夫妻の穏やかな暮らしに学ぶ、ものとの付き合い方。

Wonderful Life夫妻の穏やかな暮らしに学ぶ、
ものとの付き合い方。

[暮らしのアイデア]

2018年01月30日

素敵な住まいをご紹介する『Wonderful Life』。毎回、インテリアはもちろん、オーナーのライフスタイルから、美しい暮らしのヒントをお届けします。

引田ターセンさん、かおりさん
吉祥寺ギャラリーフェブ、パン屋ダンディゾンオーナー。
東京都在住。

東京・吉祥寺のスタイリッシュな一軒家にお住まいの引田さん夫妻。
LDKが続く開放的な一間には余計なものが一切なく、
暖かな木漏れ日とともに不思議なほど心地よい空気が流れています。

引田さん夫妻の住まいは、一軒家をフルリノベーションした二世帯住宅。夫妻の居住空間は1階で、2階は客間、3階に娘さん家族が暮らしています。ゲストが多いため、リビングダイニングには3シーターのソファが2台に、ダイニングテーブルは6人以上でも使えるもの。それでも空間が広々と感じられる理由は、目に見えるものが少ないから。そしてアクセントとなる家具の配置もポイントです。仕事柄多くのものに囲まれる夫妻にとって、「ものとの付き合い方」はそのまま「暮らし方」に変換されているようです。

玄関ホールに入るとまず目に飛び込んでくるのは、カラフルなガラスの球体で構成されたシャンデリア。夫妻が運営するギャラリーでも取り扱う、ガラス作家イイノナホさんの作品です。愛らしくインパクトがあり、それでいて上品な佇まいは、シンプルな空間のアクセントに。左手にある十字のスリットが特徴的なドアは、LDKに続く扉。スリットを通して明るい玄関の気配も感じられ、扉や天井に使われた無垢のナラ材のあたたかい雰囲気に包まれます。夜になれば、シャンデリアのやさしいあかりが室内からも見ることができて、癒しのひとときを演出します。

広々としたLDKには、仕切らずに設えた夫妻の書斎が。机の上にはパソコンと最小限の文房具以外は置かないのがおふたりの決まりごと。書類や細々としたものはチェストの中に収納されています。各部屋に置かれた大きめのチェストはオーダーメイドで設えたものが多く、デザインはさまざまですが、色味が統一されています。ものを隠すためではなく、頭の中を整理するかのように明確にカテゴライズして収納するのが引田さん流の引き出しの使い方。日々の暮らしのなかでものは増える一方ですが、それらを溜めずに"上書き"していく感覚を大切にしていると言います。

造り付けの棚に美しく収納されているのは食器類。ギャラリーで扱う作家さんの器も多く、一つひとつが厳選されたものです。扉はついているものの、見せる収納としても十分なほど綺麗にディスプレイされています。また、使い勝手を考えた配置として、ぎゅうぎゅうに詰め込まないのも引田さんらしい収納法。食器棚に限らずチェストの引き出しのなかも、一杯一杯にものを入れるのではなく、少しスペースを開けておくそう。新たなものを受け入れる余白をつくることが、ゆとりある暮らしや精神的な穏やかさにも繫がるのだそうです。

ギャラリーでは常にたくさんのものと向き合うことが多いので、家ではなるべく視界をクリアにしたいと話す引田さん夫妻。そんなシンプルな空間でアクセントになっているのが、ミナ・ペルホネンの張り地が目を引く、アルネ・ヤコブセンデザインの「スワンチェア」。陽だまりに置かれたこの椅子はご主人ターセンさんが読書をするときの定位置だとか。ただし、ソファや椅子の配置は気軽に変え、季節や気分の変化を楽しんでいるそう。変化を柔軟に受け入れるその気持ちこそ、おふたりの心地よい暮らしの鍵なのかもしれません。

The Parkhouse magazine

今回ご紹介したお部屋は、会報誌『The Parkhouse magazine』30号の特集に掲載されているなかからピックアップしています。The Parkhouse ClubのWEB会員にご登録いただくと、住まいのギャラリーマイページ内の「会員限定コンテンツ」電子版会報誌にてほかにもたくさんのお部屋をご覧いただけます。

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