壁面にガラス窓を設置したリフォームで、さらに住みやすくセンス良い住まいに。

オーナーズ・ボイス壁面にガラス窓を設置したリフォームで、さらに住みやすくセンス良い住まいに。

[オーナーズ・ボイス]

2018年03月07日

オーナー様のプロフィール・お住まいの情報

藤本俊哉さん・紗江さん(40代)

  • 家族構成/2人
  • 間取り/2LDK+WIC
  • エリア/東京都

空間を有効活用し、さらに広さを感じるリビング・ダイニングを実現

「利便性の高い都心に、憧れの三菱地所レジデンスのタワーマンションが建つというので見学に行ったのが、この家との出会いでした」
藤本さんご夫婦がこのザ・パークハウスで暮らし始めたのは6年前。海外赴任の際に購入した大型のコーヒーテーブルやベッドが余裕を持って収まる広さの間取りも、お気に入りのポイントでした。
「また、将来再び海外赴任になる可能性もあり、その場合にも賃貸もしくは売却に出しやすい物件としての価値も視野に入れました」と話す夫の俊哉さん。
そんな藤本さんのお住まいが、昨年、新たに生まれ変わりました。リフォームを施して、壁にガラスの室内窓とガラスドアを付けたのです。
リビング・ダイニングと隣接する洋室の壁に取り付けられたガラス窓。二つの部屋が光でつながり、広々とした一つの空間になったようにも感じられます。

Before

Before

After

After

「この家で暮らして5年が過ぎた頃から、リフォームを考えるようになりました。リビング・ダイニングの隣にある洋室は、これまで趣味の部屋のような位置付けで、いまいち有効活用ができていない気がしていました。それで、壁を抜いてリビングのスペースをさらに広げたいと思ったのです」と話す夫の俊哉さん。
「でも、リフォーム担当の方に相談して、実際の工事のことなどお話を聞いているうちに、少しずつ考えが変わってきました。壁をすべて撤去するとなると、フローリング補修やクロス張替えの範囲も広くなり、当然、それだけ時間も費用もかかることになります。大掛かりな工事をしなくても、広さを感じられるやり方があるのであれば、そのほうがいいのではないかと思いまして……」
と、妻の紗江さん。

窓を取り付けたリビング・ダイニングと隣接する洋室。個室としての機能も維持できるように、ガラス窓とガラスドアの内側にはロールスクリーンを取り付けた。(写真右)

窓を取り付けたリビング・ダイニングと隣接する洋室。個室としての機能も維持できるように、ガラス窓とガラスドアの内側にはロールスクリーンを取り付けた。(写真右)

広く見えるだけでなく、センス良く見える方法を……と模索した紗江さん。たどり着いたのが、室内窓(インナー・ウインドウ)と、ガラスドアでした。壁の一部を残してガラス窓を設置し、従来のドアをガラスドアに変更することで、見通しは良くなり、2LDKの体裁は保持したままで、ドアを閉めれば洋室を単独で使うこともできます。紗江さんはそのプランを担当者に提案、そこから本格的に工事に向けての話し合いが進んでいきました。

三菱地所ホームの渡辺さんは、藤本さんのお住まいを数回訪問。お互い納得がいくまで打ち合わせを重ねました。

三菱地所ホームの渡辺さんは、藤本さんのお住まいを数回訪問。お互い納得がいくまで打ち合わせを重ねました。

今回、藤本家のリフォームを担当した三菱地所ホームの渡辺博久さんは、当時をこう振り返ります。
「藤本様とのおつきあいは、インターネットでリフォーム工事の概略についてお問い合わせをいただきまして、私からお電話をしたのが始まりでした。その後、しばらくして、奥様からご連絡があり、“小学校の廊下と教室の間にあるような窓をつけたい”というご要望でしたので、対応できるプランを揃えてお宅にうかがいました。藤本様は、“こんな風にしたい”という具体的なイメージをしっかりとお持ちで、資料も見せていただきましたので、こちらからのご提案もしやすく、非常にすんなりと短期間で決めることができたと思います」(渡辺さん)

