SUSTAINA COLOR
  • 木質化

分譲版サステナカラー開発・導入への取り組み

ザ・パークハウス 大阪上本町タワーでの「FSC®プロジェクト認証」取得の舞台裏

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三菱地所レジデンスでは、「環境に配慮した街づくり・住まいづくり」を目指し、住空間の木質化を推進しています。その取り組みの一環として、関西エリアの賃貸マンションで先行して開発・導入されたのが、賃貸版木質化カラースキーム「サステナカラー」です。

※本ロゴは「サステナカラー」のロゴとして商標出願中です。

これは、部屋全体の印象を左右する床や建具、キッチンなどの「色の組み合わせ(カラースキーム)」そのものに、サステナブルな視点を取り入れるという新しいアプローチです。この取り組みを「より長く暮らす場所でも実現したい」という想いから、分譲マンションへの導入に向けた検討がスタートしました。
その舞台となったのが、大阪市天王寺区に誕生する「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」です。

「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」外観完成予想CG
「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」外観完成予想CG

「環境への配慮」を、住まいの確かな価値として伝えるために

分譲マンションにおいて、環境への配慮をどのように「住まいの価値」としてお客様に伝えるかは、これまでも大きな課題の一つでした。
開発担当者に、今回の取り組みの背景や想いを伺いました。

「設備や仕様を説明することはできても、今までの物件ではその住まいを選ぶことが社会や環境とどうつながっているのかを、実感としてお客様に伝えるのは簡単ではありませんでした」

そうした課題意識のもと「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」では、広い敷地を活かし敷地全体や周辺エリアの生態系にも配慮した設計を進めてきました。緑地の計画や在来種への配慮など、環境との共生を意識した取り組みを積み重ねた結果、大阪市内のタワーマンション初の「ABINC認証(いきもの共生事業所認証)」を取得しています。

■ABINC認証について
一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が運営する認証制度。敷地や周辺エリアにおける生物多様性への配慮や、生態系ネットワークの形成などを評価するもの。

さらに、環境への配慮をより明確に示す方法を模索する中で、視点は建物の内部へと広がっていきました。

「敷地や周辺環境への配慮だけでなく、お客様が実際にお住まいになられる住戸内においても、環境に配慮した選択をしていることを、わかりやすい形でお伝えしたいと考えました。その際に着目したのが、「FSC®認証」です。審査が厳格で、世界的な認知度も高い認証であれば、私たちの取り組みをお客様にとっても判断しやすい“確かな基準”として示せるのではないかと考えました」

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■FSC®について
Forest Stewardship Council® (FSC®:森林管理協議会)は、責任ある森林管理を世界に広めることを目的とする国際的な非営利団体です。環境、社会、経済分野の利害関係者の合意によって支持された、責任ある森林管理の原則に基づく規格を定めています。

専有部へと広がったサステナブルな取り組み

今回「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」で取得したFSC®プロジェクト認証は、採用したFSC®認証材の内装材について、調達から使用・管理までがFSC®の基準に基づき適切に行われていることを、物件単位で第三者機関が評価・認証したものです。

「この挑戦の大きなきっかけとなったのが、分譲マンション向けクロス(壁紙)にFSC®認証製品が展開されたことでした。住戸の中でも大きな面積を占める壁に、認証製品を採用できるようになったことで、サステナブルな空間づくりが一気に現実味を帯びてきました」

持続可能な未来を見据えた住まいのスタンダードとして、「ザ・パークハウス 大阪上本町タワー」では素材の一つひとつまで追求しています。

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■全住戸で採用したFSC®認証壁紙
すべての居室のクロス(壁紙)にFSC®認証製品を「全戸標準採用」。マンションの専有部で大きな面積を占める壁紙を通して、暮らしの中から森林保全に貢献できる住まいを実現しています。

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■専有部を彩る、厳選されたサステナブル素材
今回の「分譲版サステナカラー」では、環境への配慮はもちろん、三菱地所レジデンスが分譲するマンションにふさわしい意匠性や質感も徹底的に追求されています。

