2016年度グッドデザイン賞受賞ザ・パークハウス 晴海タワーズ
2016年09月29日
世界に誇れる水辺都市の景観を晴海で。
ニューヨーク、ロンドン、シンガポール。これらの都市には共通していることがあります。それは、世界有数の都市であり、水辺にある都市だということです。国際化が進む東京において、三菱地所レジデンスは、晴海・豊洲エリアの地元協議会(東京インナーハーバー連絡会議)のメンバーとして、世界の水辺都市を視察研究してきた中で、東京の水辺にもグローバルな視点を持つ、普遍的な世界に誇れる建築物・景観が必要であると実感。「ザ・パークハウス 晴海タワーズ」が建つ晴海周辺は、2020年の東京オリンピック選手村や競技会場に隣接し、益々発展が見込まれるエリア。地域のアイデンティティが未確立だったからこそ、新しい水辺都市の景観創造を担うことができました。
織り布と折り紙。ふたつのコンセプトが彩る水辺の景観。
多くのツインタワーマンションでは、相似の外観デザインとすることが一般的。
しかし、「ザ・パークハウス 晴海タワーズ」はWeave(織り布)とOrigami(折り紙)という異なるコンセプトで外観をデザインしています。それでも2棟がデザイン的に調和できているのは、構造やモジュール、白色の外観という共通部分があるから。共鳴しながら、それぞれの魅力を発揮しています。さらに、開放的で日の光を存分に浴びる立地の特性を生かし、季節・天候・時間等によって様々な表情を見せるようにデザインされているのも特徴です。
多くの人を魅了した水辺の開放感。
敷地の4割以上を緑化、長期優良住宅認定の取得、免震構造などの災害対策のように、お客様から評価された点が多数あります。その中でも1番評価されたのは、「中央区アドレスと水辺の開放感」でした。室内からの眺望も重視し、ガラス手すりを採用。専有部からでも、東京の水辺環境を十分以上に楽しむことが可能に。現地に何度か訪れた販売担当者たちも、その景色に魅了され、接客の際には体験した感動をお伝えしたほどでした。水辺都市景観に新しいデザイン指標を示すことだけでなく、マンションとしての価値も評価を得ることができたプロジェクトとなりました。
ルーフテラス越しの晴海運河。
織り布と折り紙。ふたつのコンセプトが彩る水辺の景観。
水景越しのクロノエントランス。
ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス:2013年10月竣工
ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス:2016年 3月竣工
ザ・パークハウス ストーリー
ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス

陽光にきらめく運河の波、どこまでも広がる青い空・・・。
「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」は、利便性の高い都心・中央区にありながら壮大なビューを楽しめる晴海に誕生しました。
新しい街に、次の世代まで永く住み続けられる家をつくりたい。そんな想いを込めた「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」をご紹介します。
審査員の評価コメント
同じデザインの塔を並べることの多いツインタワーの超高層マンションだが、このプロジェクトでは、それぞれの棟の外観に「織り布」と「折り紙」という異なるコンセプトによる異なる表情を持たせ、免震構造等による柱のスリム化、将来の更新性を考慮した配管計画等、長期耐用化を意識した設計内容とともに、ウォータフロントに相応しいツインタワーを実現した点が評価された。