イメージをすり合わせていくうちに、渡辺さんは、藤本家のインテリアに合わせるには、窓とドアは特注のオーダーで作るのがいいと思ったのだそうです。
「それで2回目の打ち合わせの時には、家具屋さんにも参加してもらい、具体的なご提案をさせていただきました。藤本様も納得してくださいまして、窓も窓枠もドアも、すべてフルオーダーで作らせていただきました」(渡辺さん)

フルオーダーのガラス窓とガラスドアで、リビングと洋室の雰囲気を一新

4回の打ち合わせを経て、工事がスタート。壁の一部を壊し、下地を作る建築工事と、窓を埋め込みドアを付ける家具工事を行い、約10日でリフォームが完成しました。工事期間中、俊哉さんは海外出張で不在でしたが、紗江さんはマンション内のゲストルームに数日宿泊することができ、毎日、進捗状況を俊哉さんに報告していたそうです。
「床に手をつける工事ではなかったので、予想以上に短期間ですみました。ゲストルームを利用できたおかげで、気軽に様子を見に来ることもできましたし、毎日、写真を撮って、夫に送っていました」(紗江さん)

ガラス窓とドアを開け放すと、まさに二つの空間が一つにつながっているよう。

ガラス窓とドアを開け放すと、まさに二つの空間が一つにつながっているよう。

ガラス窓とガラスドアが無事出来上がり、リビング・ダイニングに新しい表情が生まれました。外国製の家具やオーダー家具でまとめられた藤本家のインテリアとも見事に調和して、しっくりとおさまっています。
「窓枠とドアは天然木で、微妙に茶色を帯びた黒なのですが、何色も色を作ってサンプルを見せていただいたおかげで、イメージ通りのものが出来上がって嬉しいです」と紗江さん。
ご夫婦が一番悩んだのは、開口部の高さ、窓をどの位置まで開けるか、ということだったそうです。

窓とドアはフルオーダー。窓枠、ドアの枠ともに天然木で、インテリアに合わせて吟味を重ねた結果、この色に。

窓とドアはフルオーダー。窓枠、ドアの枠ともに天然木で、インテリアに合わせて吟味を重ねた結果、この色に。

「僕は今あるソファの背の高さに合わせるのがいいと思いました。一方、数センチでも広く窓を開けたい妻は、もう少し下の位置、ダイニングテーブルの高さにしたいと主張。それぞれの高さに合わせて壁にマスキングテープを貼って、あれこれ検討してみましたが、なかなか結論が出ず……渡辺さんのご意見もうかがって、結局、僕の主張が通りました(笑)」(俊哉さん)
今ではその高さでよかったと、紗江さんも納得。光に満ちたリビング・ダイニングはとても居心地がよく、ガラス窓とドアをすべて開け放つと、まさに一つの広い空間にいるようです。

洋室のラウンドテーブルは日本製のオーダー家具。天板はナラ、脚は鉄製。建築家ジャン・プルーヴェのスタンダードチェアを合わせて購入。

洋室のラウンドテーブルは日本製のオーダー家具。天板はナラ、脚は鉄製。建築家ジャン・プルーヴェのスタンダードチェアを合わせて購入。

「ダイニングテーブルを洋室に移したことで、食事の時など、今まで見えなかった外の景色を眺めることができて……何気ないことのようですが、気持ちがいいですね」と紗江さん。
ガラス窓とガラスドアの上部の壁(洋室側)にはロールスクリーンを取り付けました。たとえばお客様が宿泊する際には、このスクリーンを閉めて、洋室を寝室として使うこともできるというわけです。
また、すでにリビング・ダイニングに設置している調湿効果のあるタイルと同じものを洋室のコーナーにも張り、空間としての一体感をさらに高めています。

「最初はリフォーム会社を複数検討していたのですが、やっぱりマンションの分譲会社と同じグループ会社の方のほうが、構造についても一番よくわかっていらっしゃるので安心かなと思いまして。渡辺さんとは打ち合わせをしながら信頼できる方だと確信しましたし、お願いして本当に良かった。とても満足しています」と紗江さん。
「藤本様はとてもご熱心で、議題が出てきた時に、こちらがその解決策を幾つかの選択肢でご提案すると、お願いした期限までにきちんと決めてくださり、非常に助かりました。」と渡辺さん。双方が信頼関係を構築しながら進めることができ、今回のリフォームの成功へとつながりました。

