エアコンや掃除機がインテリアになる時代に~プロが薦める「魅せる家電」

エアコンや掃除機がインテリアになる時代に~プロが薦める「魅せる家電」

[暮らしのアイデア]

2019年01月15日

エアコン、掃除機、ストーブなど、住まいに欠かせない家電の多くは、機能優先でデザインは二の次…というイメージを持っていませんか? しかし、最近は生活に根差した家電の多くが驚くべき進化を遂げている様子。機能が優秀なのはもちろんのこと、インテリアとしても美しく部屋に彩りを添えてくれる製品が多数登場しています。

今回は、二子玉川 蔦屋家電にお邪魔して、住コンシェルジュ・前田国彦さんの案内で生活家電の最新事情を探ってきました。

 

従来のイメージを覆すデザインでインテリアとのコーディネートを実現

蔦屋家電の店内を見て回ると、そこに並ぶのは、思わず「え?」と驚きの声をあげてしまうほどに、従来のイメージを覆すおしゃれな家電の数々。

ダイキン risora(ブラックウッド)

まず目に入ってきたのはエアコン。昔から白が定番カラーでしたが、店内には落ち着きのあるシャンパンゴールドやマットな質感を出した木目調、深みのあるブラウンやグリーンなど、インテリアに合わせてコーディネートできそうなさまざまなカラーのものが並んでいました。従来の製品より奥行きが薄くなり、見た目もシンプルで部屋に設置したとき存在感を示しすぎないサイズに進化しています。

また、蔦屋家電ではエアコンの色を塗り替える追加サービスも実施。それも「このくらいの色合いのグレーにしてほしい」など、細かい要望に応じたカラーリングが可能で、壁の色合いとマッチしたエアコンを手に入れることができるようになっています。

蔦屋家電では前面だけでなくエアコン本体全面を好きな色に塗り替えられるサービスを展開

家電業界の中では『こういうものが当たり前』という固定概念が存在し、長年変わらないデザインを続けてきたというエアコン。しかし、このところ少しずつその流れが変わり始めたのだと前田さんは言います。

「エアコンは存在感が強く、部屋の中で浮いてしまうことがあります。そのため部屋の内装と調和しづらく、エアコン用のカバーや布で隠してしまうお客様が少なくはなかったんです。そうした状況を受けて、エアコンを『魅せる家電』にしていこうと動くメーカーが増えてきました」

和室に置くものと思われがちなこたつも、天板をモダンな作りにして、洋室に置いて違和感なくなじむデザインを実現させた製品が店頭に並びます。

FolivorA ノンベ コタツテーブル モルタル、オウル コタツ布団

FolivorA ハンナ コタツテーブル ウォールナット:デザイン性が高いこたつは、おしゃれなローテーブルとして使うこともできます

生活に根差した電化製品の多くは、実用的な形やデザインが確立されてきただけに、インテリアとのコーディネートをあきらめてきた人も多いはず。しかし今は現代の住まいに合った、より洗練されたデザインに生まれ変わらせる動きが活発になっているようです。

Fargo ベージュウッド TAPKING:部屋に必須の電源タップもナチュラルなインテリアと合わせやすい木目調のデザインに!

 

収納いらず? 置くだけで空間を演出する家電

家電というのは、部屋に置いたままにしておくと生活感が過度に出てしまうことがあります。それだけに、普段はクローゼットや物入に収納し、使うときだけ出してくるという使い方をしていませんか。しかし、前田さんいわく、「しまわずに『そのまま置いておきたい』と思わせる空間演出にも役立ちそうな家電が増えてきている」のだそうです。

ツインバード コードレススティック型クリーナー

生活家電の定番のひとつの掃除機ですが、蔦屋家電で見つけたのはすっきりして無駄のないデザインのもの。置いておくだけで広いリビングはもちろん、コンパクトマンションなど一人暮らしの部屋をおしゃれに演出してくれそうです。

デザインのよさだけでなく、室内に置いたままにできると、掃除機をわざわざ出す手間が省けて思いついたときにすぐに掃除することができる、それまで収納していたスペースが空いて洋服をよりたくさんしまえるようになるなど相乗効果も期待できそうですね。

