2022.07.29
#みたらし団子#御手洗池

下鴨神社
下鴨神社「みたらし祭」
土用の丑の日、下鴨神社の「みたらし祭り」にやってきました。素足で境内の御手洗池を歩き、ろうそくをお供えして無病息災を祈る、地元で愛されている行事。平安時代の貴族の禊が起源で「足つけ神事」ともいわれています。御手洗池には地下水がこんこんと湧き出ていて、足をつけると、想像以上の冷たさ。暑い時期だからこそ、夏涼みも兼ねて行きたくなる、夏の風物詩です。

冷たい御手洗池に足をつける
御手洗池に湧く清水の泡の形をかたどったのが「みたらし団子」の発祥なのだそう。その澄んだ池の水に膝下まで足をつけてゆっくり歩いていると、だんだん冷たさにも慣れ、心地よい「涼」が体の中を吹き抜けていきました。

無病息災を祈りながら献灯
ろうそくに火を灯してお供えし、「健康に過ごせますように」とお願いしました。池から上がり、体の中を清めてくれるという御神水をいただくと、冷たさに引き締まった全身が気持ちよくほぐれ、整っていくのがわかりました。

御手洗池へはここから入ります
下鴨神社
(しもがもじんじゃ)
(しもがもじんじゃ)
- 所在地
- / 京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通
- / 京阪「出町柳」駅より徒歩12分

※掲載の内容は取材当時(2022年7月)のものです。