「LAの開放感を部屋に」LIFE’sディレクター 吉田怜香さんの住まい

「LAの開放感を部屋に」LIFE’sディレクター 吉田怜香さんの住まい

[暮らしのアイデア]

2018年04月25日

30代前後の女性を中心に人気を集めるライフスタイルショップ「LIFE’s」のディレクター、吉田怜香さん。オリジナルブランド「TODAYFUL」のデザイナーとしても活躍するファッションセンスのみならず、その素敵なライフスタイルも注目されています。

マンションに暮らし、部屋にはリフォーム・DIYを加えてこだわりを反映。ゆったりとリラックスできる西海岸テイストに洗練された大人のムードも加わり、魅力的な空間となっています。そんな、住まいのコーディネートを楽しむ吉田さんのお部屋を訪ねました。

一番心地いい「LA」の開放感を部屋に取り入れる

好奇心いっぱいの目をしたチワワのべルちゃん&テツくんを両腕に抱え上げ、柔らかな微笑みで迎えてくれた吉田怜香さん。玄関ホールを抜けて居室のドアを開けると、リビングダイニングと寝室をガラスのスライドドアで仕切った、広々とした空間が広がります。

現在はアパレルブランドのデザイナーとしてLAやニューヨーク、インド、ペルーなど、さまざまな国を訪れる機会の多い吉田さん。これまでにたくさんの国を訪れてきましたが、自身が心地よいと感じるのは、ロサンゼルス(LA)など、アメリカ西海岸のスタイルだそう。

「仕事で色々な国に行きますが、暮らしの中でお手本にしているのはやっぱりLA。2011年に『Ungrid』というブランドを立ち上げるタイミングで買い付けに行くようになって以来、LIFE’s のローンチ時から定期的に通い、15~20回くらいは行っていると思います」。

現地ではショップやホテルの内装、地元の友達が暮らす家まで、あらゆる場所でインスピレーションを受けるという吉田さん。

「空間の広さが心地いいんです。向こうは道も店も、一人暮らしの女の子の部屋も広い。高い建物もそんなになくて、街のすぐそばには海がある。あの開放感が大好きです」。

そんなLAの開放感を反映するかのように、吉田さんのお住まいは、実際の広さ以上にゆとりを感じさせる作りとなっています。

 

実際の広さ以上にゆとりを感じさせる空間づくりとは?

その一番のポイントは、リビングダイニングと寝室を仕切るスライドドア。

元は、透過性のないすりガラスにシルバーの枠だったそう。透明なガラスへ変更したことで部屋に奥行きが生まれ、枠を黒にすることでモダンな印象がプラスされました。

「この物件に決めるときから、スライドドアだけは変えるつもりでプロと相談し、取り替えてもらいました。スライドドアを変えたほか、キッチンの壁には白いタイルを取り入れました。わかりづらいのですが、リビングダイニングの壁紙も貼り替えています」。

白を基調にしたキッチン。コンロ周りの壁には白いタイルを施している

以前も白い壁紙だったそうですが、一般的な壁紙クロスで小さな凹凸加工のあるものでした。「塗り壁のような質感にしたい」と、同じ白でも質感の違う壁紙に張り替えたそうです。

「『同じ色の壁紙なら変わらないのでは?』と思われるかもしれませんが、全体を変えると本当に違う空気になるんですよ!」。

「質感は大事」と強調する吉田さん。確かに同じ白でも、つややかなタイル、マットな壁紙、硬質なキッチンカウンターなど、さまざまな質感が取り入れられていることがわかります。

 

「質感のバランス」がリラックス感を生む秘訣

吉田さんのこの質感バランスは、リビングの家具のチョイスにも活かされています。テーブルの「木」、スライドドアの「ガラス」、照明の「アイアン」、ソファの「コーデュロイ」、椅子の「ラタン」や「プラスチック」、また椅子や壁にかけられた「ウール」やベース(瓶)の「石」…などなど。

TVボードに飾ったドーナツ型のベースは、買い付けの際にいつも立ち寄るLAのショップ『GENERALSTORE』にて購入したもの。オブジェは、現地のアーティストや工芸家のアイテムを選ぶのが好きという

