インスタグラムフォロワー10万人!cafenoma(カフェノマ)に聞く、“自宅カフェ”の楽しみ方

インスタグラムフォロワー10万人!cafenoma(カフェノマ)に聞く、“自宅カフェ”の楽しみ方

[暮らしのアイデア]

2016年06月01日

「マンションに住まう」を考えるサイト「マンション・ラボ」より転載。

photo:刈込 隆二

カフェ大好き。いっそ自分のおうちがカフェのようにくつろげる空間になったらいいな、と思いませんか? まさにそんな夢を実現している人気インスタグラマーcafenoma(カフェノマ)さんのマンションに伺って、“自宅カフェ”の楽しみ方やインテリアづくりのアドバイスを伺ってきました。

フォロワー10万人を超えるインスタグラマーcafenomaさんのお部屋拝見!

コーヒーのあるテーブルの1シーン。余白を活かした構図がまさにcafenoma風!(撮影:刈込 隆二)

cafenomaは、ご夫婦である刈込隆二さんと奥様の暢香さんの2人のユニットです。写真共有SNSサービス「インスタグラム」で、自宅で楽しむコーヒーテーブルの記録を投稿するうちに、どんどん人気となって、現在では10万人を越すフォロワーがいる人気のインスタグラマー。昨年末には、その“自宅カフェ”の記録が、書籍『うちカフェ』(マイナビ)として出版されました。

cafenoma –Time with a cup of coffee
cafenoma Instagram @cafe_no_ma

妻の暢香さんは、コーヒー道具のコレクションやインテリアの趣味を生かして写真のスタイリングを担当。仕事ではアートディレクターでもある夫の隆二さんは、写真撮影を担当。2人のお気に入りの「コーヒーのある空間」を共同作業で撮影しています。

ペーパードリップでコーヒーを淹れる奥様の暢香さん。サイフォン、フレンチプレス、エアロプレス、マキネッタ、エスプレッソマシンなど、さまざまなコーヒー道具から、その日の気分で淹れ方を選ぶそうです。(撮影:刈込 隆二)

インスタグラムの投稿写真の数々を見てもわかりますが、まるで本物のカフェの広告写真のように、コーヒーアイテム、インテリア、スイーツなどが、“cafenomaスタイル”と呼べる独特の世界観で撮影されています。写真のコーヒーアイテムやお菓子、インテリアに興味津々のフォロワーもたくさん!

本物のカフェだと思い込んだ海外フォロワーの中には、「ぜひフランチャイズしたい!」「パリに店はないのか?」「日本のどこにあるカフェなの?」といった質問もくるほどだとか。 撮影場所もまるで外国のヴィンテージマンションのような雰囲気なのですが、日本にあるご自宅マンションだというから驚きです。

まるで外国のマンションのような雰囲気のお部屋、お気に入りのポットやカップ、雑貨の組み合わせにうっとり。「こんな暮らしがしたい!」という夢が膨らみますね。(撮影:刈込 隆二)

新築分譲マンションを自分の思い通りにリノベーション

取材でお邪魔したcafenomaさんのマンションは、リビングダイニングの窓から港が見渡せるすてきなロケーション。購入した新築分譲マンションを、ご自分の思い通りにリノベーションしてできあがったそうです。

隆二さん「もともとは、彼女が独身時代にこの新築分譲マンションを購入して、間取りを自由にできるオプションプランで、彼女の思い通りの部屋につくりあげたものでした。インテリアや小物に至るまで、彼女のセンスには確固たるものがあって、迷いがない。何かを選ぶときにも、YES/NOがはっきりしているんですよね。cafenomaのセンスは彼女自身だといってもいいかもしれません」

暢香さん「小さい頃から間取り図を見て空想するのが大好きな子どもでした。いまは廃刊になりましたが月刊『室内』というマニアックな雑誌を購読していたり、インテリア番組を見て突っ込んだりするのが大好きで(笑)。若い頃から一通りのインテリア体験をしてきて、いまのテイストに落ちついたという感じでしょうか。この部屋の間取りを考えたとき、とにかく小さく部屋を仕切るより、みんなで集う部屋を広くしたいと考えました。それと、海の見えるロケーションを活かした部屋づくりです」

キッチンまわりのレンガも暢香さんが選んで指定したもの。最初の間取りではキッチンは仕切られていて窓も見えない状態だったのですが、仕切りを取り払ってキッチンから窓が見渡せるレイアウトに変更。キッチンカウンターの高さも、窓の外の海が見える高さに調整してもらいました。(撮影:刈込 隆二)

北欧テイストも大好きだという暢香さんは、前職のキャビンアテンダント時代から国内や海外のさまざまなカフェを巡り、すてきなインテリアに触れ、大好きなコーヒー道具を探すのが趣味だったといいます。いままでの“好きなこと”がすべてご自宅のインテリアにつながっているようですね。

真四角ではない間取りのお部屋を、うまくコーナーをつくってレイアウト。ふつうの人なら使い方に困りがちな変形間取りも、こんな風に個性的にできるんだ!と目から鱗です。(撮影:刈込 隆二)

たくさんのコーヒー道具を並べているのに、全体としてゴチャゴチャした感じがなく、骨太なシンプルさがあります。そこには、暢香さんならではの選択眼と、余白を活かした並べ方に秘訣がありそうです。(撮影:刈込 隆二)

cafenomaに学ぶインテリア選び〜「足す」よりも「引く」大切さ

スタイリングで心がけているのは、お気に入りをなんでもかんでも並べるのではなく、「足す」よりも「引く」こと。余白が生み出す「間(マ)」や「抜け感」を意識することで、整然とした美が生まれます。これは見ならいたいポイントです。

ポット型のランプシェードはコンランショップのもの。大人っぽいキュートな雰囲気を醸し出しています。厳選した好きなモノに囲まれる暮らしって、心が豊かになりそう!

