2022.10.21
#平安神宮#十二単#歴史絵巻

維新勤皇隊列
京都三大祭「時代祭」
秋空さわやかな10月22日は平安神宮の大祭「時代祭」の時代行列の日なので、スタート地点の京都御苑へ出掛けました。明治から平安にさかのぼる京都千年の歴史をひもとく大行列。衣装も、調度品も、綿密に時代考証を重ね、京都の伝統工芸の粋を集めて細部まで正確に再現された、まさに「生きた歴史絵巻」。牛車の大きな車輪がきしむ音さえ雅に響きます。行列の長さは約2キロ。2時間かけて平安神宮へ向かいます。

織田公上洛列
先頭を務めるのは維新勤王隊列。鼓笛隊の音色に、いよいよ始まったと気持ちが高まります。織田信長が上洛した時の「織田公上洛列」では羽柴秀吉や柴田勝家など戦国武将も登場。歴史の教科書が目の前に飛び出してきたような感覚です。

豊公参朝列
時代ごとの「婦人列」は衣装もあでやかで見ごたえたっぷり。平安時代の婦人列は、京都の花街の芸妓さんが扮しているそう。鎧姿で長刀を持った巴御前、十二単の清少納言や、略礼装である小袿衣の紫式部も注目を浴びていました。

平安時代婦人列
平安神宮
(へいあんじんぐう)
(へいあんじんぐう)
- 所在地
- / 京都市左京区岡崎西天王町97
- 交通
- / 地下鉄東西線「東山」駅より徒歩10分

※掲載の内容は取材当時(2022年10月)のものです。