ザ・パークハウス ストーリー ~込められた想いと物語~ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス
2015年01月15日
隅田川と神田川。2つの川に抱かれながら料亭街として長く愛されてきた柳橋。
「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」は、老舗料亭の跡地に生まれたリバービューの住まいです。
都心に暮らしながら、目の前の水景に癒される毎日を。
そんな想いを込めた「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」をご紹介します。
事業協力者様の想いを反映する等価交換事業
「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」は、事業協力者様が土地を、三菱地所レジデンスが建物の建築に必要な資金を出資する、等価交換事業のスキームが生かされています。
「活用したい土地がある」「土地との絆はなくしたくない」「資産を次の世代に上手に継承したい」とお考えの方に最適な事業の一つであり、三菱地所レジデンスが培った経験と綿密なマーケティング力をもとに、ソリューションを提示します。
等価交換事業で提供されるのは、事業協力者様が絆を失いたくないと思うほど価値のある土地。住宅を購入するオーナー様にとっては、便利な立地や希少性の高い立地に住まいを所有できるというメリットがあります。
老舗料亭の風情を大切に残した佇まい
柳橋の老舗料亭の跡地に建つ「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」。エントランスまでの小径には石畳を敷き詰め、プライベートガーデンには料亭で使われていた手水(ちょうず)や石灯籠、沓脱石(くつぬぎいし)を保全するなど、当時の風情を大切に残しました。
プライベートガーデンの植栽には、隅田川の景観との調和を考慮し、シダレザクラやシダレヤナギなどを選びました。和の佇まいと美しい植栽が、心に落ち着きとうるおいをもたらしてくれます。
のびやかな水景に溶け込む川側の外観
「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」の最大の特長は、ほぼ全戸が隅田川を望めるリバービュー、しかも南東向きのリビングであるということです。
外観には、スマートさを強調する垂直のラインを効果的に用いながら、周辺の街並みと調和するよう、下層部を落ち着いた色で切り替えました。水と空を写し込むガラス手摺も採用しています。
また、敷地内の川側に20階建てのタワーマンションを建てることで、まとまった空地を確保。これにより沿道と建物の間にスペースを設けることができ、圧迫感の軽減につながり、緑豊かなオアシスを生み出すこともできました。
柳橋の落ち着いた風情になじむ街側の外観
「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」は、隅田川側に象徴的な外観を有していますが、地域にお住まいの方が目にする機会が多いのは、街側からの外観です。そこで、川側とは異なる外観デザインを採用。柳橋の街並みに合うよう、落ち着いた茶色のタイルを中心部に効果的に配しました。
加えて、当初はプライベートガーデンに植える予定だった大きな柳の木を、エントランスに植え、柳橋や柳通りという地名にふさわしい景観をつくり出しました。照明柱も街の風情に合わせた意匠を選ぶなど、街側の表情にもこだわり抜いた計画です。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
柳橋という地名は、隅田川と神田川の合流点近くに架かる橋に由来するといわれています。江戸時代には徳川幕府により米蔵「浅草御蔵」が設置された地域であり、明治・大正期以降は料亭街として賑わいました。「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」が誕生したのは、このような歴史を刻んできた柳橋の一角にある、老舗料亭の跡地。目の前を隅田川が流れ、ほぼ全戸から隅田川が望めるという、大変恵まれた立地です。
物件の計画において最も考慮したのは、この希少な立地を最大限に生かすにはどのようにしたらよいかということです。当初は川側と街側に十数階建てのマンションを2棟配する計画もありましたが、せっかくの立地を多くのオーナー様にお届けしたいという想いから、行政とも相談を重ねた結果、川側のみに20階建てのタワーマンションを建てることを実現。これにより、ほぼ全ての住戸がリバービューとなりました。
また、この「ザ・パークハウス 浅草橋タワーレジデンス」は、等価交換事業の事業協力者様とともに創り上げた物件でもあります。三菱地所レジデンスが提案した、隅田川に面した立地を生かすタワーマンションの建築プランをお選びいただき、緻密な打合せを重ねながら、料亭の佇まいを残したマンションが完成しました。「(料亭の飛び石や景石を)残してくれてありがとう」「三菱地所レジデンスをパートナーに選んでよかった」というお言葉を事業協力者様からいただき、大きな充実感を抱きました。
これからも、事業協力者様はもちろんのこと、オーナー様にも、そして街の方々にも、「三菱地所レジデンスが建ててよかった」と評価していただけるようなマンションをつくっていきたいと思います。
竣工年月:2013年11月