あ!ここにも EYE’S PLUS「なるほどがいっぱい!EYE’S PLUSのクローゼット」アイデアいろいろ使い勝手編

あ!ここにも EYE’S PLUS「なるほどがいっぱい!EYE’S PLUSのクローゼット」アイデアいろいろ使い勝手編

[アイズプラス]

2022年09月13日

2019年開発のEYE’S PLUSのクローゼットが、三菱地所レジデンスの新築マンションで導入され始めました。このクローゼットは購入者の声からヒントを得て、より使いやすく改良されたものです。
例えば、「一時掛けハンガー」(下記別記事参照) 。小物の収納に便利な上部固定棚についたこの一時掛けハンガーは、脱いだ服などを一時的にかけておくことができます。
また標準で付いている3本のパイプと、2枚割になった棚は、クローゼット内の左右の壁にあるダボ穴を利用して、好きな位置に動かすことができます。
2019年の開発以降も、ダボ穴の数や差し込む位置など、改善は今でも行われています。実際、どのような使い方ができるか、またどれだけ収納力がアップできるのか、今回はパイプと棚板の使い方例も合わせて、改めてご紹介します。

EYE’S PLUSのクローゼット

EYE’S PLUSのクローゼット

クローゼットの開発については、こちらの記事もご確認ください。
1日頑張った洋服を一時的に休ませておける一時掛けハンガーや、収納力をアップさせるため可変性をプラスした3本のパイプについて、ご紹介しています。

2019年開発 あ!ここにも EYE’S PLUS 脱いだばかりの服って、どこに置いたらいいの?」クローゼット編

2019年開発 あ!ここにも EYE’S PLUS
「脱いだばかりの服って、どこに置いたらいいの?」クローゼット編

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パイプの取り付け位置をさらに改良して、たくさんの洋服を掛けやすく。

まずはおさらい。EYE’S PLUSのクローゼットはここが違います

左)パイプが1本の場合。洋服を無理やり入れているように見えます。右)パイプが3本だと、収納量が増えても余裕があります。

左)パイプが1本の場合。洋服を無理やり入れているように見えます。
右)パイプが3本だと、収納量が増えても余裕があります。

クローゼットに入れる洋服の数と種類。引っ越しや洋服の入れ替えの度に思っているより多いことにびっくりします。
最近は市販のハンガーが改良されているものの、1本のパイプだと掛けられる数が限られます。また、洋服の長さや種類別に掛けても無駄なスペースが出てしまったり、洋服が探しにくいということもあります。
そこでEYE’S PLUSのクローゼットは、可動式パイプを3本用意。
2本のパイプを上下差をつけてセットすることで、洋服を前後に重なるように収納することができ、さらにスカートやパンツ用に下に1本置くことで、より多くの洋服がしまえるのです。右の写真は全く同じ数の洋服をかけた様子ですが、明らかにクローゼット内の余裕が違います。

可動式パイプが3本あることで、クローゼット内を無駄なく利用できる

手持ちのハンガーを見てみると、厚さや幅など、様々な種類があることに気づくでしょう。ハンガーを揃えたり、たくさん掛けられる専用のハンガーを使って収納すれば、固定式パイプでも確かに収納力はアップします。
EYE’S PLUSのクローゼットは、お手持ちのハンガーでもたくさんきれいに収納することを目指しました。こだわったのは、パイプや棚板を取り付けるダボ穴の位置です。
上から下まで一直線になったダボ列が、クローゼットの奥行きに合わせて数ヶ所設置されています。これにより、ご自身のハンガーに合わせて、上下・前後、自在にパイプを取り付けることができるのです。

そして、パイプをご自身で調節できるのがポイント。
実際の手順としては、お手持ちのハンガーに合わせて、2本のパイプを掛ける位置を決めてから、ハンガー同士が当たらない位置にパイプの高さを上下に調整します。例えば、洋服を前後2列に掛けて使用する場合、奥に1本高さを決めた後、次に手前のダボ列で少し上げた位置にもう1本設置。最後に残りの1本を下部手前に設置してみます。後ろ側のパイプにワンピースやコート等の丈の長い服、手前にパンツやスカートなどを掛けた場合、後ろの洋服の裾がパイプに被らずきれいに収まるだけでなく、手前の洋服が取り出しやすくてとても便利です。

