#06 ペットを飼っていない人にとっての快適性を考える(できたらいいのに管理編)

今回はペットを飼っていない人にとってペットを飼っている人といかに共存していくかということを考えてみたいと思います。最近のデータでは何かしらのペットを飼っている方は40%近くもいるといいます。犬は16%、猫は11%、そのほかの動物は11%という数字です。
こうした背景もあって、ペットを飼えるマンションは増えてきています。しかし、ペットを飼ってない人も60%もいるというのも事実です。共同で住むという事は、こうした様々な人達がそれぞれの立場で心地よく快適に住むという事を考えなければなりません。ペット好きの人にとって必要な物やサービスは何かという議論はよくされますが、今回はあえて、ペットを飼っていない人がペットを飼っている人といかに快適に共存していくのかということを考えてみたいと思います。

 

もっとも多い課題は、犬が吠える鳴き声でしょう。外の物音や、他の動物の気配で犬が吠えるときの鳴き声は、近隣とのトラブルの原因になります。防音のために玄関ドアや窓を工夫する必要があるでしょう。特に玄関は、床とドアとの隙間をなくすために、防音材をつけたりしたいものです。

 

また、犬の足の汚れや糞の始末も考えたい物です。散歩から帰って泥んこになった足を外で洗ったり、犬用のトイレを設けてそこで流してしまう方が、双方にとって快適なようにも思えます。
エレベーターについても工夫が必要かもしれません。ペット専用のエレベーターとまでは難しいでしょうが、ペットを同伴している場合は、待っている時に、ペットがエレベーター内にいることの表示が見えれば、ペットと同じエレベーターに乗りたくない人にとっては安心です。乗ってから気まずい思いをすることはなくなるでしょう。
その他、廊下の仕上げなども、爪のひっかき音が気にならないような素材にすることで、ペットにとっても滑らず歩きやすい環境となるかもしれません。

 

管理細則についても気になる事もあります。ペットの数の制限はあったほうがいいでしょうか、またはなくてもいいのでしょうか。
リードは必要なのでしょうか、それともあまり気にならないでしょうか。
こうしたこともペットを飼っていない人の意見を聞きたいところです。

 

ペットを飼っていない人にとっての「あったらいいな」。このことはペット好きな人にとっても余計な気を使わずに快適に暮らすための条件になるとも言えるでしょう。是非みなさんのご意見やアイデアを教えてください。  


今回のあったらいいな

機能やスペース
「あったらいいな」防音ドア、防音サッシ、防音換気口 「あったらいいな」足洗い場(お湯が出る)、ペット用トイレ(糞を捨てる場所) エレベーターのペット同伴時の表示  

管理細則

 

「管理細則」大型犬NG 「管理細則」犬、猫の数の制限、リードをつける、抱えて移動する 「管理細則」ベランダや専用庭では犬を飼わない