設備仕様|三菱地所レジデンスの賃貸マンション「ザ・パークハビオ 板橋区役所前」

三菱地所レジデンスの賃貸マンション

耐震性と耐久性に配慮し、建物の資産性と入居者の快適な暮らしをサポート。

耐震性・耐久性

地盤調査概念図

地盤調査

計画する建物に対して適切な基礎方式を決定するため、敷地の地盤の性状把握に必要な土質の試験や、標準貫入試験等の地盤調査を行います。※基礎の設計の基本的考え方
基礎は建物の自重(垂直方向の力)や地震、風等の外力(水平方向の力)を安全にそして確実に地盤に伝える必要があります。地盤調査の結果から建物に適切な基礎方式を選定します。

ダブル配筋概念図

ダブル配筋

耐力壁と床のスラブは鉄筋を格子状に2重に組むダブル配筋とし、シングル配筋より高い強度を確保しています。※耐力壁は地下階のみ、1階以上の壁はスリット壁。

開口部補強筋概念図

開口部補強筋

開口部の四隅の部分は、乾燥によってコンクリートが収縮する時に発生する力や、地震の際にかかる力が集まりやすく、他の場所に比べると構造上ひび割れが発生しやすくなっています。そこで、四隅に補強筋やメッシュ補強筋を追加することで、ひび割れに対する補強効果をはかっています。※柱・梁・スラブとの接合部及び耐震スリット部は除く。

杭基礎概念図

杭基礎

地中深くに支持層がある場合に、強固な杭を構築し、建物を支える工法です。地中深くに支持層がある場合に、強固な杭を構築し、建物を支える工法です。◇工法/アースドリル拡底工法 ◇拡底径/2.8~3.6m ◇支持層/GL-32.3m以深 ◇杭径/1.9~2.3m ◇杭長/31.4~34.9m ◇本数/12本

対震枠仕様の玄関ドア概念図

対震枠仕様の玄関ドア

大きな地震により、玄関のドア枠が変形してドアが開かなくなることがあります。室内に閉じ込められることが無いように、ドアとドア枠の間にクリアランス(隙間)を確保し多少の変形の場合もドアが開閉しやすくできるよう考慮しています(メーカー基準によります※)。また、ドアガードや鍵受もドア枠が変形しても引っかかりにくい構造になっています。※地震時の玄関ドア開放基準値(JIS基準=面内変形追随性:面内変形1/120時、500N以下で扉開放可能)に合致しています。

粘り強さをアップする配筋方法参考写真概念図

粘り強さをアップする配筋方法

建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(フープ筋)は、「溶接閉鎖型」にすることで、建物の柱に粘り強さを持たせ、地震で生じる押し潰そうとする大きな力に対し粘り強さを高めています。※住棟(住戸を含む建物)の主要構造部となる柱が対象となります。

鉄筋コンクリートのかぶり厚

コンクリートはアルカリ性のため、大気中の物質に影響を受けて中性化していきます。この現象が極度に進むとコンクリート内の鉄筋が錆びて、鉄筋が外側のコンクリートを押し出し、破損の原因となります。その対策として、当マンションでは鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)に、右表のような規準を適用しています。 ※1:外壁の屋外に面する部位がタイル貼り、モルタル塗り、外断熱工法による仕上げ、その他これらと同等以上の性能を有する処理が施されている場合にあっては、屋外側の部分に限り、<>内の数値になります。
※1:設計かぶり厚さは最小かぶり厚さに施工誤差(10mmを標準)を加えたものです。重点管理する部位(PCa版・目地部等)については、施工誤差5mmとして管理するため表中より5mm減らした数値となります。※構造躯体及びそれと一体となってつくられた鉄筋コンクリート造の部分となります。

鉄筋コンクリートのかぶり厚

コンクリートをしっかりチェックする受入検査※「三菱地所レジデンス」による確認は全数確認ではなく、抽出による抜き取り検査となります。

工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず施工者にて、抜き取りによる受入検査を行います。これは、コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度等をチェックするもので、この検査で確認した後ポンプ車に送られ、型枠に流し込まれます。検査の結果については、三菱地所レジデンスにて記録での確認を行っています。※住棟(住宅を含む建物)の壁・床・柱・梁・基礎等が対象となります。

コンクリートをしっかりチェックする受入検査

水セメント比55%以下

コンクリートを作る時のセメントに対して加える水の量を、55%以下にしています。コンクリートに含まれる水の比率が高いと、乾燥して固まった際の収縮が大きく、ひび割れが起きやすくなります。※住棟(住戸を含む建物)の壁・床・柱・梁・基礎等(杭を除く)の構造躯体と一体の鉄筋コンクリート造の部分が対象です。

住戸構造・設備

開口部には複層ガラスを採用概念図

開口部には複層ガラスを採用

屋外の温度変化を室内に伝えにくくするため、住戸の窓には複層ガラスを使用。ガラスの間に空気層を設けることで、結露を起こしにくくしているとともに断熱性を高める役割を果たします。

専有部内の居室の天井構造概念図

専有部内の居室の天井構造

コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重天井を採用しています。

下階への生活音を抑える床構造概念図

下階への生活音を抑える床構造

床スラブ厚を180mm以上確保し、遮音クッション材付直貼シートフローリングを敷設しています。※下げスラブ部分を除きます。

外壁概念図

外壁

コンクリートの室内側には断熱材とせっこうボードを施工。外側はタイル貼りや塗装仕上げにしています。

戸境壁/乾式耐火遮音壁概念図

戸境壁/乾式耐火遮音壁

乾式耐火遮音壁にビニールクロスを施工しています(耐火性能と遮音性能を備えた認定工法です)。

空気伝搬音対策〈サッシュ〉

日本工業規格JISが定めるT-1~T-3等級相当のサッシュを採用。※窓の騒音等級は、内装材等のメーカー表示の性能を示しており、実際の室内値として保証するものではありません。

LED照明

LEDは従来の管球類(白熱灯・蛍光灯等)とは違い即時点灯性が非常に優れている照明です。白熱灯と比較すると約1/6~1/8の消費電力で同等の明るさが得られ、省エネ効果の高い照明です。(メーカー・器具類により異なる場合があります)

24時間換気システム

人と住まいの健康のために計画的な換気が必要です。当マンションでは、窓を開けることなく住戸内の換気ができる24時間換気機能付の浴室暖房乾燥機を採用。外出している時でも空気を循環し、常時給気口から外気を取り入れながら、低風量で空気を入れ換えます。 ※居室の給気口が開いていることが前提となります。
※24時間換気システムは、建築基準法によるシックハウス対策の規制により、常時強制的に換気を行うようになっています。

24時間換気システム概念図