オーナーズ・ボイス暮らしやすさを日々実感する、タワーマンションの住まい
2013年04月16日
オーナー様のプロフィール・お住まいの情報
野水泰樹さん・知佳さん(30代)
- 家族構成/夫婦二人
- マンションの特徴/大規模、タワーマンション、ファミリータイプ
- 間取り/2LDK(61.79m²)
- エリア/再開発地区、都心近郊
<購入するまで>賃貸で住んでいたタワーマンションの眺望や利便性に惹かれて
寝室と、その隣りの洋室、一番奥のリビングダイニングの3つの居室の全部が南向き
野水泰樹さんと知佳さんは、結婚後3ヶ月ほどして新しい住まいを探すことにした。当時住んでいた賃貸マンションの家賃を「もったいないと感じた」ことと、「所得税の住宅ローン控除が受けられたのも大きな理由ですね」とお二人が当時の心境を語る。
条件としては、「まず都心の勤務地にアクセスがよいこと。それから自家用車を持つ意思がなかったので、駅から徒歩10分以内。スーパーなど買い物利便施設が近くにあることも重視しました」。タワーマンションを中心に、4ヶ月の間に8件ほどのモデルルームを見学した。「賃貸で住んでいたのもタワーマンションで、眺望がよい上に利便性もよいと感じていたからです」と泰樹さん。検討した中でもっとも惹かれたのが、現在お住まいのマンションだった。「通勤にも至便で3路線使える立地ながら、歴史や情緒を感じられる街なのも気に入り、価格面でも納得できた。設備や機能も充実しており、安心して住めると思った」という。
見晴らしのよい眺望もご夫妻がタワーマンションを希望した大きな理由
だが、購入までの道のりはスムーズとはいえなかった。「中層階以上の眺望のよい部屋を希望していたものの、好みの間取りや広さの部屋はすでに完売。希望とは異なる部屋も検討しましたが、二人で話し合った結果、このマンションを断念しました」。このような状態になった場合、営業の担当者との連絡を自然に絶ってしまうのが普通かもしれない。しかしお二人は、購入しないと決めたにも関わらず、再びモデルルームを訪問した。「面している大通りの交通量や音のことなども率直に説明してくれるなど、担当の方にはとても好印象を抱いていました。断るにしても、一度会って挨拶をしようと思ったんです」。
こうしてモデルルームを訪れたお二人は、思わぬ知らせを耳にする。「倍率3倍だった南向きの2LDKの部屋にキャンセルが出たと教えてもらいました」。これも縁だと思いすぐに契約に至ったお二人は、完成を待ち、約1年後に入居した。
<室内のこだわり>シックなダークブラウンにグリーンが効いたインテリアに
ダークブラウンの家具を中心にしたインテリアで落ち着いた印象に
9.45mのワイドスパンにリビングダイニングと2つの洋室が南向きに並ぶこの間取りを、ご夫婦はとても気に入っているそうだ。朝日とともに目を覚まし、昼間はどの部屋にいても非常に明るく、冬でも暖かい。また、南向きの窓からは、季節により移り変わる公園の緑や、再開発地区のタワーマンション群まで見渡せる。
インテリアは、落ち着いたダークブラウンの家具をベースに、「キーカラーはグリーンです。夏になるとソファのファブリックもグリーンに替えるんですよ」。転居の際に購入した家具もあるが、以前から徐々に買い揃えてきたものも多い。茶系を基本にシンプルにまとめるため、タンス、冷蔵庫、背面キャビネットなどの色合いを揃えることにもこだわった。「二人のインテリアの趣味が同じでよかったと思いますね」と知佳さんが笑う。
オプションでつけた棚で、洗濯機の上部スペースの有効活用が可能に
オプションとしてオーダーしたものは、食洗機やコート掛けのフックなど。中でも知佳さんが「追加してよかった」と感じているのは、洗濯機の上のスペースを有効利用するために設置した棚だという。また、「地震でも倒れにくいようにしたかった」と話す食器棚は、入居後に造り付けた。
<共用スペース・周辺環境>満足度の高い各階のゴミ置き場やレセプションルーム
ステンレスやモノトーンカラーの調理用具や小物が整然と並ぶキッチン
以前住んでいたマンションで、泰樹さんがマンションの利便性をひしひしと実感したのは「ゴミ出し」だった。「24時間いつでもゴミを出せて、非常に便利だと思いました」。そんな泰樹さんにとって、現在のマンションを選ぶ際に魅力的に映ったのは、「各階に設置されているゴミ置き場です」。以前のマンションではゴミ置き場が地下一階だったので、重い新聞紙を運ぶときは少し大変だったが、今はそんな不便もない。「ゴミが溜まったら、気楽な服装ですぐ捨てに行けます」と、いつでもさっとゴミを捨てられる快適さを享受しているようだ。
手前のランプシェードは泰樹さんが留学していた大学の思い出の品
もちろん、ゴミ置き場以外にも気に入っている共用設備は多々ある。「内廊下でホテルライクな造りは高級感と落ち着きを感じます。また、エントランスの外の敷地は、入居者以外の方にも開放されていながらもプライバシーは保たれており、意外と心地よい空間です。1階のエントランス横のレセプションルームには、魚の水槽や緑があり、とても綺麗。急な来客の際に便利ですね」。更に防犯と24時間有人管理という点にも安心感を抱いており、設備やサービスへの満足度は高い。
トイレの手洗いシンクの周りにもキーカラーのグリーンをさりげなく使用
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が起きたのは、入居した後だった。「災害に対する意識は現在ほど高くありませんでしたが、購入したマンションが免震構造である点はパンフレットで確認していました」と泰樹さん。実は東日本大震災の当日、職場で大きな揺れを感じたため、帰宅して恐る恐るドアを開けたところ、「植木が倒れていた以外は何も変わったところはありませんでした」と回想する。
周辺環境については、「再開発が進みマンションが次々と建つ整然とした地域でありながら、道を一歩入ると下町の雰囲気が残っており、その新旧織り交ぜた雰囲気が気に入っています」と、街の魅力を存分に楽しんでいる。
<入居後の実感>理事長に立候補し“毎日の快適のためのルールづくり”に積極参加
夏になるとキーカラーのグリーンのファブリックにチェンジするというソファ
何かと敬遠する人も多いマンションのコミュニティ活動。だが泰樹さんは、初年度の理事長の役目を、自ら進んで担った。「新築マンションなので、色々なルールができる最初が肝心。自分が参画することで、より暮らしやすくしたいと思ったんです。他の役員さんも立候補された方が多かったですよ」。
理事長として関わったことは、省エネ・エコ提案や防犯対策、廊下やゴミ置き場の使い方のルール化、清掃業者の選定など、多岐に渡る。たとえば、空調の稼働時間や温度、共用灯の数などの検討を重ね、できる限り空間イメージを損なわずに省エネも両立できるような運用法を策定した。「マンション理事会の活動に関わった1年間は大変でした。でもやってよかった。打合せの後に食事会をする機会もあり、メンバーの皆さんとも仲良くなれましたし」と泰樹さんは笑顔で語る。
リビングルームと寝室に挟まれた洋室はお二人の書斎として使用
最後に、お二人の住まい探しについて振り返ってもらったところ、泰樹さんは「家探しは人との出会いでもありました。出会いを大切にするといいことがあるかもしれません」とにっこり。「完璧な物件を見つけるのは難しいので、優先事項を決めるのが大切だと感じます」と知佳さんも意見を添えてくれた。
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