ザ・パークハウス ストーリー国分寺の歴史ある風景に寄り添う、武蔵野の緑の別邸
2018年06月20日
緑と湧水の街・国分寺は、その恵まれた自然環境で多くの人から愛され続けてきました。最近ではJR国分寺駅北口の再開発で、交通・生活利便性の高い都心近郊の街として注目されています。その国分寺駅より徒歩4分。雨水の循環や生態系の保全にまで気を配り、武蔵野の自然と贅沢な時間を共有できるマンションがあります。
「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」をご紹介します。
駅徒歩4分。喧噪の先にある自然に抱かれた住宅地
四季折々にみせる豊かな表情が、かつて万葉集の中でも詠われ、小説や絵画にもたびたび登場する武蔵野の自然。国分寺崖線に添って広がる森と湧水の恵みが、多くの人を引きつけてきました。大正から昭和初期にかけて鉄道が開通し、都心からも訪れやすくなった国分寺の高台は、実業家の別荘地となります。その中のひとつ、壮大な別荘跡地の緑深き森に寄り添うように建つのが「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」です。
この森は、多彩な樹々や植物が自然のままに成長した、武蔵野の元々の姿が今日まで大切に守られてきました。高低差のある地形から池となった湧水は、野川の源流の一部を担っているほど。これほどの自然の恵み豊かな場所が、発展著しい国分寺駅より徒歩4分という場所にあるのです。
樹々と水が創り出す緑に包まれた穏やかな住環境は、駅前の喧噪から「非日常」へと人々を誘います。ONからOFFへ、動から静へ。マンションのデザインや配棟にも、そのエッセンスが散りばめられました。
まずは森ありき。そこから始まるランドプランとデザイン
マンションの建設地は、商業エリアから住居系エリアへと変る2方向道路の南東角地。大きな森に隣接した贅沢な立地です。駅からのアプローチとなる角地は「街」をイメージしたスタイリッシュなデザインとし、そこから森にかけてアースカラーで調和を図りました。
また、全ての居住者に森を愉しんでいただけるよう、森方向にラウンジ棟を配置するとともに、両面バルコニー住戸を設け、外の森や緑が感じられる住戸を増やすことができました。
外観は背景の森との一体化を図りつつ、モダンで洗練されたデザイン。
建物外壁素材には、周囲の緑と調和する風合い豊かなタイルを用い、バルコニー手摺りにはガラスを多用して軽快な印象にしています。森と響き合い、街並みに映えるデザインに仕上げました。
エントランスからの動線も工夫を凝らしています。
「非日常」への誘いをここでも演出するよう、エントランスからラウンジへのアプローチは、敷石や玉砂利、一部木調の格子といった和のテイストを感じさせる長い路地にしました。途中には水琴窟を置いて、湧水で有名な国分寺の自然を表現。心安らぐ音色に導かれた先には、正面の大きなガラス越しに圧倒的な緑量の風景が飛び込んできます。
通常ラウンジなど共用施設は、大規模な物件でないかぎり、住戸と同じ建物の下に配されることがほとんど。しかし「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」は独立したラウンジ棟となるため、高さのある大きな窓を設置することができました。
「フォレストテラス」と称された中庭には、紅葉する落葉樹が植えられ、背景の森とつながっているような奥行きある空間を創り出しています。
ラウンジ内を木調のルーバーと濃色の石の壁で設え、シックな空間にすることで、目の前に広がる緑の風景を印象的に浮かび上がらせました。それはまるで一幅の絵のようです。
自然を守り、育み、そしてつなげていくこと
自然を内包させる建物デザインだけでなく、自然を大切にした取り組みを行っているのも特長です。
国分寺エリアには、数多くの湧水スポットが存在し、地下水を通じて野川に注がれています。この地下水の流れを遮らないようにするために、森に面した敷地に2ヶ所、雨水を一時的に貯め、土に浸透させて自然に戻す「レインガーデン」を設置しました。蒸散時の温度低下は、地域のヒートアイランド現象の緩和にも繋がるほか、ガーデン内の石や止まり木などの配置を工夫して、鳥や虫、小動物が庭にとどまり植物も含めて自然の生態系が育まれるよう配慮。
また、駐車場側の舗装では、通常は路面に降った雨水は排水溝から下水に流されるところ、「浸透性舗装」を採用し、舗装内の隙間から自然の地中へ戻します。
敷地内の植栽についても、75%以上を在来種で構成し、隣接する森と一体につながるよう屋上緑化を採用。また現在の武蔵国分寺境内にある万葉植物園を参考にして、南側外構部の樹種を選定し、「万葉の路」を造りました。万葉集の和歌を植物に添えることで、居住者はもちろん、散歩などで道行く人にも愉しんでもらう狙いです。
国分寺という街だからこそ、ここまで自然と一体化したマンション「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」ができたと言えるでしょう。
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三菱地所レジデンスが行っている「BIO NET INITIATIVE(ビオ ネット イニシアチブ)」とは、物件規模や敷地面積に関わらず「ザ・パークハウス」一つひとつの物件において、周辺環境特性に配慮し、里山を意識した自然に近い植栽計画とすることで、各マンション敷地の緑の「点」を「線」でつなげ、結果的に周辺の緑や公園と併せて当該エリアが「面」としてエコロジカルネットワークを形成することを目指した取り組みです。国分寺エリアでも「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」をはじめとした分譲済および分譲中の「ザ・パークハウス」が生物多様性の保全に寄与しています。
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また、「ザ・パークハウス 国分寺緑邸」は、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会による「いきもの共生事業所認定(ABINC認証)[集合住宅版]」(2015年度)も取得しています。