乾燥が気になるときに使いたい加湿器も、まるでスタイリッシュな円筒形の水槽のような製品が並んでいました。

cado 加湿器 STEM 620 (左)ブラック、(右)ホワイト

こちらの加湿器は、姿かたちが洗練されているだけでなく、高い位置にある吹き出し口からミストが出るのでまんべんなく潤いが届くような工夫がされています。また水を補給する際は水差しを使って上から注ぐことができるなど、機能面でも非常に優秀で、発売当時は画期的な製品として話題を集めたそうです。

ほかにも「部屋に置いてもインテリアとしてなじみやすい」を超えて、「部屋に置きたい」と思わせる家電が多数。たとえば、南部鉄器で作られたサーキュレーターは、和室に飾るのにぴったり。「茶室に置きたい」と購入したお客さんもいたそうです。

ATOUN 香り導くサーキュレーター FUMA(南部鉄器):球体型のサーキュレーターを南部鉄器の質感で情緒あるデザインに

一般的に黒色系で角張ったデザインが多いスピーカーも、白く丸みを帯びたデザインのものがあり、インテリアとして飾ってもよさそうなかわいらしさにびっくり。やわらかなフォルムに相反して実力はかなりのもので、ライブ会場並みの臨場感のある音響を楽しむことができます。

Devialet Phantom Reactor 600:さわやかな白のカラーと豆のような丸みのあるデザインが魅力のスピーカー

寒いときに欠かせない暖房器具では、置くだけで部屋を一気に北欧風、または別荘のようなラグジュアリーな空間に変えてくれそうな暖炉型の電気ストーブ。まるで本当の火が燃えているかのように演出してくれる製品で、店内でもかなり目を引く存在になっていました。

Dimplex Micro Stove(ブラック)

本物の暖炉や薪ストーブは維持費や手入れの面で負担が大きく、部屋に取り入れるのはかなり難しいですが、これならば手軽に暖炉のある落ち着いた雰囲気を楽しむことができ、小型でリーズナブルなものも揃っています。

部屋の雰囲気を崩さないようにと置くのを避けるのではなく、むしろ、空間を演出するために置きたいと思わせる家電が、今は本当にたくさん出てきているようです。

Dimplex Oakhurst

 

デザインで家電を選べる時代だからこそ、住まいに明確なイメージを

これまで電化製品を選ぶときには、機能重視で多少インテリアと合わなくとも妥協して選ぶということが多かったように思います。しかし、今回訪問した二子玉川 蔦屋家電の店内には、性能が優れ、なおかつデザインにも相当こだわった多彩な製品がいろいろと見られ、案内してくれた前田さんも、以前よりデザイン性が強く求められる傾向があると話してくれました。

「ちょっと昔だと『性能がよいものを』という選び方でした。いまは機能面がかなり充実してきているので、さらにデザインがよいものを選びたいというお客様が増えてきていますね」

そういったニーズに合わせて、さまざまな家電メーカーからこれまでのイメージを崩すものがどんどん登場してきており、年を追うごとに洗練されたものになってきていることを前田さんも実感しているのだそうです。

家電事情が変化しているなかで、デザインにもこだわって家電を選ぶときのポイントは?と聞いてみたところ、前田さんのアドバイスは、ずばり「自身の住まいをどのようにしたいかイメージを描いておくこと」。

「お客様に自分の部屋のイメージを決めていただいたほうが、コンシェルジュとしてもお薦めしやすくなりますね。『かわいい感じにしたい』『メタリックなものがいい』など大雑把なものでも構いません。今はさまざまな洗練された家電があるので、きっとお部屋に合ったものを見つけることができると思います」

今後は、家電をデザインありきで選ぶのがごく普通となっていくのかもしれません。生活に欠かせないツールである家電の数々を、部屋の雰囲気やライフスタイルと調和するものに…ということで選んでいけたら、住まいを彩る部屋作りいっそう楽しくなっていきそうですね。

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