またパンツやスカートの奥側の余った空間に棚板を1枚入れられるので、空間を無駄なく使うことができます。
使い勝手の良さを意識して、少しでも軽くするために2枚割にした棚板は、板自体を同じ奥行きにしているので、上下、前後と容易に設置することが可能です。

2枚割の棚や市販の収納ケースをプラスすれば、より自分らしくカスタマイズが可能

パイプだけでなく棚も簡単に動かせるから、入れるものの幅が広がる

2枚割になった棚板で、敷物や布団、畳んだ洋服など、
多種多様な入れ方が可能になる

奥行きを半分にして使いやすさを向上させた棚板の事例として、棚板を上下に1枚ずつ入れた場合と棚板を前後に入れた場合を、右の写真でご紹介いたしましょう。
クローゼット上部は、奥行き半分の棚板を上下に1枚ずつ設置した例です。
畳んだ洋服を重ねて置くと、まるでセレクトショップのような“魅せる収納”ができます。
バッグ類が乗ったクローゼット下部の棚板は、前後に1枚ずつ設置し、クローゼットの床面のように面積を広くして使用した例。
収納ケースの上に棚板を置くことでケース上に直に置くより強度も保たれ、また奥行きがあるスーツケースや季節ものの布団なども、そのまま入れることができます。

ダボ穴は上下ギリギリまであるので、微妙な高さでも棚が設置可能。※写真はオプションの棚板を追加しています

ダボ穴は上下ギリギリまであるので、微妙な高さでも棚が設置可能。
※写真はオプションの棚板を追加しています

左)パイプを上部前後に2本掛けて、衣装ケースを2列置いた場合。右)パイプを上部前後に2本、中央に1本かけて、衣装ケースを1列置いた場合。

左)パイプを上部前後に2本掛けて、衣装ケースを2列置いた場合。
右)パイプを上部前後に2本、中央に1本かけて、衣装ケースを1列置いた場合。

市販の収納ケースを利用して、さらに収納力をアップ。パイプの使い方でマイルールを作る

市販の収納ケースを使ってより使いやすくすることもできます。
棚だけでなく引き出しがあることで、煩雑になりがちな下着類や小物、季節ものなど、一ヶ所に纏めておけるので、使いやすいだけでなく、収納力もアップ。
可動式のパイプが3本あるからこそ、収納ケースの高さに合わせて設置でき、ケースの数や組み合わせ方などの幅も広がります。
また、使い方の事例をもうひとつ。
パイプで洋服を分けられることを利用して、上段に着ていない服、下段に一度着た服などと、マイルールを作ることもできます。

使い方実例紹介

在宅ワークや趣味、家族構成にあわせて変化する使い方

在宅ワークで使う仕事道具を収納して、クローゼットごと「お仕事パッケージ」に!

クローゼットに入れるものは、洋服だけではありません。
仕事用のものや服を入れて、自分用のオフィス仕様にした例を紹介しましょう。
在宅ワークが増えて、一部屋あるいはスペースをスモールオフィスのように使っている方も多いでしょう。そこで、書類やPC、オンライン会議で着るジャケットなど、クローゼット自体を「お仕事パッケージ」としてまとめました。
まずはA4サイズの書類ケースがきれいに収まるよう棚を設置。もう1段、棚を置いて、PCやカバンなど、すぐに取り出せる高さにセットします。
オンラインの会議や打ち合わせなど、クライアントの前ではあまりラフな格好ができない場合でも、さっと羽織れるジャケットを常備しておけば便利。
さらにパイプに仕事用の洋服をまとめておけば、在宅ワーク時はもちろんのこと、オフィスへ出勤の時も洋服のセレクトが楽になります。