リフォームや小さな手作りを続けて、住み心地の良さをさらに追求

寝室の壁にも調湿効果のあるタイルを使用。ベッドサイドキャビネットは洋室のラウンドテーブルと同じ職人さんにオーダーしたもの。

寝室の壁にも調湿効果のあるタイルを使用。ベッドサイドキャビネットは洋室のラウンドテーブルと同じ職人さんにオーダーしたもの。

藤本さんがもともとこの住まいを選んだのは、利便性の高い都心のタワーマンションである、という環境の良さと、キッチンと一体になったような明るく開放感のあるリビング・ダイニングを気に入ったからでした。このお気に入りの家をさらに居心地よくするために、ご夫婦はこれまでにも小規模なリフォームやちょっとした工夫などを施しています。
たとえば、洗面室の風通しを良くするために、ドアを引き戸にしたり、寝室には調湿効果もあるデザイン性の高いタイルを張りました。

正面奥はパントリーの扉。浄水器一体型のシャワー水栓やディスポーザを完備。

正面奥はパントリーの扉。浄水器一体型のシャワー水栓やディスポーザを完備。

キッチンでは、標準仕様のカウンタートップと吊り戸棚に合わせて、背面に食器棚やスパイスラックなどの収納と天板を設置。冷蔵庫にも棚と同じ木目調のシートを貼って、統一感をもたせています。さらに、キッチン奥のパントリー(食品庫)にブックシェルフを造りつけ、料理本などを取り出しやすく収納する工夫もしています。

新しい洋室のために奥様がこだわり抜いたライト。個々に光の強さ、点灯する数が調節できる。

新しい洋室のために奥様がこだわり抜いたライト。個々に光の強さ、点灯する数が調節できる。

また今回のリフォームで新しくなった洋室の雰囲気に合わせて、照明も一新。
「これはすごくこだわって選びました。ランプシェード部分は日本製の陶器で、柔らかい雰囲気が気に入っています。光の強さや量を調節できるので、光の演出にもちょっとこだわってみたり……夜は、コーナーに貼った調湿効果のあるタイルに陰影が出たりして、いい感じです」(紗江さん)
藤本さんのお宅は、センス良く住まうことの心地よさ、愉しさ、大切さを改めて気づかせてくれます。将来的にはキッチンをアイランド型にして、年をとった時にも動きやすいようにしたい、と新たな希望を語る紗江さん。藤本さんのお住まいはまだまだこれからも進化していきそうです。

その他の写真

リビング・ダイニング中央のコーヒーテーブルは、欧州に駐在した際に購入したもの。スツールがテーブル下に収まる。

リビング・ダイニング中央のコーヒーテーブルは、欧州に駐在した際に購入したもの。スツールがテーブル下に収まる。

パントリーの扉を開けると、奥様お手製のブックシェフルが。取り出しやすく、見た目もおしゃれ。

パントリーの扉を開けると、奥様お手製のブックシェフルが。取り出しやすく、見た目もおしゃれ。

洗面室の扉を開き戸から引き戸にリフォーム。洗面台はビルトイン洗濯機に合わせた高さ。「夫婦ともに背丈があるので、この洗面ボウルの高さがちょうどいいんです」と奥様。

洗面室の扉を開き戸から引き戸にリフォーム。洗面台はビルトイン洗濯機に合わせた高さ。「夫婦ともに背丈があるので、この洗面ボウルの高さがちょうどいいんです」と奥様。

三菱地所のリフォームのご案内

三菱地所のリフォーム

三菱地所ホーム株式会社が注文住宅事業によって培ったノウハウと実績をベースに、株式会社メックecoライフなどが蓄積してきた数々の「暮らしのアイディア」を活用して、新しいリフォームプランを提案いたします。

三菱地所ホーム 渡辺 博久

三菱地所ホーム 渡辺 博久

入社以来、営業職として注文住宅、土地有効活用ソリューション、そしてリフォームと様々な住まいのカタチに携わらせていただきました。
その20年以上の経験をベースに、これからも生活をより豊かに楽しくする住まいづくりをご提案いたします。

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