私たちは、つねによりよい住まいを提供できるよう真摯に努力を重ねています。
採光性や開放感は十分に確保できているか、プライバシーに配慮されているか、
ライフスタイルの変化に対応できる可変性を備えているかなど、
実際の暮らしを考えたさまざまな観点から配慮を尽くし、住まいづくりに取り組んでいます。
住まいの設計を行う前に、何度も現地周辺を実際に歩いて調査します。敷地の形状、地勢、街の環境、周辺から受ける影響など、あらゆる観点から情報を収集し、状況を正確に把握します。
現地調査後は、集めた情報を基に担当者が意見を出し合い、住まいづくりのコンセプトの素案をまとめます。次に、それが適切かどうかを繰り返し検討した上で、正式なコンセプトとして決定します。
住まう方の目線に立って、上質な暮らしを謳歌していただける住まいの創造をめざしています。
たとえば、できるだけ南向きリビングを採用して快適性の向上を図っているほか、
リビング前に庭を設けて採光性や開放感を高めています。
また、住戸が向き合う部分ではプライバシーが守られるように、それぞれの窓の配置や形状への配慮もしています。
庭とのつながり
リビングと庭に一体感が生まれるように、開放感の高いサッシを採用しています。
また、前面住戸と適度な緩衝空間を確保しつつ、まちとのつながりを意識し、借景も享受できるように配慮しています。
南向きリビング
リビングは、明るく爽やかな陽光に満たされて心地よいくつろぎの時間を過ごせるよう、なるべく住まいの南側に配置し、南に面する開口が大きくなるよう設計します。
プライバシーへの配慮
隣接する区画の住戸間において、互いのプライバシーを守るため、できるだけゆとりを持って隣棟間隔を確保するとともに、窓からの視線を考慮して、窓の位置や形状、一部開口制限を設けるなど工夫をしています。
長く住まわれていると、家族構成が変わるなどしてライフスタイルも変化することがあります。そのような場合にも対応できるよう、一部の住戸ではあらかじめ可変性を考えて構造を設計。
ふたつの部屋をひとつにできる撤去可能壁を採用したタイプや、ひとつの部屋をふたつに分けられる間仕切を後から設置できる仕様にしたタイプなどを設けています。