・リビングダイニング扉
自社でニュージーランドの森林を経営し、持続可能な社会の実現に貢献しているメーカーの扉を採用。FSC認証の無垢材を使用しています。

・リビングダイニング扉
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・フローリング
自然な木の風合いを感じられる、巻き込み仕上げが美しいフローリング。クリーンウッド法に基づき、合法性が確認された木材を使用しています。

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・アクセントクロス
トイレの壁の一部に、自然由来の壁紙でありながら機能性・実用性にも優れたFSC®認証の壁紙を採用。日常のさりげない場所にもサステナブルな想いを反映しています。

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・キッチンの仕上げ材
革製品の端材を再利用した「アップボーンレザー」を採用。本来廃棄される素材に新しい命を吹き込み、素材の循環に配慮した仕上げ材として採用しています。
※一部タイプのみのサステナカラー仕様です。

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さらに、本物件では共用部のラウンジの床にもナラ無垢材フローリング(FSC®認証材)を採用。専有部から共用部まで、一貫して木質化を意識した計画としています。

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前例の少ない挑戦を乗り越えて得た、世界基準の“信頼”

FSC®プロジェクト認証は、国際基準に基づいて審査が行われる制度です。日本の分譲マンションではまだ前例の少ない取り組みでもあり、確認事項は多岐にわたりました。
担当者は、まず書類審査のプロセスをこう振り返ります。

「国際基準の認証のため、英文資料の確認や専門用語の理解が必要でした。英語ならではの言い回しに苦労しながらも、日本の審査機関を通じて確認を重ねながら、ひとつずつ整理していきました。
審査が厳格であるからこそ、取得した認証には確かな信頼性があります。その基準をクリアできたことは、私たちの取り組みに自信を与えてくれました」

審査結果が出るまでには数カ月を要し、追加書類を求められるなど予定通りに進まないこともありました。それでも、「お客様をご案内するタイミングまでには、必ず認証を取得する」という強い思いのもと、限られた時間の中で粘り強く取り組み、ようやく国際的な基準に基づく取り組みを形にすることができたのです。

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しかし、認証取得はゴールではありません。そこから実際の施工が始まります。

「製品が現場に納品されるたびに写真を撮影し、他の資材と混ざらないよう記録を徹底しています。施工会社さんにとっても初めての取り組みでしたが、私たちの想いに共感し、現場一丸となって前向きに取り組んでくれています」

書類上のやり取りと、現場での地道な管理。
その両方があってこそ、認証の“信頼”は支えられています。

FSC®プロジェクト認証取得
FSC®プロジェクト認証取得

未来の住まいの「新しい基準」を目指して

三菱地所レジデンスではこれまでも、住宅事業を通じてCO2削減や省エネルギー、資源循環など、環境配慮の取り組みを継続的に進めてきました。今回のザ・パークハウス 大阪上本町タワーにおいてのFSC®プロジェクト認証への挑戦も、その延長線上にあります。マンションの仕様を変えることが目的ではなく、「住まいの価値をどう伝えていくか」という問いに向き合った取り組みでした。

難しい理屈を抜きにしても、「この部屋なんだか落ち着く」「かっこいい」と感じてもらえること。そして、その心地よさの背景に、世界の森林を守るという確かなストーリーがあること。

関西から発信する「分譲版サステナカラー」の取り組みは、住まい選びに新しい視点を提示しています。この挑戦がどのように磨かれていくのか、これからが楽しみです。

※この記事の内容は2026年5月12日の掲載時のものです。

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POINT 2駅5路線利用可能。梅田・なんば・天王寺へ直結。
<大阪市タワーマンション初のABINC認証を取得>緑豊かな地上42階建・超高層免震レジデンス。
ACCESS
  • 近鉄難波線・大阪線・奈良線「大阪上本町」駅(11番出口)徒歩8分
「ええやん!サステナブル」
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