よく見ると、リビングスペースだけでも、さまざまな質感が組み合わせられていることがわかります。色数は抑えつつも質感でバランスをとることで、落ち着いた印象ながら、くだけたリラックス感が生まれている様子。

真っ白な壁には、インドで見つけた毛糸の壁掛け(左)や、マクラメ織りが飾られ、シンプルな空間のアクセントになっている。

リビングはダイニングスペースとソファスペースを分けずに配置したのが、部屋を広く見せるもう一つのポイント。ダイニングテーブルとしてもコーヒーテーブルとしても使える大きめのテーブルを中心にレイアウトし、そばにはビッグサイズのソファを配しています。

またTVは壁を背にした配置が一般的ですが、部屋を広く使うインテリアの配置を優先。あえて窓の前に置く配置に。

実はこのTVボードにもこだわりが。ちょうどいいサイズ・デザインのものが見つからず、ちょっと前まではトランクを積み重ねてTVボード代わりにしていたそう。

「『これだ』と思えるものが見つかるまで、絶対に買わないようにしていて(笑)」

探し続けても見つからず、偶然会う機会のあった家具作家の友人に相談し、オーダーメイドで作ってもらったのだそうです。すべて同じ材質で作るのではなく、ボードのスライド扉に白やガラスの異素材の扉を合わせることで、軽やかな空気感のあるボードに仕上がっています。

大好きなものばかりのリビングは、吉田さんにとって最高の癒しスポット。リラックスタイムにはソファでくつろぎ、録画したTVドラマを見るのが楽しみなのだとか。

「両手に犬を抱っこして、缶チューハイなんかを飲みつつ、いろんなドラマを見ています。服は好きだけど、そんなにオシャレな生活はしてないです(笑)」と、いたずらっぽく微笑みます。

 

『これだ』と思うものが見つからなければ、DIYを

「絶対に『これだ』と思うものに出会うまで、家具は買わない」という吉田さん。理想のアイテムが見つからない場合にはDIYもするそう。それが部屋にいい抜け感を生んでいます。

まず窓辺には流木とリネンで作成したカーテン。

「ここに引っ越してきたときに“目隠しに何かかけなきゃ”と応急処置的に作ったものなんです。普通の布屋さんでリネンの生地を買い、ホームセンターで購入した流木をカーテンレールにワイヤーで吊して、結びつけました。ラフな感じで自然光が入るところが気に入っています」。

そして寝室を印象づけるベッドもDIY。スモーキートーンの壁に木の質感が映えます。

「DIYといっても通販で購入した木製パレットを並べて置いただけですが、気に入っています。寝心地も悪くないですよ」。

ベッドの隣の飾り棚も吉田さんの手作り。ホームセンターでブロックと白い板を買い、ガラスの板は通販でサイズを測ってオーダーしました。

「ベッドやテーブルなどウッドのものが多かったので、木とは違う素材感を出したくて、ザラザラしたガラスやブロックを使ってみました。これなら好きな場所に置けるし、レイアウトの変更も楽です」。

「着心地」から「居心地」へ。求められる“心地よさ”の枠が広がっている

いまやインテリアにすっかりハマり、「服よりも考えるのが楽しいくらい」と目を輝かせる吉田さん。最近はインテリアの取材も増え、ファンからの反響も大きいそう。

「私もみんなもいい感じに年を重ね、家づくりやインテリアを考える時期にきているのかも。インスタグラムにUPしたときも、インテリアのポストはすごく反響があります」。

機会があれば、いろんなの人のインテリアコーディネートも手掛けていきたいそう。

「インテリアもファッションも全体のバランス、そして自分が心地良いかどうかを考えながらコーディネートしていく感覚は同じです。みんなも同じように考えてきているからこそ、『ライフスタイル』の需要が高まっているのかもしれないですね」。


吉田怜香さん
1987年8月6日生まれ。2011年、アパレルブランド「UNGRID(アングリッド)」のプロデューサーに就任し、その後独立。現在は自身のブランド「TODAYFUL」を取り扱うライフスタイルショップ「LIFE’s #203(ライフズ #ニイマルサン)」のディレクターとして活躍する。卓越したセンスで20~30代の幅広い女性に支持されている。

(テキスト) 田邉愛理
(写真) 鈴木真弓

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