ザ・パークハウス ストーリーザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン
地域住民にも開かれた497戸の大規模マンション
2017年01月25日
横浜市神奈川区新子安に誕生した総戸数497戸の大規模マンション。
その計画地は、古くから地元の交流の場所として利用され、地域住民がとても慣れ親しんでいる場所でした。そこでこのマンションの開発は、周辺への影響を考慮しながら、地元住民の方々と度重なる協議を重ねて進められました。
その結果、以前からこの地に住んでいた方々、新しく入居した方々、みんなが良好な関係を築ける、満足のいくまちづくりを実現させることができたのです。
人と街、自然が共生する環境を創り上げたプロジェクト「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」をご紹介します。
地元の景色に調和しながら、地域の魅力を高める外観デザイン

「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」が建つ広大な敷地は、もともとは日産グランドがあった場所。そこは、広域避難場所にも指定されていて古くから地元の交流イベントや防災訓練の場所として利用され、地域住民の方々に長く親しまれてきたスペースでした。そこに新たに建つ建物は、周辺に与える影響を考慮し、圧迫感をできるだけ軽減させながら、地域の魅力を高める外観デザインを目指しました。
のっぺりした巨大な壁のような印象を与えることがないように、スリットを利用して建物全体のボリュームを分割。外壁タイルはアースカラーを基調にところどころアクセントカラーを組み合わせて動きを出しています。階層によって使用するバルコニー手摺の素材にも変化をつけ、表情豊かなファサードをつくりあげました。また、廊下側のデザインにも配慮しました。
地域の庭としても親しまれる緑地計画



敷地の周囲3方向には歩道がなかったため、地域のニーズも取り入れて、敷地の全周に歩行者空間を確保しました。その際に10mを越す高木を含めたくさんの樹木を植えるなど、この空間を緑豊かな歩道として整備したのです。
これにより、マンションの住戸棟は緑よりさらに敷地の内側に建つことになり周囲の方々に与える圧迫感も軽減され、むしろ、周辺住民の方からは目の前に緑の庭ができたと好評を得ています。
エントランス部分のシンボルツリーであるクスノキをはじめ、植樹する木々は1本1本厳選し、配置する向きにまでこだわりました。
地域住民との絆を深める公益施設や交流施設

サークルガーデン(地域拠点広場)
「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」には地域の人々のニーズに応えるかたちで「認可保育所」をはじめ、「学童保育施設」、地域の住民との絆づくりに貢献する拠点としての「地域交流施設」、地域の防災にも寄与する「地域拠点広場」などを設けています。
「地域拠点広場」は地域コミュニティの活動の場として開放しているオープンスペースで、災害時には地域の一時避難所としても活用できます。そのサークルガーデンには、以前この地にあり地域の方々に親しまれていた桜の木への思いを継承するために、8本のヤマザクラを植樹しました。
「地域交流施設」や「地域拠点広場」を中心として、子育て世代の居住者と地域住民の方々の交流も深まっています。

パブリックラウンジ

サークルガーデン(地域拠点広場)
充実の共用施設

キッズルーム兼集会室

カスケードテラス

ゲストルーム
総戸数497戸のビッグコミュニティへ向けてつくられた共用部には、より快適な日常を過ごしていただくために、細部にわたって工夫を凝らしました。
エントランスホールから望む水景「カスケードテラス」は緑とともに水の潤いに満ちた癒しの空間です。
ホテルを思わせるゆったりとしたラウンジをはじめ、人気で抽選となるゲストルーム、子どもが安心して遊ぶことができるキッズルーム、カラフルな椅子が並ぶシアタールーム、その他にもパーティールーム、スタディルーム、スタジオ兼集会室など、目的に応じて利用していただける様々な共用施設を設置しています。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」の計画地は、古くから地域住民の交流の場として親しまれていた場所であり、横浜市が認定した「地域力・魅力アップ・新子安地域まちづくりプラン」内に位置していました。そこで「新子安まちづくり推進委員会」の設立当初から地域まちづくりの活動に参加し、地元の方々の要望や課題を意見交換しながらマンションを計画していきました。
なによりも目指したのは、もともと住まれている方と新しく住む方が良好な関係で暮らしていただけることでした。販売開始前にマンション購入検討者と地域住民との交流をはかるために、私ども事業者と地元町内会の共催による地域交流イベントを開催し、約1100人の方々に参加していただきました。販売開始前のイベントを地元の方が共催してくださることはなかなか珍しいことで、非常に印象深い思い出となっております。