スマイラボ｜三菱地所グループの暮らしに関する研究室～マンションの新しい暮らし方～

#01 バルコニーに作業台とシンクを置く（洗濯物を干す場所を考える）

今回から数回に分けて洗濯物をどこで干すかについて考えてみたいと思います。 家事の中でも洗濯動線はとても大事。洗濯物を干すのは意外と手間がかかるものです。最近では室内干しをする方や洗濯乾燥機などを活用する方も増えていますが、やはり太陽の下で干した洗濯物は気持ちのいいもの。今回はバルコニーで干すことを考えた時に、こうだったらいいのにということを考えてみました。 まずはバルコニーにも作業台があったらいいですね。そして水が使えるようにシンクもあったらいいと思います。その横の壁にもフックやハンガーバー、コンセントなどもあると便利です。また作業台の下はバケツをおいたり洗濯かごを置いたりと収納スペースになっていると整理がしやすいでしょう。  

 

 

 

 

このような作業台やシンクがあれば、ちょっとものを置いたり、ぞうきんを洗ったりと何かと便利です。
さてこうした作業台とシンクですが、洗濯物だけでなく植栽の水やりや道具の手入れなどにも便利です。洗濯物がない時に緑を配した魅力的な外部空間を演出することは室内を快適にします。  

 

 

さらに植栽については、絵のように手すりの上にも植栽を置けるようにしてあるのはどうでしょう。最近ではゴーヤなどの緑のカーテンを育てるのもはやっていますが、ネットをどう美しく付けるかは悩むもの。バルコニーの天井の下にネットや木製の格子などをかけるフックもあらかじめつけておきたいと思います。
そのほか子どもの行水などの時も近くに水栓があれば、わざわざ水を汲みにいかなくても済むでしょう。

 

いかがでしょうか。ちょっとしたアイデアですが、これだけでも、洗濯物を干すバルコニーは楽しい空間になりそうです。

 

しかし、実は今の既存のマンションでは買ってからこの様にすることはできないのです。なぜならバルコニーは共用部分で、その壁に穴をあけたりすることができない規則になっているからです。こうしたことをあらかじめ想定してフックを付けたり、あとでも取りつけ可能な規則を用意した新しいマンションができればいいと私たちは思っています。

 

きっとみなさんにも、こんなものがあったらいいというものはあると思います。是非ご意見ください。次回はさらに洗濯動線と洗濯物を干す場所の関係をもう少し掘り下げてみたいと思います。  

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今回のあったらいいな