG
三番町のこの丘で、三菱地所レジデンスと東京建物が追い求めたもの。それは、世界都市・東京の新しい感性を象徴する邸宅の姿です。建物が纏うのは、グローバルに活躍する英国の建築設計事務所Studio PDPが「INSPIRATION FROM NATURE」をテーマに磨き上げたアーティスティックな造形美。皇居の森や濠に息づく自然界のUNDULATION(流れ・うねり)をモチーフにしたディテールが、先進の建築に有機的な世界観を描き出します。
建築設計事務所
1994年にロンドンで設立。デザイン価値への深い理解と世界水準の建築を創造したいという想いを原動力に、世界各地の都市景観と公共空間を創造してきました。2010年には、デイヴィッド・ホガード氏の指揮の下でアジアへ進出。住宅建築及びインテリアデザインを核に、「情熱と卓越で応えるべき挑戦」としてのデザインワークを行っています。
DESIGNER
クリエイティブディレクター
TAIDA ユキ・
タイダ氏
アソシエイト
Studio PDP 実績
ARCHITECTURE
風や水の流れ、光や雲の移ろいを、
そのディテールに映して。
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外観完成予想CG
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外観完成予想CG
番町らしい秩序立ったフレームの中に、空を映すガラスウォールを埋め込んだファサード。水平方向に向かって軽やかに上昇する梁の曲線が、重厚な建物に地面から浮かび上がるような印象を生み出します。さらにこの梁は、上下の端部が柱から交互にせり出す仕上げによって、建物の面に縦方向のうねりを創出。基壇部には不規則なカットが施された木調パネルを層状に重ね、日常に触れる空間に美しい流れを創出します。
外観完成予想CG
MATERIAL
マテリアル写真
基壇部のタイルや共用空間のトラバーチンなど、上質なマテリアルを丹念に選定。
3階以上のファサードを構成するグリッドには2種類のブロンズ塗装とライムストーン調の塗装を採用し、建物に奥深い艶と煌めきを演出します。
外観完成予想CG
エントランス完成予想CG
カーエントランス完成予想CG
OPENNESS
三番町の丘の上に、
"開かれた建築"という新しい感性を。
外観完成予想CG※1
全体計画においては、ロンドンにおける住宅開発の潮流も見つめながら、街に対して緩やかに開かれた建築を追求。ガラスウォールを全面に回したファサードは、この思想を象徴的に表現したものです。足元に広がるのは、滑らかな起伏のデザインによって、谷と丘が織りなす番町の地形との一体感を演出したオープンスペース。木漏れ日に包まれたベンチやテーブル、憩いのサードプレイスが、この丘に新しい人の流れを生み出します。
LANDSCAPE
大らかにして親密な風景の中に、
美しい時が流れはじめる。
敷地配置図
足元のオープンスペースには、自然の美を映す外観に響き合う風景を。樹々がそよぐ植栽帯の縁やペーブメントに環を描く曲線は、濠の水面に広がる波紋をイメージしたものです。建物や風景と一体的に設計されたベンチやテーブルは、ふと足を止めて一息つける場所。流麗なデザインに誘われて、思い思いの時が深まっていきます。
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カーエントランス完成予想CG
CAR ENTRANCE
重厚な列柱に護られた空間に、ダイナミックに湾曲した木調の天井と揺らめくヴェールを思わせるルーバーを設えたピロティ。その奥には、ゆったりとした車寄せと一体になったカーエントランスを配置しました。
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ピロティ完成予想CG
広場状空地完成予想CG
BENCH & TABLE
森の巨木の幹に蔦が絡みつくように、建築そのものに人々の営みを同化させるかのようなベンチとテーブル。緑に溶け込むアートベンチ。有機的な彫刻を思わせる造形が、このレジデンスに息づく感性を静かに物語っています。
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ウォーターフィーチャー(水盤)完成予想CG
WATER FEATURE(水盤)
生垣に護られたラウンジの窓先には、浮島を思わせる植栽帯に2本のシンボルツリーが佇む水盤の景を。色むらが美しい緑のモザイクタイルと光の反射が、静やかな流れを湛えた水面に幻想的なグラデーションを描きます。