クローゼット丸ごと「お仕事パッケージ」。

クローゼット丸ごと「お仕事パッケージ」。
※写真はオプションで棚板を追加しています

左)パイプや棚が移動できるので、高さや長さのあるものを入れられる。右)趣味の道具をまとめて入れられ、納戸のような使い方もできる。

左)パイプや棚が移動できるので、高さや長さのあるものを入れられる。
右)趣味の道具をまとめて入れられ、納戸のような使い方もできる。

クローゼットというより、もはや納戸?
カスタマイズしやすいから自分らしい使い方へ

クローゼットではなく、『収納』という大きい括りで考えたとき、思い切り趣味のものを置くスペースとして特化してもいいのでは…。そんな発想から考えてみました。
ゴルフバッグやサーフボードなど、高さや大きさのあるものも棚板やパイプの位置を調節することで、納戸のような使い方ができます。
実は、パイプを手前側に設置できるというのがこの収納のポイント。丸めたヨガマットや登山のトレッキングポールなど、細くて倒れやすいものの押さえとしても使えるのです。
他にも、スポーツ用具、手芸用品など、形や用途を問わず、使いやすいようにカスタマイズできるのが魅力です。

小さなものが多いベビー用品も、ここに仕舞えばスッキリ片づく。洋服のサイズに合わせて棚や収納ケースも自在にセット

小さな子ども用の洋服や小物は、サイズや種類がたくさんあります。
子ども用の収納はどこに何があるか、誰でも見やすくまとめるのがポイントです。
例えば、今着られる洋服やお出かけのとき使うリュックや帽子などは、すぐに取り出せるようパイプにスタンバイ。
子ども用の洋服はサイズが小さいので、クローゼット下部の収納ケースも結構積み重ねられます。下着や小物の収納に便利なのはもちろん、シーズン毎の入れ替えも同じ場所にあるのでスムーズに済みます。
また、紙オムツやお尻拭きシートなども棚に纏めておくと、誰でも迷わず取り出せて慌てることがありません。買い物でも何が足りないか、何が必要かなど、ここさえ確認しておけばOK。
そして、色がカラフルで賑やかな印象になりやすいおもちゃもここに仕舞っておけば、急な来客時も扉を閉じるだけで隠すことができます。

おもちゃを入れたボックスを子どもの背の高さに置くと、お片付けも一緒にできそう。

おもちゃを入れたボックスを子どもの背の高さに置くと、お片付けも一緒にできそう。
※写真はオプションで棚板を追加しています

洋服のサイズに合わせてパイプの位置を設定。これなら家族一緒に使うこともできます

最後に、家族構成や人数によって、クローゼット内を使い分けた使い方をご紹介します。
左下の写真は大人用の洋服を掛けるようにパイプを2本設置。コートやワンピースなど、長さのある洋服も奥側に設置されたパイプに掛けているので、手前下部に子ども用のパイプを設置しても邪魔になりません。
真ん中と右の写真はそれぞれ子ども用に設置したもの。
季節ごとに段を分けて使用したり、サイズに合わせてパイプを3段にして収納することができます。

上段に大人用、下段に子ども用の服。この高さなら子どもでも自分で服を取ることができる。

上段に大人用、下段に子ども用の服。この高さなら子どもでも自分で服を取ることができる。

兄弟で上下に分けて収納。自分のものがわかりやすい。※写真はオプションで棚板を追加しています

兄弟で上下に分けて収納。自分のものがわかりやすい。
※写真はオプションで棚板を追加しています

子ども用の服はサイズが小さいので、パイプを3段にして収納できる。

子ども用の服はサイズが小さいので、パイプを3段にして収納できる。

クローゼットの様々な使い方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ダボ穴の位置や棚板の開発過程で使い方の想定はある程度できていましたが、世の中の変化に伴い、多くの人が居住空間や収納を見直す機会が多くなりました。
クローゼット=洋服を入れるところという枠にこだわらず、使う人のライフスタイルや家族構成、用途に合わせて考えると、使い方ははもっと広がります。
ぜひ、自分らしい使い方を見つけてください。

(テキスト)山田江理子
(写真)清水タケシ
(イラスト)高村あゆみ

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