家で過ごすのが大好きなお二人のモノの選び方は、新しいモノが7割、古いモノが3割という絶妙なバランスで釣り合いが取れています。古いモノだけだとアンティークなカントリースタイルになってしまう。どこかに新しいモダンなテイストをいい配分で取り入れることで、cafenomaスタイルがつくりあげられているようです。また、インテリアを構成するモノを選ぶ際にも、納得がいくまで熟考するといいます。

暢香さん「ここへ引っ越したときも、いきなり家具を買い揃えたりしませんでした。少しずつ、気に入ったソファやテーブルを買い揃えていきました。ブラインドも半年以上付けていなかったほど、この部屋にはブラインドがいいのかカーテンがいいのか、じっくり納得がいくまで探して歩きました」

cafenomaに学ぶインテリア選び〜モノ選びを熟考する

たとえばお二人が新しい家具を検討する場合、実際にそれを置く場所にテーピングをして、そこにそのサイズの家具があってもいいのかどうか、1週間ほど真剣に考えるそうです。

それはどんな小さいモノでも同じこと。この部屋に似合う置き場所があるのか、いまのインテリアに合うのかどうか。2人は、まるでキャンバスに絵を描くように、部屋の中でのモノの配置やコーディネーションについてじっくり考えて選びます。時間をかけて選んだモノだからこそ、ひとつひとつに愛着が湧き、長い時間一緒に暮らしていくうちに、この家の一部となっていくのでしょう。

2人の好みのリミックスがcafenomaスタイルを生んでいる!?

「1脚ずつ違うデザインの方がおもしろい」という暢香さんのセンスで、さまざまなデザインのイスが並ぶテーブルまわり。それがまたうまくcafenoma 的な調和で息づいているのです。(撮影:刈込 隆二)

普通の夫婦やカップルだと、互いの好みがどこか違っていて、お部屋のインテリアの統一を図るのが難しいこともあります。インテリアや小物、テーブルの質感にいたる細部まで、独特の世界観で表現されているcafenomaですが、ご夫婦のインテリアの好みもぴったり合っているのでしょうか?

隆二さん「彼女には、自分の好きなモノを選ぶ、確固とした選択眼があるので、すべてのモノは彼女が選んでいます。僕はミニマリストな嗜好で、直線的でシンプルなインテリアが好きだけれど、彼女は丸みのあるモノが好き。彼女はいろいろなデザインのイスがあるのがおもしろいというタイプだけど、僕はイスとテーブルは同じブランドで揃える方が好き。二人のテイストはかなり異なっているんですが、そこは、お互いの接点を模索しながら現在に至っています(笑)」

暢香さん「私は彼と暮らす前にはインテリアの中への黒の使い方がわからなかったんですが、結婚してからは、彼の影響でうまく黒を取り込めるようになりました。お互いが何かしら影響を与えあっていまのインテリアをつくっているんでしょうね」

2人でいい影響を与えあって、cafenomaスタイルがつくりだされているようです。それも、互いのセンスを認め合っているからこそ!なのでしょう。2人に共通していえるのは、この家に愛着を持っていること。自分の好きな空間があって、そこに帰ってくることが、この上ない喜びなのだそうです。

これからは、空間づくりのステージへ

グレイが最も好きな色だという暢香さん。グレイの魅力を際立たせる使い方はさすがです。愛犬のコロちゃんがクッションのグレイの濃淡の中にいて、まるで一幅の絵のようですね。

インスタグラムはコーヒーのあるテーブルのコーディネイトでしたが、これからは空間全体のコーディネイトも手がけていきたいと、2人は考えています。

いま2人は、cafenomaが考える、「住まう家」に大切な5つのコンセプトを策定して、そこから空間づくりの方向性を決めているところだそうです。言語化することで、お互いが大切にしたいものが見えてくる効果もあるのだとか。

インテリアを考える上で、何を大切にしたいのか、どこをこだわりたいのかを書きだして考えるのは大切なことかもしれません。我が家のコンセプトづくり、ちょっと真似したいアイデアです。

取材を通して、マンションという集合住宅でも、cafenomaさんのお部屋のように、個性的なこだわりの空間づくりは可能なんだなと気づきました。人生の大半を過ごす家だからこそ、cafenoma さんのように、納得のいく家づくりを目指したいものですね。

cafenoma『うちカフェ -自宅で楽しむ本格コーヒーとカフェインテリア-』(マイナビ出版)

3年間インスタグラムで綴られてきたcafenomaさんの“自宅カフェ”の記録が1冊の本にまとまっています。コーヒーの淹れ方、昼食やお菓子のレシピ、そしてお気に入りのインテリアやアイテムを紹介しています。“うちカフェ”づくりの参考になりますよ!

The Parkhouse Clubは、2018年6月22日をもって「三菱地所のレジデンスクラブ」へ統合いたしました。

おすすめの物件

暮らしのアイデア 新着記事

一覧

閉じる
お気に入りに追加されました

お気に入り一覧へ

まとめて資料請求できるのは5件までです

OK

お気に入りに登録にするには
会員登録が必要です

会員登録するとマイページ内でお気に入り物件を確認することができます。

会員登録