有事に備えてマンションの防災機能を高めるプログラム

有事に備えてマンションの防災機能を高めるプログラム

9月は防災週間があり、近隣の小中学校や職場でも避難訓練や防災訓練などがあったのではないでしょうか。今回はマンションにおける防災機能を高める三菱地所レジデンスの防災プログラムをご紹介します。

何事も備えが肝心!防災計画書の作成から始まるマンション防災

数多くの世帯が生活を共にする集合住宅ですが、地震や火災など有事の際に重要なのが、お住まいの方が落ち着いて行動し、協力・連携できるように事前に計画や組織を整えておくことです。そこで、ザ・パークハウスでは、マンションの特性にあわせて管理組合に対して防災計画書を提案しています。

有事の際の混乱を避けるため、あらかじめ「情報班」「生活班」「消火班」など班決めを行い、各班の役割や活動内容を明確にしています。また、「発災期」~「被災生活期」と時系列に班毎に担う具体的な行動をマニュアル化するとともに、各戸の被害状況をヒアリングする「災害連絡カード」やドアに掲出する「安否確認用シート」など過去の災害時の経験を生かした書式集も、いざというときに必要なアクションを起こせるようプログラム化しています。

ザ・パークハウスの防災プログラム「防災計画書をつくる」
http://www.mecsumai.com/bousai/project.html


ここまで、細部にこだわっているのは、三菱地所グループが企業文化と位置づける「安心・安全」への姿勢にあります。起源は、1923年に発生した関東大震災の経験です。未曾有の震災によって被害を受けた東京駅周辺を中心に都内各所で、救護所・避難所の開設や応急的救護などグループ全体で被災者救護に尽力。その経験をもとに、丸の内では1926年から90年以上にわたって大規模な総合防災訓練を9月1日に実施しています。

その実践的な防災訓練の過程で実感してきたことやノウハウを分譲マンションにも組み込みたいと考え、防災計画書の作成をはじめ、各種の防災ツールの制作などさまざまな取り組みに反映しています。

「生きた」防災プログラムにするために

とはいえ単純につくるだけ、渡すだけの防災計画では実効性の高い防災プログラムとは言えません。居住者の方が有事の際に自ら行動に移してはじめて「自助」「共助」の実効性を高めることができると考えています。そのためには、マンションの状況にあわせて居住者の方が自ら理解・判断し防災計画書を作り上げること。それを「我が事」として認識・共有し、毎年の防災訓練や日々の活動によって「根付かせる」ことが必要です。

そして、全世帯の防災意識を高めるために東日本大震災等の被災地の実情に基づいた経験や声を伝えることを目的とした、防災ツール「そなえるカルタ」を作成しました。

A5サイズのカードの裏面には被災者の声や気付きにくい被災地の状況を紹介し、表面には行動指針を示唆することで、「もし自分だったら?」「もしこのマンションで起こった場合は?」と考えながら学ぶことができ、防災の「我が事化」やオリジナルな防災計画書づくりに活用されています。

そなえるカルタ
http://www.mecsumai.com/bousai/sonaeru.html


「生きた」プログラムにするためには、防災訓練も大切な役割があります。

管理組合と協働し、従来の消防・避難訓練に留まらない「被災生活」まで想定した、より実践的な防災訓練をサポートしています。
防災計画に基づいた「安否確認訓練」・防災倉庫に備えている「マンホールトイレ組立訓練」・そなえるカルタを活用した「防災ワークショップ」など、災害に対し自ら備える土壌づくりと、互いに助け合う共助の体制構成を目指しています。
また、「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」では、帰宅困難によって大人が不在という場面や夜間の災害を想定した防災訓練も実施。
子ども主体による安否確認訓練や情報収集、自宅にあるツナ缶を使った簡易的なランプ作りなど、多様な場面を想定した訓練も行っています。

各戸の安否表示を確認

マンホールトイレの組立訓練

無線機を使って安否確認報告

作ったツナ缶ランプに火を灯す

多様な場面を想定して実際に訓練を行い、防災計画書が機能するかを検証し、訓練の振り返りを防災計画書にフィードバックさせることで、有事の際に実効性のある訓練・防災計画となると考えています。

当社では、有志の社員約99名によるボランティア組織「三菱地所グループの防災倶楽部」を2014年に立ち上げ、いままでに約40物件の防災訓練や防災学習に協力し、サポートしています。また防災訓練への協力だけではなく、熊本地震による被害状況調査(マンション、戸建住宅)や避難所における被災者の方へのヒアリングを行い、各防災訓練や勉強会の開催といった活動を通して居住者に伝え、「ザ・パークハウス」のさらなる防災力強化を目指しています。

ザ・パークハウスの防災プログラム「実践的な防災訓練」
http://www.mecsumai.com/bousai/kunren.html


今回は、マンションの防災意識を高める仕組みについて紹介しました。大切な住まいと生活を災害から守るため、これを機会にぜひ住まいの防災設備や防災計画について一度お考えください。

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