震度6強の地震発生、その時どう対処する?津田沼エリア3物件合同によるマンション防災訓練レポート

震度6強の地震発生、その時どう対処する?津田沼エリア3物件合同によるマンション防災訓練レポート

2017年3月5日、三菱地所レジデンスが千葉県習志野市「奏の杜(かなでのもり)」に分譲した「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」、「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜テラス」、「ザ・レジデンス津田沼奏の杜」にて、管理組合主催の合同防災訓練が実施されました。三菱地所レジデンス、三菱地所コミュニティからも、有志の社員で組織する「三菱地所グループの防災倶楽部」を中心に約60名が防災訓練に参加して、スタッフとしてサポート。近隣の店舗や大学も参加し、エリア全体で互いに助け合う「共助」の体制を構築することを目指した計1,652戸の大規模な防災訓練の模様をレポートします。

住民同士、そして地域とつながる

今回の防災訓練のテーマは「エリアで防災力を高める」。当日は大地震が発生したことを想定し、まず、3物件同時に安否確認及び避難訓練を実施しました。

地震発生アナウンスの後、安否確認シートを住戸ごとの扉に貼り出し。そして火災発生アナウンス後に、居住者は非常階段を利用して、すみやかに避難場所に移動。集まった住民同士がその場で担当者を決め、各住戸の安否確認情報を収集していました。

フロア毎に住民が分担して、玄関ドアに貼られている安否確認用シートを確認

また、敷地中央のビオガーデンに避難した「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」の居住者は、近隣居住者との交流を兼ねて自己紹介をした後、どんな防災備品を備蓄しているか住民同士で情報交換もされていました。

入居時に配布される防災バッグを持って避難する住民の姿も多く見られました

自分の安全は自分で守る「自助」が基本

各マンションの避難場所に集合した後は、防災機能を兼ね備えた谷津奏の杜公園まで移動する、3物件合同の避難訓練を行いました。避難の際には無線機を使い、有事に必要となる情報収集・共有・発信について3物件での連携を確認。参加者からは「初めて防災訓練に参加しましたが、隣のマンションの防災の取り組み姿勢も知ることが出来た。顔見知りにもなれて参加してよかったです」との声もあったようです。

オレンジロードの先にある谷津奏の杜公園まで移動。谷津奏の杜公園には、防災倉庫や貯水槽、マンホールトイレが備えられ、災害時の避難場所になっている

避難の際には無線機を使用して3物件で連携し、情報収集・情報共有を行った

全体の避難訓練に続いて、「9つの防災プログラム」が実施されました。事前申込制で参加できるこのプログラムには、三菱地所グループの防災倶楽部がサポートする「トイレ組立訓練」や、コナミスポーツのインストラクターによる「災害時に役立つフィットネス」、千葉工業大学 田村教授による「免震装置見学&講演会」などが用意され、子どもから大人まで参加することが出来る内容でした。

9つの防災プログラムが企画され、親子連れなど多くの人が興味のあるプログラムに参加した

その中の1つ、「パーテーション蹴破り訓練」は、災害時の避難経路のひとつであるバルコニーのパーテーションを実際に蹴破る体験ができるというもの。普段から目にしているパーテーションですが、どのくらいの力で破れるか、素材は何か、など知らない人がほとんどではないでしょうか。
小さいお子さんも体験していましたが、足で蹴っても意外と頑丈でなかなか穴が開きません。女性や年配の方でも蹴破るのはなかなか難しいので、家庭内にあるペットボトルや鍋など重い道具を使って実施しました。

訓練に参加した方の中には「小さな子どもだと蹴ってもなかなか割れないため、いざという時のために何か準備しておく必要性を感じた」など、今回の訓練を通じて予め対策を講じておこうと考えている方もいらっしゃいました。

蹴ってもなかなか破れず、ハンマーや家庭にあるペットボトルや鍋など道具を使ってやっと成功

「エレベーター閉じ込め訓練」では、三菱電機ビルテクノサービスの方からエレベーターの基本的な構造や地震のときの自動停止機能について説明がありました。
実際に住んでいるマンションのエレベーターを使用しての体験ということもあり、災害時の疑問や対応について積極的に質問している方が多かったです。
訓練を体験した方からは「真っ暗になると思っていたが、停電灯がつくんですね」「密室だけど空気はエレベーターの外から入ってくるので、酸素不足にはならないことがわかった」など、安心感を得られたとのコメントがありました。

閉じ込めが発生すると情報センターに自動通報され、オペレーターからエレベーター内に呼びかけられる。また万が一の場合には、最寄りのエンジニアが駆けつける

防災訓練に反対する人はいない、誰が主導するかだけ

「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」は、過去2回、単独での防災訓練を実施しています。今回は同エリア内の2つのマンションに声をかけ、初めての合同訓練が実現しました。「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」団地管理組合で防災委員長を務める安部修さんは、終了後、今回の取り組みの意義をこのように語られています。

「災害発生時に、活動を行うのは1つのマンションだけではなく地域がベースになります。地域で相互に助け合う必要があると考えると、ごく自然に3物件合同での防災訓練というアイデアに至りました。「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」での過去2回の防災訓練の経験から、従来の訓練だと、もともと防災に関心がある人しか参加しないので、今回は千葉工大やコナミスポーツなど地域の方にもお声がけをして、興味を持ってもらえる訓練内容にしました。そもそも定期的に防災訓練を実施している物件自体が少なく、実施しても参加者は2割程度。それが津田沼奏の杜ではこんなにも多くの方に参加いただき、街としての価値も高まると思います。(今回の安否確認には居住世帯の6割にもおよぶ941世帯が参加。)一定の参加率になってきたので、より実践的な取り組みにすることがこれからの課題ですね」

また、『三菱地所グループの防災倶楽部』の岡崎新太郎さんからは、「今回は管理組合側から奏の杜エリアのマンション同士をまとめて、災害時に連携を取れるようにしたいという強い要望があり、全力でサポートするために参加しました。『三菱地所グループの防災倶楽部』では各地の物件で防災訓練のサポートを行っています。当社のマンションをご購入いただいたお客様の、安心で安全な暮らしがしたいという想いにお応えしたいという気持ちが活動の原点です。」とマンションご購入後もお客様の要望に応えたいとの熱い想いも伺う事が出来ました。

奏の杜エリアには現在販売中の新規物件があり、来年は4物件の合同訓練を目指すそうです。主催する管理組合はもちろん、居住者からスタッフを募り、何ヶ月もかけて準備をすすめた今回の訓練。
得られた防災のノウハウと構築された人・マンションの関係性は、災害時だけでなく日常生活をおくる上でも貴重な財産になったのではないでしょうか。

Text:小林純子
撮影:池田真理

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