長期点検スタッフインタビュー｜レジデンスケア｜三菱地所レジデンスの長期住宅サービス

長期点検・メンテナンスサービスで実際にお宅を訪問して点検や
メンテナンスを実施するのが、住まいのプロである長期点検スタッフです。
今回は訪問した際に現場で感じたことや
プロとして日頃から思っていることをインタビューしました。

点検作業と不具合について

お客様は点検の内容や範囲を把握されていましたか？

在塚「実際に点検をしていくと、こんなところまで見てもらえる、一つずつしっかりと見てもらえる…と、ほとんどの方は驚かれます。また、お客様によっては作業を横でご覧になりながら、いろいろ質問される方もおられます。」

点検で見つかる不具合はどのような箇所でしたか？

北村「やはり水回りのトラブルが多いですね。洗面・浴室の水栓やシャワーヘッドの不具合、ホースの漏水、一時止水不良などです。水栓温度調整ハンドルの安全ボタンが固着して動かず40度以上の熱いお湯が出ないとか、キッチン水栓やシャワーヘッドの浄水切替ボタン等が固着して押しづらいなど、毎日使うのでカルキで固まり、水栓に不具合が出てくるようです」

大西「水回りでは温水洗浄便座の便蓋がバタンと落ちてしまってスローダウン機能が効かないとか、キッチンのディスポーザーや浴室換気乾燥機からの異音というのもありました。水回り以外では収納扉の丁番・ソフトクローザーによる開閉不良、建付の不具合、サッシの気密材の破れなど、傷みやすい箇所にはある程度の傾向があります。」

お客様が気付かれなかった不具合というのはあるのですか？

大西「リビングと洋室の間仕切りの小さなガタつきは、気がつかれないことが多いのではないでしょうか。ガタつきは、ネジ頭が飛び出しているので、そのまま使用されていると引き戸に傷がついてしまいます。ネジの締め直しならその場で直せるのですが、傷は保証では対象外になってしまうため、ガタつきに気がついたら早めにご連絡いただけるようにお願いしています。」

在塚「お客様が気づかれなかった箇所の不具合や、毎日使用しているため、気づいてはいたけれど、気に留めていなかった不具合を発見することがあります。そんな箇所をお伝えすると、毎日ストレスだったので、それがなくなったと、とても喜んでいただけますね。また、他の方の家の中を見ることもないので、故障していても不具合と思わなかった。そんな箇所を正常な状態に戻すと、とても満足していただけます。」

お客様からの質問や感想について

お客様から長期点検・メンテナンスサービスについて
質問されたことはありましたか？

北村「もっと大掛かりなことが対象だと思っておられるようで、簡単なことは対象外だと思われているようです。また、逆に大事になると、お金がかかるのが嫌だからと放置されるケースも見受けられます。不具合を放置したまま使い続けても自然に治るものではないので、被害が大きくなる前にご連絡いただくことをお勧めしています。」

お客様に喜んでいただいたアドバイスはありますか？

在塚「生活の中で困っていることをお聞きして、対応の方法をお教えすると大変喜んでいただけます。不具合が出てしまった時の対処の仕方、例えば給湯器などにエラーコードが出た場合は必ずメモすること。そのコードを修理依頼するときに相手に伝えると、故障箇所が分かることを案内するのは大切だと思います。」

お客様へのメッセージ

お客様に何かお伝えしたいことがありますか？

北村「長期点検・メンテナンスサービスは、浴室ドアのゴムパッキンや、網戸の防虫パッキン、排水部品のパッキンの断裂など、かなり細かい部分も保証で対応できるとても良いサービスです。また、生活されていて何か不具合があった時はいつでも窓口へ気軽にお電話されて、これはレジデンスケアで保証できますか？と確認していただければと思います。」

大西「住宅設備機器や水回り、建具、スイッチコンセントのような電気関連は、生活していくと部品が摩耗したり劣化したりすることで不具合を発生させることがあります。不具合を早くに発見していくことで、お客様の家を長期的に大切にすることができます。そのために長期点検・メンテナンスサービスをぜひご利用ください。」