三菱地所レジデンス

京の一生もん×ザ・パークハウス

        
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老舗創作竹芸品
公長斎 

小菅

こうちょうさい こすが
2022.01.06
#竹製品#使い勝手#美しいデザイン

素材を厳選してその価値を高める
シンプルな機能美は一生もの

素材、デザイン、機能性といった
ものづくりのすべてを「追求するのが
当たり前」というのが京都の美意識です。
明治31年(1898)の創業以来、
「竹の価値を高めたい」と
竹製品ひとすじに力を注いできた
「公長斎小菅」もまさにそれを体現するお店。
感性を研ぎ澄ませてつくる品はいずれも
上質で、シンプルなのに使い勝手がいい。
一生そばに置いて使い続けたいと
思わせてくれるものです。

時流を捉えた美しい竹製品

時流を捉えた美しい竹製品

創業以来、「竹の価値を高める」という代々の理念の下、竹製品をつくり続けてきた「公長斎小菅」が実践するのは、古きよきものを守りつつも、その時々の時流やトレンドに合わせて進化を遂げること。
農薬を使わず環境にも優しい竹で、花入れや笊といった伝統的な道具を丁寧に手作りするほか、国内外のデザイナーやイタリアの革工房とのコラボレーション作品を発表するなど、これまでになかった竹製品の開発にも精力的に取り組みます。
親、子供、孫3代に渡り、使われる「みやこばし」

親、子供、孫3代に渡り、使われる
「みやこばし」

「デザインが優れていることと、使い勝手が良いことは、イコールだと私は思っています。洗練とは、デザインと機能のバランスがとれていることなんですね」と小菅社長。
持ち手と箸先の重さのバランスがとれていると、持ちやすく使いやすい。箸先は細いから口当たりが軽やかで料理の味をダイレクトに感じられるといいます。
一度使うと、その心地良さに魅せられ、何度も買い替えるリピーターがいるのだそう。親子孫三代で使うご家族がいることからも、その秀逸さがうかがえます。
「ただ、新しいものを生み出す際には、以前あるものの真似やコピーを重ねることはしたくない。何かしら今の暮らしにより相応しいものを添えていきたい。そのためにも伝統の形や技と調和を図れるものづくりをしたいと思います」
古典にもモダンにも見える重箱

古典にもモダンにも見える重箱

一方で、現代の生活を意識して改良したものもあります。そのひとつが、「二段重箱(6.5寸)」です。スタイリッシュで現代的に見えますが、実は定型の重箱なのだそう。角の木の留め具や上部の縁を斜めに削ったことなど、このデザインにするまでには何度も改良を重ねたと言います。
中に入れる仕切りもよくある十字仕切りだけでなく、9つ仕切りなどもあって、盛り付けやすいのが特徴です。
「長らく継がれ使われているものは、すでに洗練を極めているものが多い。継がれたものを少しずつ変えて革新させることが伝統であり、変えずにそのまま継ぐことは継承。どちらも良いものを残すためには必要なことです」と、一歩ごとの改良が継続への道だと小菅さんは言います。
どこまでも使いやすさをつきつめ、美しく仕上げることも譲らない。たゆみない研鑽を続けて歩んできたからこそ生まれる逸品なのです。
京都は多様性、深さだけでなく幅もある

京都はどこに行っても文化的なものに出会える場所です。たとえば、和食店に行けば美味しい日本料理をいただけるうえ、貴重な器や調度にも触れることができます。新しく開業したお店にうかがっても、古い陶磁器や蒔絵のお椀に料理を盛ってだされたりする。そんなときは、京都の文化の質を感じずにはいられません。
街中に骨董通りと呼ばれるエリアがあって、美術品や古物を拝見できることもある。何百年も前の職人さんたちの力量を思い知らされます。
外の人を受け付けないと誤解されがちですが、実際は来るもの拒まずの街です。そういう意味では京都は多様性のある町なんですね。深さだけではなく幅もある。そんな京都の一面を感じていただければと思います。

代表取締役社長 小菅 達之
代表取締役社長 小菅 達之
公長斎 小菅
(こうちょうさい こすが)
所在地
/ 京都市中京区中島町74
ザ ロイヤルパークホテル 京都三条1F
交通
/ 京都地下鉄東西線京都市役所前駅より
徒歩4分
公長斎 小菅
※記載の写真、内容は取材当時(2021年10月)のものです。
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