2022.10.07
#座禅#写経#ととのう

座禅体験の風景
わたしの朝活
今日はいつもとはちょっと違う休日を過ごしてみたい。そう思い立った朝、向かったのは、祇園にある京都最古の禅寺「建仁寺」。この大きなお寺の中にある両足院という塔頭で、座禅を組むのです。普段は非公開の白砂と青松のお庭を眺めながら、心静かに座禅を組んで、身も心もリフレッシュするのが私の朝活。お寺で朝早くから過ごせるのも、京都に住む醍醐味かもしれません。

閼伽井庭(あかいにわ)
姿勢を正して目を閉じると、鳥のさえずりが聴こえてきます。事前にご説明があり「ゆるめる」「ほどく」「手放す」が座禅のエッセンスだと教わりました。呼吸だけに意識を向ける時間。五感が研ぎ澄まされていくような、不思議な感覚でした。

写経体験の風景
お香が焚かれた部屋で、般若心経の写経も体験しました。「一字一仏」。一字書くのは、一体の仏様をお刻みすることなのだそう。すべてを忘れて写経に集中した後は、頭がすっきり。身も心も清々しさに包まれました。

白砂と青松が美しい庭
臨済宗大本山建仁寺塔頭
両足院
(りょうそくいん)
(りょうそくいん)
- 所在地
- / 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目
小松町591 - 交通
- / 京阪「祇園四条」駅より徒歩7分

※掲載の内容は取材当時(2022年10月)のものです。