ザ・パークハウス ストーリー ~込められた想いと物語~ザ・パークハウス 四番町レジデンス
2015年06月09日
江戸時代、城を守る大番組の旗本屋敷が建ち並んでいた番町。
凛とした趣のある住宅街として時を刻んできました。
徒歩5分の距離にあるJR中央線「市ヶ谷」駅をはじめ、4駅5路線が利用できる利便性の高い立地も魅力です。
この街にふさわしい、上質な住まいを届けたい。
そんな想いを込めた「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」をご紹介します。
同じ通りにある三菱地所物件のエッセンスを踏襲した外観
外観デザインにあたっては、同じ通りにある「番町パークハウス」のデザインの一部を踏襲することで、ほどよい統一感を持たせることをめざしました。具体的には、特徴的なモチーフであるテラコッタルーバーを、「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」の外階段のあしらいに取り入れています。
また、武家屋敷が建ち並んでいた番町という街にちなみ、力強さや和の雰囲気を大切にしました。たとえば、エントランスまわりには、黒御影石を用いて重厚感を演出。前述のテラコッタルーバーをはじめ、エントランスホール奥のガラス窓などに格子デザインを用いることで、端正な和の印象を醸し出しました。
エントランスホールの手前と奥に配した2つの庭
「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」では、住まう人だけでなく、街の人々やゲストをもてなすための、2つの庭を用意しました。
エントランスの手前にある通りに面した庭には、オオヤマザクラやイロハモミジなど、日本の四季を感じさせる緑を。エントランスホールの奥の中庭には、景石とともにイロハモミジやソヨゴ、シラカシなどを植えました。美しいピクチャーガーデンを意識して仕上げた中庭は、エントランスホールを彩る風景画のように、帰宅する人々を迎えます。
エントランスからわが家への“道のり”にこだわったのも、「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」の特長です。エントランス手前の緑の庭に癒されて建物に入ると、中庭を鑑賞してから右へ曲がり、エレベーターホールへと進んで帰宅するという、豊かな余韻と物語を感じられるような動線となっています。
プライバシー性に配慮してエレベーターを配置
1フロアに3邸だけの住まいを内廊下のアプローチで結んだ「ザ・パークハウス四番町レジデンス」。このプライバシー性と落ち着きに配慮し、エレベーターの扉と各邸の玄関が真正面に向き合わないよう、配置しました。
住戸に対して斜め向きに配置したエレベーターは、外観のフォルムにも現れており、遊び心を感じるアクセントとなっています。
快適な日常を支えるためのしつらいや設備を充実
「ザ・パークハウス四番町レジデンス」には、大きく張り出したキャノピーが印象的なエントランスに、小さいながら、車寄せを設けました。日々のスムーズなアクセスの向上はもとより、ゆとりや優雅さを印象づけます。
各住戸へ到着するまでの間には、集合インターフォンやエントランスホール以外にもセキュリテイを設置。計4ヵ所の4重セキュリティシステムで、毎日の安心と安全をサポートします。
その他の写真
企画担当からのメッセージ
「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」が建つのは、なだらかな坂の上に広がる高台で、大通りから奥まった閑静な住宅街の一角です。近くには明治時代の海軍提監・東郷平八郎の邸宅跡地に造られた「東郷元帥記念公園」があり、春になると満開の桜を愛でることができます。
私たち三菱地所レジデンスと番町エリアのご縁は深く、「番町パークハウス」をはじめ、多くの物件を供給させていただきました。「ザ・パークハウス 四番町レジデンス」では、番町の街並みとの調和はもちろん、これまでにお届けしたマンションの趣やエッセンスを受け継ぐようなデザインを心がけました。
私たちがマンションを企画するときにもっとも大切にしているのは、街にふさわしいものをつくるということです。地域の皆さんや土地を所有していた方の想いを汲み取り、住まう方以外にも喜んでいただければと思っています。その結果、街並みや街の印象をさらによくすることができれば、それ以上の幸せはありません。
竣工年月:2013年08月